トランプは２月の時点でコロナウイルスの脅威を知っていた（２０２０年、アメリカ）

　この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/ZmLswjprmD4

原題：Tapes show Trump acknowledging coronavirus threat in February

あらすじ…トランプは２月の時点でコロナウイルスの脅威を知っていた。

　インタビュアーのボブ・ウッドワードは大ベテランの記者で、ホワイトハウス内幕本『恐怖の男　トランプ政権の真実』を出版しています。
　それでは拙訳をどうぞ。

【拙訳】
２０２０年２月７日
ウッドワード「それで、習（近平）国家主席は昨日何と言ったのですか？」
トランプ「ああ、多くは…ウイルスについてだ。彼はうまくやるだろうと私は思ったよ。だけどほら、とてもトリッキーな状況だろ。それは…」
ウッドワード「たしかにそうですね」
トランプ「それは、それは空気を伝って来るんだ、ボブ。それはいつも接触（感染）より手ごわい。ほら、接触、接触する必要はないだろ？　だけど空気だ。空気は吸うだろ、それが感染する方法なんだ。だからそれがとてもトリッキーなものなんだ。とてもデリケートなものなんだ。君の、ほら、君の（言う）活発なインフルエンザより致命的でもあるんだ。ほら、みんな気付いてないけど、毎年２５０００人、３００００人が死んでるんだ。誰かそのことを考えたことあるか？」
ウッドワード「わかります。とても忘れられています」
トランプ「つまり、とても不思議なんだ」
ウッドワード「そのためにあなたは何ができるので…」
トランプ「それから私は言ったんだ、ええと、それは同じことか？　これはもっと致命的だ。これは５パー、ほら、（新型コロナとインフルエンザの致死率が）５パーセント対１パーセントで、１パーセントより少ない。な？　これは致命的なものなんだ」

２０２０年３月１９日
トランプ「今や（感染するのは）年寄りだけじゃないと判明しているよ、ボブ。だけどちょうど今日、それと昨日、いくつかの驚くべき事実が明らかになった。年寄りだけじゃなくて…」
ウッドワード「ええ、その通り」
トランプ「若者も、多くの若者もだ」
ウッドワード「だから…」
トランプ「何が起こるのか注視している」
ウッドワード「どなたかと話をして、ファウチあるいはあなたのお考えになっている中心人物の誰かと話をしてはいかがでしょうか。というのは、公式記録では『なんてことだ、重力では殆ど不可解で説明できない』ということが明らかだからです」
トランプ「ええと、思うに、ボブ、本当に、君に正直に言うと…」
ウッドワード「もちろん、そうあってほしいものです」
トランプ「私は…私はいつもそれを軽く見せかけたかった。今も軽く見せかけたい」
ウッドワード「はい…」
トランプ「なぜならパニックを創り出したくなかったからだ」

　トランプからよくここまで引き出したものだ。

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