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植松壽樹歌碑(浄真寺)

 東京都世田谷区の浄真寺(九品仏)参道にある、植松壽樹(ひさき)歌碑を解読してみました。

植松壽樹歌碑

【碑文】
(表)
掃きよせて落葉焚く間も銀杏の樹
やまずしこぼす黄なるその葉を 寿樹

(裏)
(※短歌一首。解読できず) 寿樹
     歌碑銘
 植松壽樹 明治二十三年二月十六日東京四谷に生れ長じて慶應義塾大学理財科を卒業
 実業界に入り 後に芝中学校(現芝学園)に職を転じ 爾来歿するまで教職にたずさわる 歿年昭和三十九年二月二十六日
 明治三十八年久保田空穂の十月会に参加 若くしてすでに歌人としての風格を備え 大正三年「国民文学」創刊と同時に参画したが 昭和二十一年自ら「沃野」を創刊し主催する 著書のうち 歌集には碑面の一首を含む「庭燎」(大正十年八月)を始め 「光化門」「枯山水」「渦若葉」「白王の木」など 研究には「近世万葉調短歌集成」其他 近世家人の研究書数冊がある また能書家であった父千春に学び 若きより壽樹もまた書をよくした ここに頭刻の一首をのこして永くとどめることとする 碑面の一首は「庭燎」所収のもので 当時好んでこの地を逍遥した折の所産である
   昭和四十五年六月吉日
     植松壽樹歌碑建設委員会 編

 植松壽樹(寿樹とも書く。1890-1964)は大正・昭和期の歌人。
 詩人がこの寺の境内をブラブラ歩きながら詩想を練っていた…。この歌碑はそんなことがあったんだということを示しています。
 私も寺の境内を歩き回ってみましたが、広くて歩き甲斐がある上、石碑もそこそこ多く、しかも九品仏が鎮座ましましている。その上、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で人も少ないようだ。私は詩を詠みませんが、詩想を練るにはいい環境なのでしょう。

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