宮澤賢治詩碑(妙寿寺)
烏山寺町の妙寿寺(日蓮宗)の宮澤賢治詩碑を解読してみました。
石碑の表側は宮澤賢治の詩「雨ニモマケズ」が刻まれていますが、この作品自体はあまりに有名なのでここでは割愛(尚、宮澤賢治が日蓮宗の熱心な信徒であったこともこれまた有名)。裏側の文だけ載せておきます。
【碑文】
(裏)
立正安国論進覧 七百五十年記念
宮澤賢治詩碑建立
維時 平成二十年十月三日
『立正安国論』は日蓮宗の開祖・日蓮の著作で、蒙古襲来(元寇)を予言していました。文応元年(1260年)、日蓮はこの著書を鎌倉幕府執権・北条時頼に提出。碑文中の進覧とはこのことを指します。
で、その結果どうなったのかというと、日蓮は弾圧されました。しかしそんなことでへこたれる日蓮ではなく、それこそ「雨ニモマケズ風ニモマケズ」、折伏(しゃくぶく)を続けるのであった。めでたしめでたし(?)。
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