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素洲の句碑(高安寺)

 東京都府中市の高安寺の境内にある素洲の句碑を解読してみました。

素洲の句碑(高安寺)

【碑文】
(表)
秋晩(おそ)
日が禅林の
石に沁む
   素洲

(裏)
昭和五拾年十月五日建之
府中市俳句連盟
樹海■
外有志一同
石工荻原■■

※■は解読できず。

 石碑の裏側はスペースがあまりなく、ちょっと覗いただけでは何が書いてあるのかよくわかりませんでした。そこでデジカメを隙間に突っ込んでどうにか撮影。一部解読できなかったものの、大体は読めました。
 さて、それでは碑文の内容について少々。
 俳句の作者の素洲は宮崎素洲という人物らしいのですが、詳しいことは知りません。
 それから、句の中の「禅林」とは禅宗の寺という意味。この句碑が立っている高安寺はもちろん禅宗の寺です。
 又、冒頭に「秋晩き」とあるということは、季節は晩秋ですな。この頃になると日差しがめっきり弱くなります。そんな日差しが禅寺の石に当たっても、夏場の灼けるような暑さにはなりません。冷涼な空気に較べて、ほんのり暖かくなっている、といったところでしょうか。

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書評」カテゴリの記事

コメント

鈴木しづ子さんの職場の上司であり
句会の先輩ですね。
いつか訪ねてみたいと思います。

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