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感戴碑(江島神社)

 江の島の江島神社境内にある、この石碑を解読してみました。

感戴碑(江島神社)

【碑文】
感戴碑
明神降鑑衆生福智
   安岡正篤撰及書

(裏)
昭和四十二年五月吉日
    中川懐春発願
    茅ヶ崎
    宮田工業株式会社建立

 タイトルの「感戴」は、ありがたくおしいただくこと。何をおしいただくのかというと、その次の「明神降鑑衆生福智」の部分だと思われます。
 それから、碑文の「鑑」の字について少々。石碑に刻まれた当該部分の文字を手許の漢和辞典で調べてみると、鑑の別字とありました。ですので、ここでは鑑の字を用いることにします。(※オリジナルの文字は環境依存文字)
 次に、人名と会社名について。安岡正篤(まさひろ)は陽明学者で、中川懐春は中川機械の社長。宮田工業株式会社は現・モリタ宮田工業株式会社で、消火器を作っているところです。
 碑文をざっと読む限りでは、「ここに石碑を建てよう」と言い出したのが財界人・中川懐春で、それに応えて揮毫したのが学者・安岡正篤、そして資金を出したのが宮田工業といったところでしょうか。
 では明神とは誰か? そもそもこの石碑が建っているのが江島神社であることから、その祭神である弁財天を刺す、と見ることができます。あるいは、ここで特に誰とは指定していないので、弁財天を含む明神一般、という解釈もできます。
 で、その明神が天から地上に降りてきて、人々の幸福と智識・智恵をご覧になってよくよく考えて下さる、ということですな。

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