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ピート・ブティジェッジが戦争終結の展望を語る(2019年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/EPTbO1jPAQY

出演:スティーブン・コルベア、ピート・ブティジェッジ
原題:Afghan Veteran Pete Buttigieg Has A Vision For Ending The War
備考:対談

あらすじ…アフガン帰還兵のピート・ブティジェッジが戦争終結の展望を語る。

 ピート・ブティジェッジは2020年アメリカ大統領選挙の民主党候補の一人。ゲイを公言していることで有名。又、コルベアの番組に出演しているのも選挙活動の一環です。

 さて、ここに出てくる戦争云々について簡単に説明しておきます。
 2001年9月11日、アメリカで同時多発テロが発生しました。いわゆる911テロです。
 911テロの実行犯はイスラム原理主義過激派のテロ組織アルカイダであり、当時そのアルカイダに軍事基地を提供していたのがアフガニスタンのタリバン政権でした。
 アメリカはアフガニスタンに攻め込み、タリバンを政権の座から引きずりおろしたのですが、殲滅するには至らず、その後もグダグダな戦いが続いて今に至っています。18年も続けていていまだに終わらせられないでいるのです。

 さて、こちらの動画をチェックすると、ピートもコルベアも奥歯にものが挟まったような物言いだったので、和訳は難航しました。正直言って自分でも翻訳が怪しいと感じるところが幾つかあります。
 それでは拙訳をどうぞ。

【拙訳】
コルベア「やあ皆さん、ただいま戻りました。大統領選を戦っているピート・ブティジェッジ市長です! 私が知っている限りでは、あなたは民主党の中ではアフガン戦争の帰還兵である唯一の候補者です」
ブティジェッジ「その通りです」
コルベア「OK。合衆国は現在、タリバンとサシで交渉しています。そして私の理解では既に暫定合意の兆候があります。彼らは信頼できるでしょうか? あなたのご意見は? タリバンと交渉できますか? そしてもしそうなら、どのように私たちに撤退してほしいでしょうか?」
ブティジェッジ「重要なことは、実行可能な実りある取引をすることができるということを確認することです。だから私は、タリバンは自分たちが良きあるいは偉大な人々のグループみたいなものだという考え方の面で信頼しているかというと、そうじゃない。だけど定義によると、誰かと和解している時は、敵と和解しているんです。それが、交渉のテーブルに着く理由です。私にとって本当の問題は、アフガン政府は、ほら、合法的に選ばれたアフガン政府はこのプロセスの対極に位置しているということです。そして思うに、彼らは歩み寄る必要がある。最終的には我々が撤退したら、左翼・右翼・タリバン・アフガン政府・国際社会が合意できる唯一のことは我々の撤退だけなんです。疑問なのは、撤退していいのか、悪いのか。アメリカの安全を守る必要があるというどんな保証であれ、我々は撤退しなければならないと思います。ただしアフガン政府とうまくいくために必要なこと全てをやらされることなく、ですが」
コルベア「何年もの間私たちがアフガニスタンを撤退することを望まなかった理由は、実際に撤退したいと言うことができないか、彼らがタリバンと全く交渉する気がないということです。撤退したいと前もって言うのは間違いだと思いますか?」
ブティジェッジ「ええと、絶対に、もし私たちが、例えば、アメリカの政治日程によって決定されるようなら、現在の政府に何かが起こるんじゃないかと少し心配しています。繰り返しますが、理解しているのは私たちはやらなければならない、ということだと思います。私たちの出発のタイミングと方法に基いた力点があり、同様に何らかの種類のどんなインテリジェンス機能でも持つでしょう。それが政治的解決を得るのに役立つ力点の一つです。私たちは撤退するための政治的解決を得なければなりません。あなたは今から数週間後には入隊するのに十分な18歳かもしれないし、911テロで生きていなかったかもしれません。私たちが何か別のことをしない限り、911テロで生きていなかったアメリカ人の被害者が浮かばれることはないでしょう」
コルベア「どうもありがとうございました。健闘を祈ります。どうかアメリカを変えて下さい。ピート・ブティジェッジ市長でした。次はグラハム・ノートンです!」

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