池井戸潤「ローンカウンター」
あらすじ…連続婦女暴行殺人事件が起き、山北史朗刑事は捜査するが犯人の手掛かりは掴めなかった。そんな中、山北は銀行へローンを借りに行くことに。
巻末の解説(P313-321)によると、ここで山北が出会う銀行員・伊木遥は長編作品『果つる底なき』の主人公とのこと。私は『果つる底なき』は未読ですが、「ローンカウンター」は一つの独立した作品なので、一読者として楽しむ分には未読でも問題あるまい。
寧ろ、ここで伊木遥という銀行員の素人探偵に興味がわいたら、『果つる底なき』をどうぞ、といったところでしょうか。
【参考文献】
池井戸潤『銀行狐』講談社(目次)
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