日高義樹『2020年 石油超大国になるアメリカ――追い詰められる中国 決断を迫られる日本』ダイヤモンド社
本書は2013年5月13日発行。アメリカではオバマ政権の2期目がスタートして数ヶ月経った頃です。
さて、本書のタイトルにある「石油超大国になるアメリカ」とはどういうことでしょうか。本書の記述によると、アメリカが「二〇二〇年、世界最大の産油国になる」(P25)とか。本当にそうなるのならば、日本にとっても石油の安定確保につながるというメリットがありますな。本当にそうなるのなら、ね。
なぜ私がこんな風に書くのかというと、現時点でそういう話がこっちまで聞こえてこないから。まあ、私は今、トランプ政権のドタバタぶりに注目しているので、石油関連の情報を聞き逃しているだけなのかもしれません。
ああ、そうそう、アメリカが石油を大増産すれば、トランプ大統領はツイッターで、「俺の手柄だ!」と誇示しそうなものです。そのツイートが真実か「もう一つの真実」なのかはともかくとして…。
【参考文献】
日高義樹『2020年 石油超大国になるアメリカ――追い詰められる中国 決断を迫られる日本』ダイヤモンド社
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