リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い(2003年、アメリカ)
監督:スティーブン・ノリントン
出演:ショーン・コネリー、スチュアート・タウンゼント、ナサーラディン・シャー、ペータ・ウィルソン、トニー・カラン、シェーン・ウエスト、ジェイソン・フレミング
原題:The league of Extraordinary Gentlemen
備考:アクション・アドベンチャー
あらすじ…19世紀末、驚異のハイテク兵器を駆使して世界征服を企む“ファントム”率いる謎の集団に、全世界の平和が脅かされていた。その脅威に対抗すべく、大英帝国は伝説の力を秘めた7人の超人たちを呼び寄せ、超人同盟“ザ・リーグ”を結成した――(パッケージの紹介文より引用)
少々調べてみたところ、ファントムの元ネタはガストン・ルルーの『オペラ座の怪人』。とすると、マスクの下にただれたような傷があるのも納得。
それから、ネモ船長の部下イシュマエルはハーマン・メルヴィルの『白鯨』の主人公。ただし、主人公といっても普通の船乗りなので、特殊能力などはありません。
尚、上記の2作品及び『ジキル博士とハイド氏』(※)を映像化したものを、当ブログにてレビューしております。記事の末尾にリンクを貼っておきますので、参考までにどうぞ。
最後に、モリアーティ教授についても言及しておきます。
モリアーティ教授はシャーロック・ホームズ最大のライバルと言ってよい存在で、公式にはライヘンバッハの滝に落ちて死んだことになっています。
ネタバレ防止のために彼がいつどこで登場するのかは伏せておきますが、この映画では「実は生きていた」という設定になっています。
そもそも一緒に落ちて死んだことになっていたシャーロック・ホームズだって生還したんだから、モリアーティが生きていても不思議はあるまい。特に人気の高いヴィラン(悪役)なら簡単には死なせてもらえない。
※この映画ではジキル博士&ハイド氏も登場。ただ、ここでのハイド氏は超人ハルクのようなパワー系の巨漢になっています。
【関連記事】
・オペラの怪人(1943年)
・ジキル博士とハイド氏(1912年)
・白鯨
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