新元号「令和」発表の報を受けて
新元号「令和」の出典は『万葉集』であると聞き、自室の書棚から『万葉集』と漢和辞典を引っ張り出して少々調べてみました。
出典の文章は『万葉集』巻五の814番歌と815番歌の間に位置する「梅花歌卅二首并序」です。
この序文の冒頭に「天平二年正月十三日」とあり、西暦だと730年。今からおよそ1300年前のことです。
で、文章(漢文)の大意は、正月にみんなで集まって宴会を開き、そこで梅の花を題材にして歌を詠んだ、というものです。なかなか風流ですな。寒そうではあるけれど。
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