リア王(1910年、イタリア)
この映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/wTPf_Iq2EYI
監督:ジェローラモ・ロ・サヴィオ
出演:エルメーテ・ノヴェッリ、フランチェスカ・ベルティーニ、オルガ・ジアンニーニ・ノヴェッリ
原題:Re Lear
英題:King Lear
原作:ウィリアム・シェイクスピア『リア王』
備考:悲劇、モノクロ彩色、無声
あらすじ…リア王は自分の王国を3人の娘に分け与えることにする。その際にリア王は娘たちに、自分をどれだけ愛しているかを言わせることに。だが、末娘のコーディリアだけはそれを言うことができずに…。
原作は10年程前に読んだので細かいところは憶えていないのですが、ともかくも長編だったことは確かです。それをこの作品では16分にまとめていて、色々と枝葉末節を省いているのがわかります。
さて、終盤でリア王は、小さな木の枝(あるいは草?)で死んだコーディリアの口をつつく仕草を見せます。この一事だけでもリア王がどれだけ狂っているかが表現されています。
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シェイクスピア(目次)
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