イスラム国の潜伏工作員の攻撃はイラク北部で依然として脅威(2018年、カタール)
このドキュメンタリーは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/tn8Zdm0PRI0
原題:ISIL sleeper cells attacks remain a threat in northern Iraq
製作:アルジャジーラ
備考:ドキュメンタリー
あらすじ…イスラム国(ISIS、ISIL、IS)の潜伏工作員の攻撃がイラク北部で続く。
こちらの映像には死体こそ登場しませんが、生々しい血の跡が出てきます。苦手な方はご注意ください。
さて、それでは拙訳をどうぞ。
【拙訳】
アーメド・サリムは、そのような無力な状態で5人の子供たちに見られるのには慣れていません。その警察官は2週間前まで、家族の保護者で唯一の働き手でした。彼はアルビールのクルド自治区政府の行政府本部ビルの守衛でした。
アーメド・サリム「午前7時22分のことでした。彼らはサンダルを履いた子供たちで、私は彼らが何かやるとは思いませんでした。覚えているのは爆発だけです」
3人の男は銃と手榴弾で武装し、サリムを撃って建物内に侵入しました。彼らは治安部隊との4時間に及ぶ銃撃戦で死ぬまでに、3人の人質を取って1人を殺しました。
サリムは首、腕、足を動かすことができないので、食事を運んでもらったり着替えさせてもらったり運んでもらわないといけません。
アーメド・サリム「神の望むままに。私は理学療法を受けねばなりません。できることなら一刻も早く回復したいです」
治安部隊の長官は、ISILの目標はアルビールの知事であり、一般的に賑やかな自治体の建物で可能な限り多くの人を殺すことだったと言います。
タリク・ノーリ「ISILはキルクークとマフムードの街にいます。これらは今や潜入工作員がいて、そこでは彼らが再編成されています」
ナターシャ・ゲネイム「クルド自治区の安全保障理事会は、この最近の攻撃はISILの復活の兆候ではないと言っています。むしろ、それは彼らがここ11年間に5回行なった、断続的な攻撃パターンの一部だと」
さて、ハディは14年前のテロ攻撃とされる事件で前任者が他の11人と共に殺された直後に知事になりました。彼は、自分の人生の中で(ISILが)複数回試みたにもかかわらず、ISILはクルド自治区で勢いを得たとは思わないと言います。
ナウザド・ハディ「宗教的な面からも、我々の政府からも、コミュニティ間の合意を言うのはいいことです。私たちはこれをISに反映する必要があります」
アーメド・サリムは自分のキャリアを再開することに専念しています。彼は人生のほぼ半分が警察官でした。今のところ、彼は回復に集中する必要があるとわかっています。一度に一本の指とつま先を動かす。
アルビールよりアルジャジーラのナターシャ・ゲネイムでした。
ナウザド・ハディの発言はちょっとわかりにくい。ただ単に私の翻訳が下手なだけですが、インタビュー映像が短いのも発言をわかりにくくしているような気がします。
それにしても、イスラム国を壊滅させたからといっても、それで安心してはいけない。生き残った構成員は地下に潜って捲土重来を期し、「国家」(※)の再興を虎視眈々と狙っているというわけですな。
※イスラム国は国家を自称しているが、どこの国の政府からも国家として承認されているわけではない。
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