聖セバスティアノ(1911年、イタリア)
この映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/kXQA2wMiUVw
監督:エンリケ・サントス
出演:ジョゼッペ・ガンバルデラ、アムレト・ノヴェッリ、エナ・サレド
原題:San Sebastiano
備考:モノクロ、無声、宗教劇
あらすじ…キリスト教が迫害されていた頃の古代ローマ。百人隊長のセバスチャンはキリスト教徒であることがバレてしまい、皇帝は彼の捕縛を命じる。
聖セバスティアノ(セバスティアヌス、セバスチャン)は3世紀の殉教者で、柱に縛り付けられた状態で矢を射られる姿で描かれます。
この作品でも最後には彼の処刑シーンが登場。ただし、実際には矢を放つ直前で終わっています。当時の演出ではここまでといったところか。
ちなみに、この聖人は同性愛のアイコンにもなっていて、三島由紀夫の小説『仮面の告白』では主人公がグイド・レーニの絵「聖セバスチャン」でシコった話が出てきたり、三島由紀夫が聖セバスチャンに扮していたりします。
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三島由紀夫『仮面の告白』新潮社(2)
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