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竹腰将弘・小松公生『カジノ狂想曲 日本に賭博場はいらない』新日本出版社

 タイトルで一目瞭然ですが、日本でのカジノ解禁に反対する本。
 本書の中でカジノ反対論を述べる議員が日本共産党の議員ばかりだなあと思っていたら、巻末の奥付の「著者紹介」にこうありました。

竹腰将弘(たけこしまさひろ)
 1961年北海道生まれ。「しんぶん赤旗」社会部記者

小松公生(こまつきみお)
 1956年岩手県生まれ。日本共産党政策委員会 政治・外交委員

 しんぶん赤旗は日本共産党が発行する機関誌であることは改めて申し上げるまでもありますまい。又、本書を発行している新日本出版社は共産党系の書籍を多く出版しているところです。
 そもそも日本共産党はカジノ解禁に反対しており、本書はその主張を形にしたものだ、と見ることができるのです。

 さて、本書の中味についても少し取り上げることにしましょう。
 本書ではカジノの問題点を色々と挙げていますが、その中でこんなことを書いています。

 さらに問題なのは、カジノを開設したからといって、自動的に成功が保障されているわけではないということです。つまり、大王製紙の井川前会長のようなVIPをどれだけ確保できるかが、カジノの運営と収入を決定的に左右します。(P131)

 そういえばドナルド・トランプもカジノ経営には失敗していましたっけ(トランプ・タージ・マハル)。
 それにしても、「井川会長のようなVIP」ですか。彼らVIPは、自分のポケットマネーだけで遊んでいる分にはいいんでしょうけど、引用文中に出てきた井川意高(もとたか)氏のようにやらかしてしまうのは困る。大王製紙がどれだけダメージを負ったのかを見れば、井川氏の「自己責任」だけでは到底片付けられないからです。

【参考文献】
竹腰将弘・小松公生『カジノ狂想曲 日本に賭博場はいらない』新日本出版社

【関連記事】
苫米地英人『カジノは日本を救うのか?』サイゾー

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