浅田次郎「薔薇盗人」
あらすじ…洋一少年が豪華客船の船長で航海中の父に手紙を送る。
主人公の母親は夫が長期不在で暇を持て余した有閑マダム。そして主人公の担任の先生(ニック)は若くてイケメン。あっ…(察し)。
どういうことかは本書を読んでのお楽しみとさせていただきますが、薔薇盗人の正体を含めて子供の洋一少年にはわからないものの大人の読者には「ああそうか」とわかる仕組みになっています。
【参考文献】
浅田次郎『薔薇盗人』新潮社
« ファントーシュたちの恋のさやあて(1908年、フランス) | トップページ | なまくら刀(1917年、日本) »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- ローレンス・サンダーズ『ホワイトハウスの悪魔』早川書房(2022.07.19)
- 小泉八雲「悪因縁」(2021.08.08)
- 小泉八雲「人形の墓」(2021.08.07)
- 小泉八雲「雪おんな」(2021.08.06)
- 小泉八雲「茶碗の中」(2021.08.05)
コメント