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『SALUS 4 Apr 2018 vol.205』東京急行電鉄株式会社

 「INFORMATION」(P30-31)にこんな記事を発見。

集英社の雑誌『LEE』特別編集
オリジナルマガジン『SENSE UP LEE』
4月7日(土)より無料配布!

 機会があれば入手しておきましょうかね。機会があれば。

SALUS 4 Apr 2018 vol.205

【追記】
 『SENSE UP LEE』は結局入手できずじまいでした。

サタデー・ナイト・ライブ:ホモのサマーキャンプ(2013年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/eGx7tiNofVc

原題:Gay Camp - Saturday Night Live
備考:コメディ

あらすじ…サマーキャンプが始まる。スタッフのマーヴィンが同性愛の生徒たちをノンケにしようとするが…。

 サマーキャンプとは夏季休暇に小学生やティーンを対象にして行われるキャンプ。ここで同性愛の子供たちをノンケ(ストレート)に「矯正」しようというものですが、もちろんサタデー・ナイト・ライブの作品だからストレートに行くはずはない。
 尚、作品中に紹介される映画は、フランシス・フォード・コッポラ監督の「アウトサイダー」。私は未見ですが、どうもゲイ的な要素があるらしい。男同士の熱い友情の物語…あっ…(察し)。

酒井茂之『東京ご利益スポット散策ガイド』明治書院

 東京都23区の神社仏閣を掲載。

 本書P195に、当ブログの日記コーナーで取り上げたことのある「お岩(於岩)さま墓碑・妙行寺」がありました。
 「お岩さまのお墓に卒塔婆を差し上げ願をかけると、必ずかなうといわれている」(P195)とのこと。なるほど、神社に絵馬を奉納するのと同様、こちらでは卒塔婆を差し上げるのか。

お岩さんの墓(筆者撮影)

【参考文献】
酒井茂之『東京ご利益スポット散策ガイド』明治書院

【関連記事】
お岩さんの墓(妙行寺)

なまくら刀(1917年、日本)

 このアニメは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/awVVpIVVh8g

備考:モノクロ、無声、アニメ

あらすじ…刀を手に入れた侍は早速それを使って辻斬りをしようとする。

 ユーモラスに描写されていますが、主人公(侍)がやってること(辻斬り)は決してほめられたことじゃない。というより犯罪です。良い子のみんなはマネしちゃいけませんよ。

 それから、よく見ると侍は片目だけ回しているところが出てきます。よくそんな芸当ができるものだ。

浅田次郎「薔薇盗人」

あらすじ…洋一少年が豪華客船の船長で航海中の父に手紙を送る。

 主人公の母親は夫が長期不在で暇を持て余した有閑マダム。そして主人公の担任の先生(ニック)は若くてイケメン。あっ…(察し)。
 どういうことかは本書を読んでのお楽しみとさせていただきますが、薔薇盗人の正体を含めて子供の洋一少年にはわからないものの大人の読者には「ああそうか」とわかる仕組みになっています。

【参考文献】
浅田次郎『薔薇盗人』新潮社

ファントーシュたちの恋のさやあて(1908年、フランス)

 このアニメは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/8fS-7fn-C9U

監督:エミール・コール
原題:Un Drame Chez Les Fantoches
備考:モノクロ、無声、アニメ

あらすじ…ある一人の女性を巡って男がアプローチする。

 ファントーシュはフランス語で操り人形の意味。ここでは作品の登場人物を指します。そういえば彼らの動作がどことなく操り人形っぽく見えますな。
 それから、アプローチの方法が住居不法侵入やスカート強奪など、普通に考えてそれ犯罪だろ、というのが出てきます。念のために言っておきますが、良い子のみんなはマネしちゃいけませんよ。そんなことをしても彼女のハートを射止めることはできませんからね。

浅田次郎「ひなまつり」

あらすじ…夜、小学生の弥生が自宅で一人留守番をしながらボール紙の雛飾りを作っていると、そこへ母親の恋人だった吉井がやってくる。

 こんなセリフを発見。

「渋谷橋からね、渋谷が見えるんだよ。ねえ、ちょっとだけ」(P258)

 少々調べてみると、渋谷橋は今もあり、JR恵比寿駅の近くにあるらしい。恵比寿と渋谷は近いから、当時(1964年の東京オリンピック開催直前)は見えたのでしょうな。今はどうだかわかりませんが。
 尚、主人公と母親はそこから更に歩いて三軒茶屋の自宅まで歩いて帰るのですが、ちょっと距離があります。私は恵比寿から三軒茶屋まで歩いたことはありませんが、三軒茶屋から渋谷まで歩いた経験はあり、手許の地図で確認すると直線距離は大体同じくらい。う~ん、あれぐらいなら歩けるか。

【参考文献】
浅田次郎『薔薇盗人』新潮社

トランプと習近平のトランプゲーム(2018年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/-NE_L4qLBkA

原題:Trump And Xi's High Stakes Poker Game
備考:コメディ

あらすじ…各国首脳が集まってゲームをするが、トランプは習近平と一騎打ちになる。

 賭け金としてノーベル平和賞や金正恩、エリック・トランプ(※次男)も登場。そんなもん賭けるなよ! つーかエリック返されてるぞ!

 尚、原題の"High Stakes Poker"は、かつて放送されていたアメリカのテレビ番組。ルールは知りません。

ドナルド・トランプ

【関連記事】
ドナルド・トランプ(目次)

浅田次郎「佳人」

あらすじ…老母が自分の部下(吉岡)に見合いをさせてはどうかとすすめてくる。とりあえず吉岡と母を会わせてみることに。

 ユーモアあふれる小品。
 ネタバレ防止のために結末は伏せておきますが、最後のオチには笑っちゃいました。ともかくもハッピーエンドってことでいいんじゃないでしょうか。

【参考文献】
浅田次郎『薔薇盗人』新潮社

鉄鋼の街はトランプ大統領の公約の実現を待ち望む(2018年、アメリカ)

 このドキュメンタリーは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/jxHA_exAG38

出演:ジョン・ゴロン、シェルドン・デーヴィス
原題:Steel town waits for President Trump's promises to come true
備考:ドキュメンタリー

あらすじ…かつて鉄鋼産業で栄えたペンシルベニア州モネッセン。その地の住民たちは、トランプが大統領選挙の時に約束した鉄鋼産業の復活を待ち望んでいる。

 この映像作品の舞台はラストベルトの一角で、大統領選では多くの住民がトランプに投票したとのこと。
 尚、実現を待ち望む、ということはまだ実現していない(=トランプは約束を果たしていない)ってことです。実際、工場の廃墟や寂れた商店街が何よりの証拠。それにしても、これらを見ると、デトロイトの光景を想起しますな。
 トランプ大統領だって一応、EUや日本などに鉄鋼関税を課したりと、何もやってないわけじゃない。ただ、これくらいのことで昔日の栄光を取り戻せると思うのは甘すぎるでしょうな。

【関連記事】
ドナルド・トランプ(目次)

浅田次郎「奈落」

あらすじ…高層エレベーターで転落死した男の葬儀が執り行われる。

 葬儀に参加した者たちの会話を通して、故人(片桐忠雄)の人物像が浮き彫りになってゆく、というものです。最初はOLたち、次に通夜の番人、そして会社の同期2人、最後に会長と社長。
 ただし、彼らは事件の全体像を把握しておらず、又、各人の情報を取りまとめる探偵役も出てこない。ネタバレ防止のために結末は伏せておきますが、彼らの語ることがどこまでが真実でどこまでが嘘か確かめようがないまま話が終わっており、モヤモヤしたものが残りましたわ。

【参考文献】
浅田次郎『薔薇盗人』新潮社

メリー・リトル・クリスマス(2017年、アメリカ)

 このミュージックビデオは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/LgQ0lIfr2Kg

出演:リズ・フェリシアーノ
原題:Merry Little Christmas (Harp Rendition)

あらすじ…女性がハープを演奏する。

 ロケ地が森の中や山頂、見晴台など様々な場所に分かれており、撮影の拘束時間と移動距離が長かったことがうかがえます。ただ、風景があんまりクリスマスっぽくないのが難点でしょうか。
 それから、演奏している曲「メリー・リトル・クリスマス」は知らなかったので調べたところ、原題は"Have Yourself A Merry Little Christmas"といい、(この映像には歌はありませんが)歌詞は、ささやかなクリスマスを祝おうというものです。女性一人で演奏していることを考えると、何とも言えませんな。

幻想の新宿―月岡芳年 錦絵で読み解く四谷怪談―(新宿歴史博物館)

 7月某日、新宿歴史博物館(東京都新宿区三栄町22番地)にて開催の企画展「幻想の新宿―月岡芳年 錦絵で読み解く四谷怪談―」に行ってきました。
 私はこれまで四谷怪談系の映画を何本か観てきたし、そもそも怪談自体がそこそこ好物なので興味深く鑑賞できました。又、ここで展示されているのは四谷怪談だけでなく、真景累ヶ淵や牡丹燈籠、番町皿屋敷なんかもあってそちらも見逃せません。
 尚、この企画展は8月26日(日)まで。

新宿歴史博物館

 ところで、新宿歴史博物館は常設展が大人300円で、この企画展が無料ということになっています。それじゃあ300円もったいないから常設展は行かない方がいいやと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、だがちょっと待ってほしい。常設展には小泉八雲や滝沢馬琴の展示物なんかがあるので、私に言わせればそっちを見逃す方がもったいないですぞ。

【関連記事】
怪談(1965年)
怪談(2007年)
喰女‐クイメ‐
・新釈四谷怪談 前篇後篇
忠臣蔵外伝 四谷怪談
魔性の夏 四谷怪談・より

浅田次郎「死に賃」

あらすじ…会社社長の大内惣次は、親友の小柳がどうやら大金を払って安らかな死を迎えたらしいことを知る。

 安らかな死。つまりは安楽死ですか。
 現代日本ではまだ安楽死は認められていないし、よしんば認められたとしても要件は厳しくなるから、大金を払ってでも安らかな死を迎えたいという需要はあるのかもしれません。
 しかし、技術的にそれが可能なのか(それができるレベルの医療技術を提供できるのか)、倫理的・法律的問題、遺産から「死に賃」分を減らされた遺族の不満など、ちょっと考えただけでも障害は多い。

【参考文献】
浅田次郎『薔薇盗人』新潮社

トランプが破った20の最悪の約束(2018年、アメリカ)

 このドキュメンタリーは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/DHG7appJ6Io

監督:ジェイコブ・コーンブルース
出演:ロバート・ライヒ
原題:Trump's 20 Worst Broken Promises

あらすじ…トランプ政権発足から1年経った。そこでトランプが破った公約を挙げてみる。

 政治家が公約を破るということはよくあります。しかしだからといって、国民がそれを甘んじて受け入れていると、政治家が国民を舐めてかかるようになってしまいます。政治家に襟を正させ、国民との約束に責任感と重みを持たせるためにも、こういった検証は必要です。

 さて、それではトランプが破った20の最悪の約束とは何でしょうか? この映像作品によると以下の通り。

(1)国民の税金を減らし、自分のような大金持ちにもっと払わせる。
(2)ウォール街の投資家にとっては好都合だがアメリカの労働者にとっては不公平な「特別な興味深い抜け穴」を塞ぐ。
(3)オバマケアを廃止し、「美しい」何かに置き換える。
(4)インフラ建設に1兆ドル投資する。
(5)ワシントンの沼を排水する。
(6)ホワイトハウスにビジネスの経験を活かす。
(7)製薬会社と取引して「薬価の値下げ」をする。
(8)アメリカの選挙に金を持ち込む外国のロビイストを完全に締め出す。
(9)他の共和党員みたいに社会保障を削らないし、メディケアやメディケイドをカットしない。
(10)6週間の有給産休。
(11)中国を「為替操作国」に指定する
(12)シリアを空爆しない。
(13)メキシコ国境に壁を建設する。
(14)選挙が終わった後、彼の性的な不品行を非難した女性たちが訴えられる。
(15)休暇を取る大統領にはならない。
(16)企業にアメリカでの雇用を強制する。
(17)苦境にあえぐ石炭産業を復活させる。
(18)鉄鋼産業の労働者を守る。
(19)アメリカをもっと安全にする。
(20)自分の納税額を公表する。

 最後の(20)についてちょっと補足説明しておくと、大統領選挙の間中、トランプは自分の納税額を公表すると言っておきながら実際には公表してきませんでした。会社の決算を赤字にすることで税金を殆ど払っていないんじゃないかと見られています。

 それではトランプが破った約束の数々について話を戻します。
 もちろんトランプ支持者からは「すぐには変えられないんだ!!!」と擁護する声が出てくるかもしれません。しかし(11)や(15)、(20)ならば、賛否はともかくとして、パリ協定やTPPから離脱したように、やろうと思えばすぐにできるはずです。又、(14)ならばマイケル・コーエン弁護士(※)にでも頼めばいい(ただし私はこの公約の実行はお勧めしない)。

※トランプの個人弁護士。トランプは大統領選出馬に際して、マイケル・コーエンを通じて、かつての不倫相手ストーミー・ダニエルズに口止め料13万ドルを支払った。

ドナルド・トランプ

【関連記事】
ドナルド・トランプ(目次)

浅田次郎「あじさい心中」

あらすじ…出版社をリストラされたカメラマンの北村が、たまたま逗留した温泉街でストリッパーのリリィと出会う。

 タイトル「あじさい心中」で予想が着くかもしれませんが、この後北村とリリィは心中しようという話になります。
 出会ったその日に心中というのは…2人とも自殺願望があったんですかねえ。

【参考文献】
浅田次郎『薔薇盗人』新潮社

KKKがトランプの大統領当選を祝ってパレード(2016年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/xnXRCjCykIg

出演:モリー・リール
原題:KKK Holds Parade to Celebrate Trump's Presidential Win
備考:ニュース映像

あらすじ…アメリカのノースカロライナでクー・クラックス・クラン(KKK)がパレードをした。

 KKKはアメリカの白人至上主義団体。そのKKKがトランプを支持しているのは有名な話です。

【拙訳】
モリー・リール「クー・クラックス・クランがノースカロライナでドナルド・トランプの大統領当選を祝ってパレードを開催しました。これは12月3日の土曜日にロックスボロ市で起こりました。ロイヤル・ホワイト・ナイトは当初、12月にペルハムでパレードをする計画だとアナウンスしていましたが、先月開催場所が変わりました。その代わりにKKKの旗を付けた約30台の車の集団がロックスボロの下町を走り、その際に人々が『ホワイト・パワー』や『ハイル・ビクトリー』と叫んでいました」
モリー・リール「ロイヤル・ホワイト・ナイトのメンバー、アマンダ・バーカーにトランプ大統領当選について訊ねると、こう答えました。『実際に多くのアメリカ白人が実際に同じ方法を考えています。特に国境の壁、移民、そしてテロリズムの襲来について…。ドナルド・トランプは幾つかの本当に良いことをしてくれるでしょうし、この国を変えてくれるでしょう』」
モリー・リール「一方で、『白人の覇権に反対』と読める横断幕を掲げた数百人のアンチヘイトの抗議デモがペルハムに出現し、『ヘイトはいらない、恐怖はいらない、ここではKKKは歓迎されない』と唱えました」
モリー・リール「ニュース・ビート・ソーシャルのモリー・リールでした」

 映像内で出てきた「ロイヤル・ホワイト・ナイト(Loyal White Knights)」は調べてみるとKKKの一派らしい。又、「ホワイト・パワー」は白人至上主義の標語で、「ハイル・ビクトリー」は「勝利万歳」といった意味。それから、アマンダ・バーカーが言及していた国境の壁とは、トランプがメキシコ国境に建設すると言っていた、いわゆるトランプ・ウォールのことでしょう。

 それにしても、だ。KKKに祝福されるなんてねえ…。

【関連記事】
ドナルド・トランプ(目次)

山本周五郎「ひとごろし」

あらすじ…お抱え武芸者の仁藤昂軒が小姓の加納平兵衛を斬って逐電する。臆病者の双子六兵衛が昂軒を上意討ちすることになるが、まともに戦ったのでは決して勝てない。そこで六兵衛が取った手段は…。

 松田優作主演の映画「ひとごろし」の原作小説。その映画では仁藤昂軒と加納平兵衛の殺陣が描かれていましたが、こちらの小説ではあっさりとした記述で済ませていて詳しい経緯は不明。映画化に際しては演出の一環として殺陣を盛り込んだのでしょう。

 それにしても、双子六兵衛の「弱者の戦い方」は痛快ですな。ここまで徹底していると、かえって清々しい。それから、六兵衛が仕掛けているのが「心理戦」だと考えるならば、六兵衛もなかなかの策士だと言えます。

【参考文献】
山本周五郎『ひとごろし』新潮社

トランプはモラーをクビにできるのか?(2018年、アメリカ)

 このドキュメンタリーは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/ffRWsGXdXOc

監督:ジェイコブ・コーンブルース
出演:ロバート・ライヒ
原題:Can Trump Fire Mueller?

あらすじ…トランプ大統領はモラー特別検察官を解任できるかどうかについて解説する。

 2016年のアメリカ大統領選挙に、ロシアがハッキングを含む各種の工作をしており、トランプ陣営もロシアの工作に関与していた…というのがいわゆるロシアゲート疑惑です(もちろんロシア政府は公式にはこれを否定)。ロバート・モラー特別検察官はこのロシアゲート疑惑を捜査しており、例えばマイケル・フリン大統領補佐官が辞任に追い込まれたりしています。
 又、トランプ大統領がモラーを解任しようとしていたという情報が流れたこともあります。もちろんトランプ大統領は公式にはこれを否定していますが、これは大いにありそうなことです。なぜならトランプは、その前にジェームズ・コミーFBI長官をクビにしましたからね。
 いずれにせよ、トランプにとってモラーが目の上のコブなのは間違いない。

 さて、それでは拙訳をどうぞ。

【拙訳】
ナレーション「トランプはモラー特別検察官をクビにできるのでしょうか?」
トランプ「お前はクビだ!」
ロバート「できます。ですが、我々のシステムと、トランプの大統領の地位に多大のコストがかかります」
ロバート「法律から始めましょう。ビル・クリントンへの捜査でケネス・スターが起用された、1999年に発行された司法省の規則では、司法長官だけが特別検察官を解任できると述べています。他の理由ではダメです。そのような解任は所見に基づいて行わなければなりません。特別検察官が『不行跡、義務の放棄、無能、利害の衝突、またはその他正当な理由(司法省の方針の違反を含む)』により有罪であった場合です。ジェフ・セッションズ司法長官はモラーの捜査を監督することを忌避しています。ですので、ロッド・ローゼンスタイン司法副長官が担当しています。もしトランプがローゼンスタインにモラーを解任するよう指示したら、ローゼンスタインはモラーを解任する『正当な理由』を見付けなければならないでしょう。あるいは、そのような司法省の規制要件を廃止してそれからモラーを解任することです」
トランプ「お前はクビだ!」
ロバート「もしローゼンスタインが拒否すれば、トランプはローゼンスタインをクビにし、次の職員にダイレクトにモラーを解任させることができます。そして彼はモラーを解任してくれる誰かをみつけるまで順々に解任し続けることができるのです」
ロバート「リチャード・ニクソンはいわゆる『土曜日の夜の虐殺』でそのようなことをしました。彼はウォーターゲート事件の特別検察官アーチボルト・コックスを解任しろと司法長官エリオット・リチャードソンに命じました。リチャードソンが拒否し、抗議の辞任をすると、ニクソンは次にウィリアム・ラッケルズハウス司法副長官にコックスの解任を命じました。ラッケルズハウスも拒否し、辞任。それからニクソンは、司法省のトップに就いたロバート・ボーク司法長官代理にコックスの解任を命じました。ボークはその行為(解任)をしました」
ロバート「トランプには別の方法もあります。彼は単純にセッションズ司法長官に特別検察官規則の廃止を命じ、トランプ自身がモラーをクビにすることです。しかしニクソンの話が示しているように、これらの道筋はトランプの大統領の地位と我々の政府のシステムの両方にとって危機的なものになるでしょう。なぜなら、それらは我々の司法システム及び大統領職の公平性に対する国民の信頼を損なうからです。それらはまた、モラーの捜査はトランプの大統領の地位を侵害する陰謀の一部だと信じているトランプ支持者と、(ロシアとの関与を)信じる可能性がより高い大多数のアメリカ人との間を大きく分断するでしょう。これらの行動の結果として、トランプはこれらの代償を何とか隠そうとしています。問題なのは、それでもなお、トランプはその危険を冒すのをいとわないかということです」

 もしもトランプがモラーをクビにしたら、私なんぞは「やっぱりやましいことがあったからだな」と思うでしょうな。

 最後に、作品中で取り上げられた「土曜日の夜の虐殺(Saturday Night Massacre)」についても少々。これは1973年10月20日に実際に起こった事件で、これによりニクソン大統領の威信は失墜し、結局は大統領職の辞任につながります。
 つまり、この作品では「土曜日の夜の虐殺」を持ち出すことによって、「もしトランプ大統領がこれと同じようなことをやったら、ニクソンと同じ末路を辿るぞ」と暗に警告しているわけです。

ドナルド・トランプ

【関連記事】
ドナルド・トランプ(目次)

山本周五郎「改訂御定法」

あらすじ…御定法が改訂されたために裁判が急増し、藩は対応に苦慮していた。そんな中、要屋が藩士の矢堂玄蕃を債務不履行で訴え出た。御定法の改定に反対して閑職に左遷されていた中所直衛が裁定に乗り出す。

 法律というものは作ったらそれで終わりではなく、それをどのように運用してゆくのか、そしてそれがどう使われるのかといった問題があります。
 例えば…そうですな、現代の話をしたら政治論争になりそうだから、ここは物語の舞台と同じく江戸時代の法律を持ち出しましょうか。そう、例えば、生類憐れみの令。詳しい経緯は省略しますが、あれなんかは「お犬様」をのさばらせる悪法になっちゃいましたっけ。

【参考文献】
山本周五郎『ひとごろし』新潮社

パドルズ・ピティ・パーティのハレルヤ(2014年、アメリカ)

 このミュージックビデオは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/ItXygU9SJCA

監督:ゲイリー・ヨスト
出演:パドルズ・ピティ・パーティ
原題:Hallelujah - Puddles Pity Party at the SF Regency Lodge Ballroom

 曲はレナード・コーエン(Leonard Cohen)の「ハレルヤ」で、歌っているのはパドルズ・ピティ・パーティ(Puddles Pity Party)。
 ピエロの姿だからといって侮るなかれ、なかなか堂々とした歌いっぷりです。この「ハレルヤ」は名曲ですが、こうして歌われるとより一層響くものがありますな。

山本周五郎「しゅるしゅる」

あらすじ…老女・尾上(おのえ)の指導が厳しすぎると周囲にせっつかれた若き城代家老・由良万之助は、渋々尾上に注意することを引き受ける。

 老女、と聞いて私は老婆の姿を思い描いていたのですが、なんと尾上は御年27歳。
 だとすると、老女というのは家老や老中と同じく役職名であって当人の年齢層を指しているのではないということになります。
 とここまで考えてきて、ひょっとしたら作者(山本周五郎)は読者に、序盤で私がやらかしたような誤解をさせることを意図していたんじゃないかと少々疑いました。

【参考文献】
山本周五郎『ひとごろし』新潮社

スター・ウォーズ:ナーラ(2017年、アメリカ)

 この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/Tf5YRpfMw7Q

監督:クリス・ランディ
出演:マイケル・ヤドヴィシュ、グレースマリー・ロレッタ
原題:NARA (2017) - A Star Wars Fan Film
備考:SFアクション

あらすじ…若きジェダイのジェンは、失踪した姉のナーラを捜す。そして彼女を発見するが、どうも様子がおかしい。

 あらすじの段ではナーラを姉と表記しましたが、ひょっとしたら妹かもしれません。動画ページの説明文にある"sister"は姉と妹の区別がないからです。まあ、妹でも姉でも、どちらでも好きに解釈していいんじゃないでしょうか。

 ところで、姉弟喧嘩の結末はどうなったのか、ちょっとわかりにくい描き方になっています。ただ、ジェンがナーラのライトセーバーを持っているということは、それがナーラの形見であろうということは指摘しておきます。

【関連記事】
スター・ウォーズ(目次)

山本周五郎「暴風雨の中」

あらすじ…暴風雨(あらし)の中、三之助は家の二階で独り寝ころんでいた。とそこへ、一人の男がやってくる。

 舞台は一軒の家のみで、登場人物は3人だけ。三之助の過去の経緯が登場人物たちの口から語られる。
 なんだ、これじゃあまるで一幕物の舞台演劇じゃないか。そう考えればセリフが多いのも納得が行きます。

 それはさておき、本作では話が進むにつれて家がどんどん壊れて行き、それがスリリングさを与えています。舞台でこれをやるとなると、大勢の黒子が動いてセットの家を徐々に崩壊させてゆく、というものになるんでしょうかねえ。

【参考文献】
山本周五郎『ひとごろし』新潮社

オルゴールのイエスタデイ(2018年、アメリカ)

 この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/LGlL2WvJ0Yg

原題:Yesterday

あらすじ…オルゴールがひとりでにイエスタデイを奏でる。

 ビートルズを代表する名曲「イエスタデイ」ですが、こうして聴いてみるとホラーテイストが加味されているように感じました。ああ、でもメロディーは切ないなあ。

山本周五郎「壺」

あらすじ…紀伊の国の新宮の宿に木村外記と名乗る中年の武士が逗留する。その宿には、剣術の稽古に明け暮れる七郎次という下男がいた。

 本作の主人公・木村外記は熊野詣でなどをせずに宿に逗留しており、何やら仔細がある様子。と思ったら、中盤で彼の正体が明かされてビックリ。ネタバレ防止のために彼の正体は伏せておきますが、時代劇では有名人です。

 それはさておき、本作の終盤では主人公が七郎次に懇々と説教するくだりが続きます。やけに長い。
 で、本作の末尾に「(『講談雑誌』昭和十五年十月号)」(P36)とありました。これは本作の初出であり、この時期の日本は戦時下。だとすると、あの説教は七郎次を通して読者に説いたプロパガンダでしょうな。
 そういう視点から改めて説教を読み返してみると、ここで説かれている武士は戦場に赴く兵士、百姓は銃後に備える人たちのことを暗に言っているように感じました。

【参考文献】
山本周五郎『ひとごろし』新潮社

イタリア旅行―ガルダ湖(2017年、イギリス)

 この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/1o3OUUvEplk

原題:Italy Travel - Garda's Lake [Gardasee - Gargnano] Halcyon & Starlyte - Escape With Me

あらすじ…なし。

 これといったストーリーはなく、Halcyon & Starlyteの"Escape With Me"という曲に合わせてイタリアのガルダ湖旅行の風景が流れます。
 時間によるものなのか、それともオフシーズンだからなのかわかりませんが、人が見当たらないですな。寂しいとも思えるし、静かで清々するとも感じられます。"Escape"(逃げる)場所としてはこういうところもいいかもしれません。

右田早希『AIIB不参加の代償』KKベストセラーズ

 本書の主張を簡単にまとめると、大体以下の通り。
「日本がAIIB(アジアインフラ投資銀行)に参加しなかったのは誤りで、日本は国際的に孤立してしまうぞー!!!」
 上記のカギカッコ文は私が噛み砕いて書いたものですが、本書の文章を引用すると以下の通り。

 日本外交は、1930年代に引き続いて、「孤立への道」を選択してしまったのである。(中略)だが今回の孤立は、ただの「老人国家の引きこもり」である。(P171)

 AIIBに参加しなかっただけで孤立と表現するのも妙な話だし(日本が参加している国際的な枠組なら他にいくらでもある)、こんなことで引きこもり認定されてはたまったものではない。
 とはいえ、本書にも有用性はあります。例えばアジア諸国の経済閣僚や中国官僚へのインタビューが載っていて、それはそれで参考になる。又、AIIB設立の経緯も書いてあるので、詳しく知らない人にはこれまた有用です。

【参考文献】
右田早希『AIIB不参加の代償』KKベストセラーズ

恥もしくは憤慨(2018年、デンマーク)

 この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/HP4-PQDY4bM

出演:リー・アミル・コーヘン、ウィリアム・ジェニングス
原題:short Film - shame or indignation
備考:ゲイムービー

あらすじ…ゲイカップルが喧嘩して悶々とした夜を過ごす。

 ホモ描写注意。
 どうやらこの二人、隠れホモとして生活しているらしい。痴話喧嘩の会話(英語)ではその苦悩がにじみ出ているようです。
 ちなみにヒゲの方は「俺はゲイじゃねえ、バイだ」と主張しています。たしかに自宅には彼の妻子の写真が飾ってありますが、それではその妻子はどこに…? ひょっとしたら旦那がその男とデキたから出て行ったんじゃないでしょうかね。

宮本雅史『爆買いされる日本の領土』株式会社KADOKAWA

 中国人(および中国企業)が北海道の土地を買いまくっているぞ、と警鐘を鳴らしている本。それから、対馬が韓国資本に買われている現状も併せてレポートしています。
 ただ、ここで忘れてはならないのは、日本の領土がいくら爆買いされようとも、そこは依然として日本の領土である、ということです。即ち日本の施政権下にあり、日本国の法律(自治体によっては条例も)が適用されるということです。
 著者(宮本雅史)は本書の最後の方で「外国資本に対する法整備、ルール作りなど手を打つこと」(P248)を訴えていますが、これも日本の領土だからできる一つの手です。
 それから、日本はどこかの一党独裁の国とは違って言論の自由があるのだから、本書のように注意喚起をするのもいい。ただし、ただ注意喚起すればいいというわけではなく、情報の裏取りなどをきっちりやっておかなければ警鐘の信憑性が高まらない。そこは注意が必要です。

【参考文献】
宮本雅史『爆買いされる日本の領土』株式会社KADOKAWA

レッドフードとイット(2018年、アメリカ)

 この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/eVe3DvhbEaA

監督:ヒソンニ・ジョンソン、アルベルト・トリアーナ
出演:ノエル・シェフィン、ジェレミー・ブーン、ネイサン・フェリアー
原題:Red Hood IT
備考:アクション

あらすじ…レッドフードが悪党のアジトに潜入して悪党を殺しまくっていると、IT(イット)のペニーワイズに遭遇する。

 レッドフードは2代目ロビンことジェイソン・トッドがジョーカーに殺された後に「復活」を遂げたもので、悪党を殺しまくるのが特徴。
 で、今作でもそれをやっていますが、今回はここにスティーブン・キング原作のホラー映画「IT」の殺人ピエロ、ペニーワイズを入れてきました。
 尚、8:06あたりで登場するジョーカーは、銃弾をブチ込んでも効いていないように見えることから、おそらくペニーワイズがレッドフードに見せている悪夢なのでしょう。もちろんペニーワイズは、ジョーカーがジェイソン・トッドにした仕打ちを知っていて、あえてジョーカーを登場させて彼の心の傷を抉っているのだと思われます。

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『さくらたび。 2018.03 Vol.05』東京都交通局 電車部営業課

 表紙のフォトボードで思い出しましたが、最近あんまり写真を撮っていない。そうだな、機会があったら撮っておきましょうかね。で、いい写真が撮れたらブログの方にボチボチ上げるとしますか。

さくらたび。 2018.03 Vol.05

ドナルド・トランプはLGBTQのコミュニティーを守ると約束(2016年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/cilXJk2qfCE

原題:Donald Trump Promises to Protect the LGBTQ Community

あらすじ…ドナルド・トランプが共和党全国大会で演説する。

 たまにはドナルド・トランプがまともなことを言っているシーンを取り上げます。そう、たまには。
 2016年6月12日未明、フロリダ州オーランドのゲイ・ナイトクラブ「パルス」で銃乱射事件が発生(フロリダ銃乱射事件)。犯人は射殺され、IS(イスラム国)が犯行声明を出しています。
 この演説の内容はその事件を受けてのもので、この時のトランプはまだ大統領にはなっていません。大統領になったらこうするぞ、と言っているわけです。
 ちなみに、LGBTQとはレズ(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイ(両性愛者)、トランスジェンダー、クィアのことです。

 それでは訳文をどうぞ。

【拙訳】
 ほんの数週間前、フロリダのオーランドで、49人の素晴らしいアメリカ人がイスラムのテロリストによって野蛮に殺されました。この時テロリストはLGBTQのコミュニティーを標的にしました。よくない。我々は止めなければ。
 我々のLGBTQ市民を暴力と嫌な外国のイデオロギーの抑圧から守るために、私はあなたたちの大統領として、自分の力を使って何でもします。私を信じてくれ。
 そして私は共和党員として言わねばならない。私が言ったことを応援してくれるのはとてもうれしい、と。ありがとう。

 …ん? 今何でもするって言ったよね?

ドナルド・トランプ

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『リリアーネといっしょ 英語deワクワク★えのすいスタンプラリー』新江ノ島水族館

 新江ノ島水族館へ行った折に入手。
 『動物と話せる少女リリアーネ』と新江ノ島水族館がコラボしたもので、水族館内4ヶ所を巡ってスタンプを押すと、とある動物の英語名が出てくるというもの。答えはここには書きませんが、子供向けなのでスタンプを押す前から答えがわかっちゃいました。解答欄を引用します。

D□L□□I□

 ほら、簡単でしょう?
 尚、このスタンプラリーに景品等はありませんでした。せいぜいあるとすれば、本誌付属のクリスマスカードくらいのものでしょうか。

リリアーネといっしょ 英語deワクワク★えのすいスタンプラリー

【追記】
 このスタンプラリーは既に終了しています。

ハイル・トランプ! リチャード・スペンサーの演説(2016年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/1o6-bi3jlxk

出演:リチャード・スペンサー
原題:'Hail Trump!': Richard Spencer Speech Excerpts

あらすじ…2016年11月19日、ワシントンのとある政治集会でリチャード・スペンサーが演説する。

 最近はトランプを批判・揶揄する作品を多く取り上げてきましたが、今回はトランプ支持者を取り上げます。この集会は時期的にはトランプ当選直後で、トランプ大統領爆誕の雰囲気の中で開催されたものです。
 「ハイル・トランプ」は「ハイル・ヒトラー」をもじったもので、集会ではナチス式の敬礼をする者たちが見受けられます。又、演説しているリチャード・スペンサーはアメリカの白人至上主義者でオルタナ右翼。

 さて、それでは演説の一部を訳してみました。1:06秒あたりからです。

【拙訳】
白人でいるということはハードワーカーであり、
十字軍兵士、冒険者、征服者であるということです。
我々が建設し、我々が製作し、我々が向上させた。
そして我々はアメリカの人種関係の主要な嘘を悟るのです。
我々は他のグループを搾取しない。
我々はそれらの存在から何も得ない。
彼らは我々を必要とし、その逆ではありません。

 世の中にはこういう主張をする人がいるってことがわかればいいので、訳すのはこれくらいにとどめておきます。これ以上は正直言ってきつい。

 尚、念のために言っておきますが、トランプ支持者はここに出てくるような白人ばかりではありません。あくまで支持者の一部であることは述べておきます。トランプ支持者は他にも、バイカーやラストベルトの労働者、KKKなんかがいますからね。

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