プーチンはホモのピエロとして描かれるのを嫌う。だから…(2017年、アメリカ)
この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/Rj_pS8du9R8
出演:スティーブン・コルベア
原題:Putin Hates Being Depicted As A Gay Clown. So, This.
備考:コメディ
プーチン大統領のホモ嫌いは有名ですが、プーチンをホモのピエロとして描くというのは、そのホモ嫌いを揶揄したものなのでしょう。又、ピエロには本来、権力者を(お笑いで)批判するという役割がある、ということも指摘しておきましょうかね。
さて、頑張って訳してみました。字幕が不十分だったりしたところは意訳。又、歌の部分は省略しました(興味のある方はご自分で訳してみて下さい)。
【拙訳】
コルベア「さて、海の彼方ロシア―ほら、我々の政府をコントロールしている―海の彼方ロシアでは、プーチンが再び取り締まりを強化しています。というのは、『ワシントン・ポスト』紙によると、ロシアではホモのピエロのプーチンの画像をシェアすることが今や違法なのです。ちゃんと言わなきゃ、これ読んでいて驚いちゃいましたよ。まじ? ノンケのピエロは? 全部OK。両刀使いのライオン使いは? これも全部大丈夫。でも『ホモ』で『ピエロ』は『ニエット(※1)、同志』!」
コルベア「今、この禁止令はいくつかの問題を生み出しています。一例をあげると、ピエロはみんな基本的に同じように見えるので、ウラジミール・プーチンはどうやってホモのピエロとノンケのピエロの区別をつけるのでしょうか? 私なんか女性のピエロと男性のピエロの区別さえつきませんよ」
コルベア「じゃあ、それは脇に置くとして…。こちらにあるものを言ってみましょう:ピエロの性別にはルールがない。彼らは同じ穴のムジナだ」
コルベア「さて、画像をお見せしたいのですが、それは禁じられています。ロシアのニュースのアウトレットは、インターネット上の多くのプーチンのホモのピエロ画像を共有することが今や違法だということを報道する時特にトラブルに遭遇しています。その可能性はあります。『モスクワ・タイムス』はこれがその画像だと推測しています。ピエロを見てるんじゃありませんよ、悲しい犬に会った『キャバレー』(※2)のジョエル・グレイ(※3)みたいなものを見てるんです」
コルベア「あるロシア語のサイトでは、これもそうなんじゃないかと言っています。ロシアの首相ドミトリー・メドベージェフが共演しているやつです。メドベージェフが特に進歩的だってわけじゃありませんよ。事実、2014年の終りに、彼はトランスジェンダーの人たちの運転を禁止する法律に署名しているんです。だからロシアでは、車を運転する時はスティックシフトを使うけど、自分自身のスティックを操作できない(※4)」
コルベア「それらの画像がなぜ禁止されるか私にはわかりません。なぜなら我々は、はるかにゲイ的だと一部でささやかれているウラジミール・プーチンの画像を見つけてしまったからです!」
コルベア「私はゲイ・パレードを容易に指揮するその人を見ることができました。大丈夫。なぜならここはアメリカ―今のところ、我々はやりたいことは何でもできます。『レイトショー』はゲイ・アイコンとしてのウラジーミル・プーチンの芸術的な解釈を施してみました」
プーチン「♪」
プーチン「冗談抜きで言うが、働け。さもなくば殺す」
※1.ロシア語で「いいえ」という意味。
※2.ミュージカル。
※3.舞台俳優。
※4.下ネタ。
コルベアがゲイ的だと言った画像はプーチンの半裸姿の写真です。毎年夏になると公開しているもので、自分の肉体美を誇示しています。
それから、最後の方ではプーチンがアニメで登場し、ホモのピエロとして歌って踊ってくれます。おまけにトランプも出てくるのですが、両手の位置が…。ああそうか、このあと2人は米ロの親善を深めるのか。
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