中村享『リーマン予想とはなにか 全ての素数を表す式は可能か』講談社
数学の難問である「リーマン予想」を、本書はかみ砕いて記述。ただ、かみ砕いているとはいえ数式が頻出するし、高等教育レベルの数学の知識がないと話についてこれないでしょう。かく言う私も、わからない部分は読み飛ばしました。
さて、リーマン予想ですが、本書によると、これを突き止めることができれば、「原理的には全ての素数を知ることができるようになる」(P4)とか。
そもそも素数の出現にはパターンはあるのか? ないのか? もしあるとすれば、そのパターンを表す数式は? 数学者ベルンハルト・リーマンはそれを突き止めようとしたし、後代の数学者たちもそれに取り組んだ、いや、今も取り組んでいる。これが本書を読んだ私なりの理解です。
【参考文献】
中村享『リーマン予想とはなにか 全ての素数を表す式は可能か』講談社
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