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浪人街(1990年、日本)

監督:黒木和雄
出演:原田芳雄、勝新太郎、石橋蓮司、樋口可南子、田中邦衛
備考:時代劇

あらすじ…貧民街で夜鷹が次々に惨殺される事件が発生。旗本たちが徒党を組んで夜鷹を殺していたのだ。

 「浪人街」は何度も映画化されていますが、これ以外の「浪人街」は未見。

 さて、本作の浪人たちですが、実に強烈なキャラ揃いです。以下、各人について若干述べさせていただきます。

 まず、荒巻源内(原田芳雄)はヤリチンのヒモというクズ人間。それでもクライマックスの戦いではベロンベロンに酔っ払いながらも敵をバタバタ斬り倒しています。尚、戦っている内に彼の着物がどんどん脱げて行き、誰得な展開に。あ、でも、原田芳雄の肉体美を堪能できるか。

 それから、赤牛弥五右衛門(勝新太郎)は正直言って滑舌が悪い。長年に渡る荒れた生活でろれつが回らなくなったのだと解釈したい。
 あと、彼の最後のセリフが気になりました。

「風蕭蕭として易水寒し、壮士一たび去って復た還らず」

 これは荊軻が始皇帝を暗殺しようと旅立つ時に詠んだ詩句(風蕭蕭兮易水寒 壮士一去兮不復還)です。つまりこの時の弥五右衛門は伝説の刺客・荊軻と自分とを重ね合わせて、その悲壮な心情を吐露しているというわけですな。

 母衣権兵衛(石橋蓮司)は、ヒロイン(樋口可南子)に大金を積んでヤらせてくれと頼むあたりは童貞臭くて面白い。

 土居孫左衛門(田中邦衛)は、クライマックスの決戦への「出陣」で思わず笑っちゃいました。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、江戸時代にその格好は時代錯誤も甚だしく、田中邦衛がそれをやることによって滑稽味が増しています。

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