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サタデー・ナイト・ライブ:ショーン・スパイサーの帰還(2017年、アメリカ)

 この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/sbpUcfpbnrs

出演:メリッサ・マッカーシー、アレック・ボールドウィン
原題:Sean Spicer Returns (Melissa McCarthy) - SNL
備考:コメディ

あらすじ…ショーン・スパイサーの代わりにサラ・ハッカビー・サンダースがホワイトハウス記者会見を開く。だが、ショーンはサラに譲る気はなく…。

 最後はホモネタ注意。

【拙訳】
ナレーション「続きましてサラ・ハッカビー・サンダースがショーン・スパイサーの代わりを務めるホワイトハウス記者会見です」
サラ「OK、おはようございます、みなさん。今日ここにいられるのは光栄です。まだ私を知らない人のために言っておくと、私の父はマイク・ハッカビー
(※1)で私の母は大きい南部のハンバーガーです(※2)。OK、それからはい、私は明らかに父のように陽気です」
サラ「さて、今日私はショーンの代わりを務めています。ご存知のように、ショーンは海軍の予備役としての義務を果たしているので、彼は今日ここにいることができないのです」
記者1「そこの藪の中に彼が隠れているんですが…」
サラ「あれは海軍の訓練だと信じています。彼は周囲に溶け込もうとしているんです。他に質問は?」
記者2「はい、質問があります。あなたは彼の代わりに(記者会見を)やり遂げることができるんですか?」
記者3「ええ、私も同じような質問をします。なぜならあなたは明らかに明瞭でチャーミングだから。ショーンは強気で…」
ショーン「どうして私がこれをやらなければならなかったか知ってるか? お前のパンツが燃えていたからだ! 嘘はもう結構! おら、どけ。お前のパンツが燃えている。嘘つき、嘘つき、嘘つき
(※3)! いいか、スパイシー(※4)が戻ってきて彼女は出て行った。それじゃあ最初の質問。そこのミシュランマン(※5)、おっとスマン、グレンだ。どうぞ」
記者4「はい、トランプ大統領のツイートを読むと彼が動揺していると国民は言っています。同意しますか?」
ショーン「何てことだ。グレン、私がお前の仕事中にやって来て、お前の口から7~8個のホットドッグを叩きだしてやろうか? あ? お前は本当にそんなことを頼むつもりか? とんでもないことだぞ。彼(グレン)は狂っているのか? 彼は狐憑きのように狂っている。はい、次の質問!」
記者4「はい、関連質問です。トランプ大統領はFBIの(ロシアゲート疑惑の)捜査を止めるためだけにジェームズ・コミー
(※6)を解任したのは本当じゃないですよね?」
ショーン「黙れグレン」
記者4「アメリカ国民は知りたがっていると思いますよ」
ショーン「(グレンのモノマネで)アメリカ国民は知りたがっていると思いますよ。(元に戻って)お前臭いよグレン、臭いよ」
記者4「いいですか、私は臭くないですよ」
ショーン「いいや、お前は臭い」
記者4「臭くないですよ」
ショーン「臭いんだよ。よろしい、ロシアのことは一旦脇に置いておこう。トランプは無実だ。どうして我々が知るのか、疑問符。なぜなら彼は我々に言った、終止符。OK? それから彼は自分に同意する弁護士を雇った。そして彼らは証明された手紙でそれ(無実)を証明するだろう。(発行手数料の)2ドル余計に払えば真実を知ることができるぞ。問い合わせ番号がここに書いてある。読むぞ。8554611856
(※7)。くそ…こいつは俺の銀行コードだ。入金するつもりじゃない限り誰も使うんじゃないぞ。OK? 他のことはするなよ。次の質問!」
記者2「ショーン、ロシアのことは本当にまずいってことを知らないといけません」
ショーン「なんてことだ。ロシアのことなんてありはしない。ここにあるのは俺の小さな人形だけだ。持って来い! OK、ここに取引がある。俺について来れるなら見とけよ。OK、最初はトランプ。OK? 彼は一番大きくて一番美しいの。その時彼は幸せじゃなかった。FBI長官、こいつがコミーね。彼のパフォーマンスのせいでね。私は神に誓う、なぜなら彼は我々の友人、ブー、ヒラリーに親切じゃなかった。OK? OK、こいつ
(※8)は…待て、くそった…OK、見るんじゃない。見るんじゃないぞ。グレン、もし見たらお前を細切れにしてやる。トランプは良き友スティーブ・バノンと相談した。OK? コミーをクビにする決断はトランプからだった。彼のもっとも小さい仲間はジェフ・セッションズ(※9)だ。ジェフ・セッションズ。次の質問!」
記者5「彼(トランプ)があなたをクビにする前にコミーをクビにしたことに驚きましたか?」
ショーン「どりゃー! お前の質問に対する答えはこれだ。正直言って彼(トランプ)が彼女(記者5)を殺すことを望む」
記者1「ショーン、ショーン、一度私たちと率直に向き合って下さい。本当に何が起こっているのですか?」
ショーン「私はお前らに対して正直だよ。トランプ大統領が私に言ったことを正確に言ってるんだ」
記者4「ですが、もし彼があなたに嘘をついたら?」
ショーン「彼…彼はそんなことしない。彼は私の…私の友人だ」
記者2「もし彼があなたの友人なら、なぜ彼はあなたを毎日ここに出してあなた自身に屈辱を与えるのですか?」
ショーン「そんなことはない。私は好きでやってる。楽しんでるんだ」
記者3「もし彼があなたの友人なら、なぜ彼があなたをクビにしてサラと交代させようとしているとみんな言ってるんですか?」
サラ「おー、あなたの心に祝福あれ。初めて聞いたわ」
ショーン「出て行け出て行け出て行け」
ショーン「トランプを捜しにニューヨークに行かないと。会見は終わり!」
(ニューヨーク)
ショーン「トランプを見付けないと! もっとマシなしゃべり方をすると約束します!」
新聞記事:スパイサーは去ったのか?
ショーン「海軍には戻れない。泳げないんだ」
(トランプタワー前)
ショーン「トランプ大統領と話がしたい。今すぐ」
守衛「彼はもうここには来ません」
ショーン「それじゃあ彼はどこにいる?」
(ニュージャージーのゴルフコース)
ショーン「トランプさん、話があります。本当ではないことを私に言ったことがありますか?」
トランプ「君がそこで働き始めてからね」
ショーン「もう自分がそんなことできるとは思いません、トランプさん。みんなが言ってるんです、あなたが私をサラと交代させるだろうって」
トランプ「ショーン、いいか。私はそんなことしないよ。彼女は君の特別なスパイス、塩、胡椒、そしてほんの少しの砂糖を持ってない」
ショーン「やめて下さい」
トランプ「私がこうするの好きかい?」
ショーン「いいえ。ちょっとくすぐったいだけです。ダメです。私は結婚してるんです」
トランプ「ショーン、キスしよう」
ショーン「できません、私には妻がいます」
トランプ「私は有名人。OKだ」
ショーン「ダメです! キスするなら誰にも見られないようにして下さい」
トランプ「いいとも」
ショーン「アッー!
(※10)

※1.政治家。
※2.サラの母のジャネット・ハッカビーはルイジアナ州出身。
※3.最後の嘘つきの原語は"pants on fire"で、「尻に火がついた」という意味の他に「嘘つき」の意味がある。
※4.スパイサーのこと。
※5.フランスのタイヤメーカー、ミシュランのマスコット。
※6.FBI長官。5月9日、トランプに解任された。
※7.実際に聴いて確認。字幕の数字とは異なるが、この際どうだっていい。
※8.ウラジーミル・プーチン。
※9.司法長官。
※10.ここのセリフは聞き取れなかったので意訳しました。

 さて、現実世界ではホワイトハウス報道官はショーンからサラに取って代わりました。御愁傷様です。それにしても、こんなキャラが表舞台から姿を消しちゃうのは(コメディ的な意味で)惜しいなあ。

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