オリエント急行殺人事件~死の片道切符~(2001年、アメリカ)
監督:カール・シェンケル
出演:アルフレッド・モリナ、メレディス・バクスター、レスリー・キャロン
原題:Murder on the Orient Express
原作:アガサ・クリスティ『オリエント急行の殺人』
備考:ミステリー
あらすじ…エルキュール・ポアロがオリエント急行に乗っていたら殺人事件が発生。ポアロが捜査に乗り出す。
まずは登場人物一覧を掲載しておきます。原作小説とは異なりますのでご注意を。
【登場人物一覧】
エルキュール・ポアロ…………名探偵。
ウォルフガング・ブーク………鉄道会社の重役。ポアロの友人。
サミュエル・ラチェット…………アメリカ人の金持ち。殺害される。
ウィリアム・マックイーン………ラチェットの部下。
ボブ・アーバスノット…………IT会社のCEO。
メアリー・デベナム……………救援活動家。
フィリップ・フォン・ストラウス…モナコの貴族。ヘレナの夫。
ヘレナ・フォン・ストラウス……モナコの貴族。フィリップの妻。
スラ・アルヴァラード…………南米の独裁者の未亡人。
キャロライン・ハバード………女優。
トニー・フォスカレッリ…………イタリア人セールスマン。
ピエール・ミシェル……………車掌。
ヴェラ・ロサコフ………………宝石泥棒。ポアロに求婚する。
今作は現代が舞台ということで、VHSビデオやノートパソコンなどが登場しますし、特にパソコンは捜査で活用されています。又、登場人物たちの設定も現代風にアレンジされています(例:軍人→IT企業のCEO)。
それから、エルキュール・ポアロの髪がフサフサで背もそこそこ高い。これはデヴィッド・スーシェ版ポアロとは対照的と言えるかもしれません。
それにしても、序盤でヴェラ・ロサコフがポアロにプロポーズしたのには驚きましたな。一般的にプロポーズは男性が女性にするものとされていますが、その逆をやってみせています。これは女性が強くなった現代ならではのことであると同時に、ヴェラがそれだけ「積極的」な女性であるということを示しているのでしょう。
【関連記事】
・オリエント急行殺人事件(1974年)
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