スーサイド・スクワッド(2016年、アメリカ)
監督:デヴィッド・エアー
出演:ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス
原題:Suicide Squad
備考:アメコミSFアクション
あらすじ…政府高官のアマンダ・ウォラーが凶悪犯たちを集めて特殊部隊(スーサイド・スクワッド)を結成させる。
デッドショットにハーレイ・クイン、キラークロックなど、これだけアクの強い者たちを無理矢理集めて果たしてまとまるのだろうか? もちろん、全然まとまらずに機会さえあれば逃げ出そうとする始末。まとまりのなさはアベンジャーズ以上でしょうな。
そんな彼らをまとめようとするフラッグ大佐は、上司(アマンダ)がアレなこととも相まって、いつかストレスで胃に穴があいてしまうかもしれません。
それから、これは物語前半で描写されるので言ってもネタバレにはならないと思いますが、特殊部隊の一員としてこき使われようとしていたエンチャントレスが脱走します。無理矢理やらせようとした結果がこれだよ。
最後に、ジョーカーについて。
物語の中盤でジョーカーが乗っていたヘリが撃墜されて、ジョーカーは死んだとみなされます。だがちょっと待ってほしい。あれほどの人気キャラが、こんなところでくたばるとは思えません。寧ろ、私なんかは「どうせ生きてんだろ」と白々しくなりましたわ。
尚、今回ジョーカーを演じているのはジャレッド・レトですが、映画「ダークナイト」でジョーカーを演じたヒース・レジャーとの比較をよく聞きます。ヒース・レジャー版ジョーカーとジャレッド・レト版ジョーカーが対決するファン・フィルムがあるくらいです。
両者の優劣はここでは論じませんが、ジャレッド・レト版ジョーカーが大活躍を見せるのはまだまだこれからだぞ、ということは指摘しておきます(ヒース・レジャーは死んでしまった!)。
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