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刑事コロンボ:第三の終章(1974年、アメリカ)

監督:ロバート・バトラー
出演:ピーター・フォーク、ジャック・キャシディ、ミッキー・スピレーン、マリエット・ハートレイ
原題:Columbo: Publish or Perish
備考:ミステリー

あらすじ…出版社社長のライリー・グリーンリーフは、人気作家アラン・マロリーと契約していたが、マロリーは契約切れに際して別の出版社に切り替えようとしていた。ライリーは作家志望のエディを使ってマロリーを殺害させる。

「第三の終章」人物関係図

 まずは原題について。
 "Publish or Perish"とは学会の言葉で、「発表せよ、さもなくば滅亡せよ」という意味。つまり、学者は研究成果を発表し続けなければ生き残れないぞ、というものらしい。
 ただ、今回の話は学界ではなく出版界の話であり、しかも"Publish"には「出版する」という意味もあるから、ここでは「出版せよ、さもなくば滅亡せよ」といった意味になるものと思われます。
 尚、邦題の「第三の終章」についてはよくわからず。

 次に、時代背景について。
 実行犯のエディはベトナム帰還兵で、マロリーが書いていた新作小説はベトナム戦争を描いたものでした。つまり、ベトナム戦争が色濃く影を落としているのです。
 このドラマが製作された1974年といえばベトナム戦争の末期で、アメリカ軍はベトナムから撤退し続けている時期に当たります。ちなみに翌年(1975年)にはサイゴン陥落、北ベトナムの勝利(アメリカの敗北)でベトナム戦争は終結します。
 そういう時期にベトナム戦争の小説を出すというのは実にタイムリーですな。

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