刑事コロンボ:断たれた音(1973年、アメリカ)
監督:エドワード・M・エイブロムス
出演:ピーター・フォーク、ローレンス・ハーベイ(※)、ロイド・ボックナー、ジャック・クラッシェン
原題:Columbo: The Most Dangerous Match
備考:ミステリー
あらすじ…チェスの現王者エメット・クレイトンと元王者トムリン・デューデックの試合が行われることになる。両者は試合前に心理戦を展開するが、プレッシャーに負けたクレイトンはデューデックを事故に見せかけて殺そうとする。
クレイトンはアメリカ人でデューデックはロシア人、そして時代は冷戦真っ最中の1973年と来れば、両者の対戦はただのチェスの試合というだけではなく、東西冷戦の代理戦争の様相すら呈していたのかもしれません。
それから、両者の心理戦が凄い。お互いの手の内を読み合おうとするのみならず、デューデックに至ってはクレイトンの元婚約者をわざわざ連れてきて相手の動揺を誘っていますからね。このジイサン、なかなかの狸親爺だぞ。
試合前から既に戦いは始まっている…。しんどいなあ。しかも、試合が流れたら今度は刑事コロンボがやってきて、更なる心理戦が展開されます。これもまたしんどい。
※DVDのパッケージには「ローレン・ハーベイ」とありましたが、スタッフロール及びインターネット・ムービー・データベスの当該記事をチェックすると、「ローレンス・ハーベイ」の方が適当だと判断した次第。
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