SHERLOCK(シャーロック):シーズン4 第0話「忌まわしき花嫁」(2016年、イギリス)
監督:ダグラス・マッキノン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、アマンダ・アビントン、ルパート・グレイヴス
原作:アーサー・コナン・ドイル
原題:Sherlock: The Abominable Bride
備考:ドラマ
あらすじ…19世紀末、ロンドン。花嫁衣装を着たエミリア・リコレッティが銃を乱射し、自殺する。だが、その数時間後に彼女は夫の目の前に現われて夫を射殺するという奇怪な事件が起こる。
ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズは現代のロンドンが舞台の作品ですが、こちらの「忌まわしき花嫁」は原作小説と同じ19世紀末のロンドンが舞台となっています。
なぜか? その答えは作品のネタバレになりかねないので伏せておきますが、本作が「シーズン4 第0話」とされていることと、作中でホームズが一見意味の通じない呟きをしていることに留意されたい。
一見するとこれはこれで独立した話のように思えますが、実は過去のシーズン(1~3)ともつながっており、これまでの話を観ておいた方が理解しやすいでしょう。
尚、個人的には2回以上視聴することをおすすめします。それだけ複雑な構造になっているのです。
さて、今回の「忌まわしき花嫁」事件についてですが、ホームズが初動捜査において動機の解明というアプローチを取っていないのが目につきました。即ち、エミリアが夫を殺したのだとするならば殺すだけの理由があるはずで、その理由とは一体…? この時のホームズはトリックの解明(自ら頭を吹き飛ばした人物が犯行を成し遂げられるのか?)の方に集中していたようです。
最後に、モリアーティについて。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、はっきり言って滅茶苦茶ウザいです。さすがはシャーロック・ホームズ最大の敵だけのことはある。
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