三島由紀夫「葵上」
あらすじ…深夜の病院。若林光は入院している妻・葵を見舞う。とそこへ、光のかつての恋人・六条康子がやってくる。
『源氏物語』に材を取った作品。とすると光源氏→若林光、葵上→葵、六条の御息所→六条康子ということになります。もちろんここに登場する六条康子は…おっと、これ以上はネタバレ防止のために伏せておきましょうかね。
尚、この作品に登場する看護婦だけはモデルが見当たりませんが、これは前半のガイド役といったところで、光たちのドロドロの愛憎劇に加わることなく退場します。
【参考文献】
三島由紀夫『近代能楽集』新潮社
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