『BLUE NOTE TOKYO jam Vol.185 SEP-OCT 2017』ブルーノート東京
表紙を飾るのはキューバン・ジャズ(キューバのジャズ)のチューチョ・バルデス&ゴンサロ・ルバルカバ。表紙では一台のピアノを二人で弾いていますが、YouTubeで彼らの演奏動画をチェックしてみると一人一台で演奏していました。曲のテンポが速かったです。
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表紙を飾るのはキューバン・ジャズ(キューバのジャズ)のチューチョ・バルデス&ゴンサロ・ルバルカバ。表紙では一台のピアノを二人で弾いていますが、YouTubeで彼らの演奏動画をチェックしてみると一人一台で演奏していました。曲のテンポが速かったです。
「特集 夏の城めぐり」にて小田原城、衣笠城、小机城を掲載。小田原城は知っていましたが、衣笠城と小机城は知りませんでしたわ。
ちなみに衣笠城(衣笠城址)は「衣笠駅より徒歩約40分」って、夏場に40分歩くのはきつい、というより場合によっては危険ですぞ。
尚、衣笠城も小机城も、どちらも今は廃城になっています。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/WYyRPLXYTik
監督:早乙女バッハ
出演:土屋若菜、早乙女バッハ
備考:無声映画
あらすじ…女性が公園のベンチで待ち合わせをしていると、デブ男が近付いてくる。
このデブ男、どう見ても不審人物ですな。ちなみにスタッフロールを見ると、監督(早乙女バッハ)が演じています。よくやるなあ。
尚、結末についてはネタバレ防止のために伏せておきますが、双方にとってあまりいいものではないようです。まあ、これでハッピーエンドはちょっと考えにくい。
福井県ゆかりの幕末期の偉人たちを紹介したもの。掲載されているのは以下の通り。
(1)松平春嶽(P03)
(2)橋本左内(P04)
(3)由利公正(P05)
(4)横井小楠(P06)
(5)中根雪江(P06)
(6)関義臣(P07)
(7)村田氏寿(P07)
(8)梅田雲浜(P08)
(9)内山良休・内山隆佐(P08)
(1)~(4)はさすがに知ってましたけど、他は…。まあ、(5)以降はマイナーな人物のようだから知らなくても仕方がないか。
尚、(9)内山良休・内山隆佐はこちらのハンドブックによれば大野藩の再建に尽力した兄弟とのこと。ちなみに大野藩は現在の福井県大野市(福井県の東部)にありました。
このショートフィルムは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/uc1UQrvbPPQ
原題:HALLOWEEN PARTY
あらすじ…ハロウィン前夜、一家がハロウィンの準備をする。だがその翌日、家族の外出中に犬が…。
この後、少年(ピーター)が変装するのですが、何に変装するのかというとカカシ(スケアクロウ)です。今だったらバットマンシリーズに登場するスケアクロウになるでしょうな。
このアニメは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/8v_fgRxJ9Z8
原題:Jingle Bells
備考:ミュージックビデオ
あらすじ…なし。
クリスマスソングの定番「ジングル・ベル」(※)を少々ゆっくり歌っています。そこはまあ、のんびりしていて悪くはないのですが、なぜか歌っているのはサビの部分のみ。よくわかりませんな。
※「ジングル・ベル」はそもそも橇すべりの歌で、クリスマスとは直接関係はなかったが、クリスマスシーズンに歌われていたことからクリスマスソングになってしまったとか。
高円寺・阿佐ヶ谷・荻窪・西荻窪のおでかけスポットを紹介。杉並アニメーションミュージアムや杉並児童交通公園など、表紙の子供たちくらいの年齢層の子供を連れて行くのにふさわしいスポットが並びます。
でも、「西荻ビール工房」なるものもなぜか入っています。「お父さんも安心してビールが飲めます」ってことは、ここはお父さんがターゲットというわけですか。
「O-CHA-NO-MA CINEMA」(P54-55)にて、「ソフィア・コッポラの椿姫」(P54)を発見。ソフィア・コッポラがオペラ「椿姫」の演出を手がけたものが10月6日全国ロードショーとのこと。
ソフィア・コッポラといえば私は映画「マリー・アントワネット」をレビューしたくらいです。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/SGLPoitvkqc
出演:キーデン・グラハム、コナー・アンダーソン
原題:Tonight is Halloween
備考:ホラー
あらすじ…キーデンはハロウィンパーティーに誘われたが断り、一人自宅でテレビを観ることに。とそこへ怪奇現象が起こる。
セリフが棒読み気味なのでそんなに怖くはないです。というよりキーデンよ、コナーに怒っているシーンでは顔がニヤけてるぞ。
それと、今回登場するのは…殺人ピエロ(キラー・クラウン)ですか。まあ、ハロウィンならマイケル・マイヤーズが定番でしょうけど、殺人ピエロは一種の定番ですからね。王道かもしれません。
本誌P20-21に河瀨直美(映画監督)の記事を発見。それによるとプッチーニの歌劇「トスカ」の演出を手がけるとのこと。
近所のレンタルビデオで河瀨直美監督作品をたまに見かけますけど、借りたことはなかったな。どれも芸術性は高そうだなという印象はあります。
エリア特集は「都心で夏デート 夏の六本木・麻布十番でバカンス気分!」(P39-32)。
そういえば昔、六本木ヒルズを探索していて迷子になったことがありましたっけ。気が付いたら同じところを歩いてましたわ。
最近は六本木ヒルズに行ってませんが、行ったら行ったでまた迷子になりそうです。迷子になったらバカンス気分とは程遠い。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/LQYSiA9vrz8
製作:Enter Viral Media
原題:Shanghai Tunnels - HORROR FILM
備考:ファウンドフッテージホラー
あらすじ…若者たちがシャンハイ・トンネルを探索する。
シャンハイ・トンネル(Shanghai Tunnels)はアメリカのオレゴン州ポートランドにある地下通路のことで、都市伝説によると労働者が誘拐(shanghai)された場所だとか。ちなみに"shanghai"の語源は中国の上海で、かつて上海でそういうことが行われていたのでそれがそのまま動詞になったとか。
それはともかく、この作品は30分近くの長さがあるのですが、実際にトンネルに入るのは後半になってから。前半は街をブラブラしていたりと、平和な光景が続きます。
後半のトンネル探索は…まるでダンジョンですな。
「スマイルノンフィクション」(P18-19)にて五郎丸歩を取り上げています。五郎丸歩はラグビーの選手で、五郎丸ポーズが有名。
そういえばどこかのアザラシ(※)が五郎丸ポーズをしていましたっけ。
※下田海中水族館のサクラコ。
【ラグビー映画】
・インビクタス/負けざる者たち
表紙を飾るイラストの場所は、グーグル・ストリートレビューで調べたところによると、世田谷線世田谷駅前の踏切のようです。鉄道に詳しい人ならばイラスト内の電車の型式もわかるのでしょうが、私は詳しくないのでそこまではわかりません。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/_WHgerinck0
監督:リチャード・ポシェ
出演:クリスティーナ・ジョンソン、メアリー・ニューマン、クリフ・ポシェ
原題:Michael Myers - Halloween Fan Film
備考:ホラー
あらすじ…夜、女性2人がハロウィンの怪談をする。とそこへマイケル・マイヤーズが襲いかかる!
邦題は私が(勝手に)付けました。
それから、冒頭のシーンでパトカーのサイレンが何度か響きわたりますが、肝心のパトカーは画面に全く映りません。これは自主制作の予算の制約によるものでしょう。ちなみにこのサイレン音は、この後の展開の不穏さを予告する演出の一環だと思われます。
最後に一つ。今回のマイケル・マイヤーズはサイズが少々小さいですな。
【関連記事】
ハロウィン(目次)
『TSUTAYA CLUB MAGAZINE』が休刊になり、その代わりに出してきたのがこれ、『TSUTAYA NEW RELEASE』です。サイズが小さくなってページ数も大幅に減っています。
よくよく考えてみれば、情報誌は休刊したとしてもレンタルビデオ店は新しいビデオをリリースし続けるし、その情報を発信していかないといけない。ネットで配信すればいいじゃんと思うかもしれませんが、古い人間なんかは紙媒体の方がなじみがあるってもんですぜ。
さて、本誌の中味をチェックしてみると、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」が掲載されているのを発見(P4)。これの前作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ならば当ブログでレビューしましたぞ。
表紙右上のイラストになっている韮山反射炉(世界遺産)には行ったことがあります。でも、あそこは周りに何もない感があって観光地としてそれほど充実しているという程ではない。実際、この地図を見ると…。まあ、そもそも反射炉は仏像などとは違い、人に見せるために造られたものじゃないですからね。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/qPwj3WBNKvA
監督:リチャード・ポシェ
出演:クリスティーナ・ジョンソン、カトリーナ・シャーウッド
原題:The Ghost of Randall Bowers
備考:ホラー
あらすじ…女子大生二人が寮の中で起こっている幽霊騒動のビデオレポートを撮る。だが…。
タイトルにあるランドール・バウワース(Randall Bowers)とは、作中のビデオレポートによると、かつてここに住んでいたシリアルキラー(快楽殺人者)で、今では死んで幽霊になっているとのこと。
それから、学生寮といっても住人はケリーとレイチェルの2人しか出てきません。他の学生は実家に帰省でもしてるのかな?
それはさておき、冒頭でレイチェルがバスルームに血文字を書いています。いわゆるヤラセってやつですな。まあ、この程度の「演出」ならば驚くには当たるまい。
「ダンケルク 史上最大の撤退作戦・奇跡の10日間」というものを発見。あれれ、ダンケルクといえばクリストファー・ノーラン監督の映画があったはずだが…と思ってよくよく調べてみると、こちらは2004年にイギリスBBCで製作されたドラマとのこと。なるほど、あちらの映画に便乗してDVDを出すってことですか。
表紙を飾るのは「Wビーフのワイルドバーガー」。
パンの代わりに肉を使って野菜を挟んだハンバーガーだそうで、P4にレシピがあります。肉肉しいなあ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/XSr7RKxsG9M
原題:Donald Trump Sabotages Wife’s Interview
備考:コメディ
あらすじ…大統領選が佳境に入る中、メラニア・トランプがインタビューを受けていると、夫が割り込んでくる。
途中まで訳してみました。
【拙訳】
ウルフ「2015年の大統領選がヒートアップ。本日は次のファーストレディになるかもしれない方にお越しいただいています。共和党候補ドナルド・トランプの妻メラニアさんです。どうぞよろしく」
メラニア「よろしく」
ウルフ「我々はドナルドをビジネスマンやリアリティショウの司会者、そして大統領候補としてよく知っています。ドナルドは夫としてどうですか?」
メラニア「彼は叫んだり大きな建物を建てたり金色のものを置くのが好きよ」
ウルフ「お二人が出会ったのは?」
メラニア「彼は夜中にやって来て、私を母の腕から取り上げたの。父が泣き叫んでいたのを憶えているわ…大学よ」
ウルフ「大学で出会った?」
メラニア「ビジネススクールね」
ウルフ「だけど彼はあなたよりはるかに年上ですよ」
メラニア「私は新入生で、彼は上級生でした」
ウルフ「彼は議論の余地のある政策を持っています。移民の一人として、彼の移民に対する態度をどう感じますか?」
(トランプ登場)
トランプ「おいおい、よお、ウルフちゃん―老婆に速球を投げつけてやがる」
ウルフ「ドナルド、インタビューに参加するとは思っていませんでしたよ。私はあなたとの関係について話していたのです」
トランプ「OKOK。ここで我々の年齢差のジョークが出て、私が同意する。45歳の女は気持ち悪い。私は『44歳で出て行け』と言っているんだ。だけど彼女が運動療法を続ける限り、例外を設けることにする。なにか見せてくれ」
メラニア「1」
トランプ「違う違う、もっとリアルに」
メラニア「2」
トランプ「そうだ」
ウルフ「あの、移民政策に戻りましょう。メラニア、あなたは移民だ」
メラニア「はい、ユーゴスラビアから来ました。でもドナルドが言うの、来月から3ヶ月は『オハイオから来た』ということにしろって。スイングステートよ」
トランプ「スウィング、スウィング、スウィングだ」
ウルフ「スウィングステート、ええ」
メラニア「オハイオはいいところ。クリーブのランド(クリーブランド?)はゴージャス。ドナルドが皇帝になった時…」
ウルフ「大統領」
メラニア「私たちは黄金の城を建てるの」
疲れたのでとりあえずここまでとさせていただきます。続きはご自分でどうぞ。
それはさておき、この作品を観て感じたのは、メラニアのしゃべり方がバカ女っぽいということです。もちろんコメディ作品としてそういう演出にしているのであって、実際にそうだとは限らない。
尚、実際のメラニアはどうかということを知りたい方は、とりあえず彼女のインタビュー映像を視聴するべし。たとえ英語がわからずとも、知性のある話し方をしているかどうかぐらいは、入念に観察すればわかるはずです。
【関連記事】
ドナルド・トランプ(目次)
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/nRzsgCp60YU
出演:コール、マーマレード
原題:What Cats Do At Night...
あらすじ…2匹の猫が夜中に家の中で…。
カメラの暗視モードで自宅の飼猫を撮影。猫たちは家の中を元気に駆け回っていますが、そういえば猫は夜行性でしたっけ。
あらすじ…盲目の青年・俊徳(としのり)の親権を巡って、養父母の川島夫妻と実の両親の高安夫妻とが争い、家庭裁判所の桜間級子調停委員が調停に入る。
俊徳は「一種の狂人」(P207)と評される性格の持ち主で、双方の両親を翻弄しています。こりゃひどい。
ともかくもこれでは埒が明かないと見た級子は俊徳とサシで話すことにします。そしてそこに至って俊徳は「この世のおわり」(P222)の光景をまくしたてて、自分がなぜこうなってしまったのかを明らかにしてます。ここまで語らしめるとは…ああそうか、級子は俊徳にカウンセリングのようなことをしていたのか。
【参考文献】
三島由紀夫『近代能楽集』新潮社
この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/1MJqqU8XcGE
原題:Top 10 Scariest Urban Legends
製作:WatchMojo.com
10位:下水道のワニ
9位:臓器抜き取り
8位:パッシング(車のヘッドライトを瞬間的に上向きにすること)
7位:フック
6位:君は電灯をつけなかったことをうれしく思わないか?
5位:舐めた手
4位:ベビーシッターと上の階の男
3位:後部座席の殺人者
2位:消えたヒッチハイカー
1位:ブラッディ・メアリー
2位の「消えたヒッチハイカー」は、ヒッチハイカーを車に乗せたらいつの間にか消えていた、というもの。日本だとタクシーが幽霊を乗せてしまったという話がこれに近い。
それから、1位のブラッディ・メアリーは鏡の前で血まみれの女性を召喚するというもので、当ブログではこの話を基にした自主制作映画を取り上げています。
尚、他の都市伝説については省略。
あらすじ…大実業家の宗盛は、愛人の熊野(ゆや)を花見に連れて行こうとするが、熊野は行きたがらない。北海道の母が病気だというのだ。
三島由紀夫はこの作品の他に同名の別作品を書いて『三田文学』に載せており、それと区別するためにこちらの『近代能楽集』の「熊野」には(近)を付け、『三田文学』所収の「熊野」には(三)を付けて表記します。
さて、この「熊野(近)」では最後にどんでん返しが用意してあり、それを見ると宗盛が意外にしたたかで有能だったりします。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、このハッピーエンド(?)には釈然としないものが残りました。
【参考文献】
三島由紀夫『近代能楽集』新潮社
【関連記事】
三島由紀夫「熊野(三)」
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/-tGutFcN560
原題:President Trump - United States Hell March (2017)
ドナルド・トランプの映像などに、RTSゲーム「Red Alert」シリーズのメインテーマ曲「ヘル・マーチ」を付けたもの。ヘル・マーチ(Hell March)を直訳すると「地獄の行進曲」となるので、邦題は「トランプ大統領―アメリカ地獄の行進曲」とさせていただきました。
…何だか本当に地獄を行進させられそうですな。
【関連記事】
ドナルド・トランプ(目次)
あらすじ…巨大な衣装箪笥がオークションにかけられる。とそこへ、踊り子の清子がやってきて、その衣装箪笥の恐るべき由緒を語る。
清子の話を整理すると大体こんな関係になります。
安珍が安(やすし)に、清姫が清子になっているわけですな。それから、謡曲「道成寺」では清姫が白拍子に化けて登場していましたが、それがここでは踊り子になっています。
ただ、清姫は安珍を殺しましたが、清子は安を殺してはいません。話によれば犯人は桜山氏、即ち不倫相手の夫です。清子が桜山氏を唆(そそのか)して安を殺害せしめたというのなら、清子も殺人の共犯(正確には殺人教唆)になるのでしょうが、どうもそういう形跡は見当たらない。
最後に、ラストについて。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、謡曲「道成寺」の結末よりは幾分か軽い感じがします。これはやはり、主人公が愛する者を殺したという十字架を背負っていないからでしょうかね。
【参考文献】
三島由紀夫『近代能楽集』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/F7AaYvD2QfI
原題:Bloody Mary Legend - Spoof
備考:ホラー
あらすじ…男が鏡の前でブラッディ・メアリーを呼ぼうとするが、相棒が茶化してくる。
ブラッディ・メアリー伝説とは、鏡の前でブラッディ・メアリーの名を3度呼ぶと血まみれの女性が現われるというものです。
ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、最後のオチはいわゆる三度目の正直ってやつですかね。
あらすじ…画家の老嬢・実子は、班女の花子の面倒を見ている。花子は愛する男が戻ってくるのを待っているのだ。そんなある日、花子のことが新聞に載り…。
班女が登場する作品といえば近松門左衛門の「双生隅田川」を取り上げたことがあります。あちらの班女は我が子を失って狂女となりましたが、こちらの班女(花子)は恋人を失って狂女となっています。だとするとこれは恋愛劇になるのか。
恋愛劇といえば、実子もその恋愛劇のプレイヤーでしょうな。作品中で実子は何とかして花子を手放すまいとしていますが、実子がレズビアンで花子を愛しているのだと解釈すれば彼女の行動も納得が行きます。
【参考文献】
三島由紀夫『近代能楽集』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/zip1myNP8kg
原題:Pokemon Go - In real life
備考:SFアクション
あらすじ…スチュアートはポケモンを捕まえ続けるが…。
主人公は冒頭でいきなりミュウ(レアリティ:SS)を捕まえています。やるなあ。
ちなみにポケモンGOでミュウを入手する方法は…いや、ここに書くのはやめておきます。デマ情報が流れているそうですし、私はこの方面に詳しくないから、ここで下手なことは書けない。ただ、少なくともこちらの作品のように簡単に入手できるものではない、というのは確実です。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/OcY0cBZZIn4
監督:アルトゥール・ルバン
出演:ラケル・アレナス、アレリー・ファロ、パブロ・テヘラ
原題:SAMALIA - Cortometraje de terror
備考:ホラー
あらすじ…とある女性が妙に安い家に住むことになるが、それは例によって例のごとく曰く付きの物件だった!
効果音がちょっと派手すぎやしませんかね。ここまで音が大きいとかえって興醒めですな。
尚、この作品の言語はおそらくスペイン語ですが、動画の設定で英語字幕を出すことができます。その英語字幕を基に、冒頭の電話のメッセージを和訳してみました。
電話1:ハーイ、私よ、スーシー。あなたが教えてくれたことについて考えてみたの。どうして電話に出てくれないの? 電話して!
電話2:やあ、アレックス。いつもの場所で夕飯を食うって約束したよな。来るつもりなら、知らせろよ!
電話3:1時間待ってるけど、まだ姿を見せない! 来てよ! 機会があったら電話して!
推測するに、どうやら突然失踪した模様。
あらすじ…夜の公園でタバコの吸い殻を拾っている老婆のところへ、若い詩人が近付いてくる。老婆は詩人に、昔自分が鹿鳴館の花形だったという話をする。
鹿鳴館の華やかなりしパーティーの光景は、死にゆく詩人が見た幻想(マッチ売りの少女のような!)だったのだと解釈できます。あるいは、老婆は実は邪悪な魔女で、哀れな詩人に魔法をかけて眩惑し、死に至らしめたとも解釈できます。まあ、近代合理的な人ならば後者よりも前者の解釈の方が説得力を持つでしょうな。
もしも前者の解釈を採るならば、謡曲「卒塔婆小町」の老婆が深草少将の亡霊に取り憑かれて狂っていたのに対し、こちらの作品では狂っていたのは詩人の方だということになります。
【参考文献】
三島由紀夫『近代能楽集』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/rvwyfuqYpWY
原題:Ghost in Mirror
備考:ホラー
あらすじ…男が洗面台で歯磨きをする。
わずか48秒の短い作品。サムネイル画面とタイトルでわかると思いますが、鏡に映っているのが幽霊です。
それにしても、自宅で歯磨きしている時に帽子をかぶっているとは妙なものですな。
あらすじ…法律事務所の老小使・岩吉は、向かいのビルの洋裁店に姿を現わす華子に恋をし、恋文を送り続けていた。洋裁店の連中は一つからかってやろうということになって…。
この作品は大きく前半と後半とに分かれています。即ち、岩吉が死ぬまでが前半であり、岩吉の亡霊と華子が会話をするのが後半です。
そこで一つ気付いたのは、前半では華子のセリフが一切ないということです。後半で亡霊としゃべりまくるのとは対照的です。ひょっとしたら華子は、現世より幽界の人間と話す方がお似合いなのかもしれませんな。
【参考文献】
三島由紀夫『近代能楽集』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/spUiu42jZQM
監督:クリストファー・J・クレーン
原題:Seasons in Bowring Park
あらすじ…ボウリング公園の冬と夏を交互に映す。
たまにはボンヤリと眺めていられるものを取り上げます。
ボウリング公園はカナダのニューファウンドランドのセントジョンズにある公園です。日本に喩えると石神井公園とか井の頭公園みたいなものかな。いや、地方都市の大きな公園だから…すいません、ちょっと思い付きません。
尚、最後の白鳥についてはノーコメントで。
あらすじ…次郎は乳母だった菊のもとを訪れ、彼女の家にある不思議な枕で寝る。
主人公(次郎)のキャラクターが凄い。
次郎 (言下に) ううん、僕は女を愛したことも愛されたこともありはしない。(P13)
次郎 友達なんて! はじめっから一人もいやしない。(P13)
次郎 学校なんかもうやめちゃったもの。
菊 それじゃあ世間で揉まれなすったのね。
次郎 ううん、家でぶらぶらしてただけさ。(P14)
つまり次郎は恋愛経験ゼロ、友達ゼロの中退ニートです。社会不適応にも程がある。
さて、ここから先はネタバレ注意。
次郎が邯鄲の枕で見た夢を整理してみると…
(1)美女:恋愛と家庭
(2)踊子:歓楽
(3)秘書:富
(4)紳士:政治的権力と名声
(5)老国手:死
次郎はこれら全てにひじてつを食らわせ続けます。そして最後に出てきた老国手は、正体を明かした上で次郎を毒殺しようとします。死ぬことで涅槃の境地に入らせようとしたのかな?
それはともかく、次郎はそれも拒否したところで目が覚めてみると、庭の花が咲いているという事態に。枕と花の因果関係はよくわかりませんが、次郎が枕の魔法を打ち破ったのは確かなようです。
こんなこと、常人にできることではあるまい。ああそうか、次郎は常人じゃないから社会不適応なのか。
【参考文献】
三島由紀夫『近代能楽集』新潮社
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謡曲「邯鄲」
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/JWMSGT_kqfg
監督:クリストファー・J・クレーン
出演:クリストファー・J・クレーン
原題:Third Times The Charm
備考:ファウンドフッテージホラー
あらすじ…夜、自宅のパソコンでミュージックビデオを作っていた男が、不穏な気配を感じ自宅を探索する。
原題は"Third Times The Charm"となっていますが、おそらく正しくは"Third Time's The Charm"(三度目の正直)だと思われます。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、三度目の正直で「何か」が起こります。
尚、暗い画面のシーンが多いのと、ハンディカメラによる手ブレが大きいので、視聴にはご注意を。
裏表紙にはアクアシティお台場の「JUMP SHOPお台場展2017」(7/15~8/31 期間限定オープン)の広告で、ここでは現在の少年ジャンプのキャラクターが勢揃いしているのですが、私は半分以上は知りませんでした。全然読んでないからなあ。
まあ、孫悟空(ドランゴンボール)や坂田銀時(銀魂)くらいならさすがに知ってますよ。前者は実写版の映画をレビューしましたし、後者は実写版映画が話題になっていましたからね。
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・ドラゴンボール エヴォリューション
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/js2932fcKOU
監督:ルーク・オスターミラー
出演:スコット・K・レスリー、カリ・ジューン、R・J・ワグナー
原題:Turn Around (2016) | Award-Winning Horror Short
備考:スプラッターホラー
あらすじ…ネイサン(男)はアンバー(女)と共にキャンプへ行くが、アンバーが森で行方不明となる。ネイサンは森へ捜しに行くが…。
この後主人公は殺人鬼に監禁されるのですが、そこから脱出して屋外に出ると車が多く停まっていました。山奥の小屋かと(私は勝手に)思っていたのですが、あれだけの車が停められるほど開けた場所だったんですね。尚、車の多くは他の被害者のものと思われます。
それはさておき、最後のオチは何となく読めました。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、ミステリーだと「意外な共犯関係」というのは珍しくないものでして…。
「世田谷美術館3つの分館――弦巻・成城・奥沢の身近なアート空間」(P05-06)という記事の中にこんな記述が小さく書かれていました。
*世田谷美術館(砧公園内)は7月3日から2018年1月12日まで、改修工事のため休館いたします。(P06)
そうだったのか。知りませんでしたわ。随分昔のことですが、世田谷美術館にはジョアン・ミロ展を観に行った記憶があります。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/ghIBFD8whAw
監督:ブランドン・ケヒアヤン
出演:ジョン・トルジッロ、ヒラリー・ネルソン、サム・トンプソン
原題:Crane (2015) | A DC Comics Fan Film
備考:クライムアクション
あらすじ…親友を殺されたジョナサン・クレーンは復讐の鬼と化す。
スケアクロウはバットマンシリーズに登場するヴィラン(悪役)で、恐怖ガスを武器にしています。
さて、本作ではオープニングが終わった後、3分ほどたるい会話が続きます。メガネ君がジョナサンで、金髪女(役名はローリー)がその親友です。
それから、今作ではスケアクロウの「誕生」を描いており、この段階ではまだ毒ガス噴射器は使用していません。まあ、あれはすぐに作れるというものではないのでしょう。
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バットマン(目次)
「関東近郊でいく! ちょっとそこまでぶらりさんぽ」(P22)で取り上げられているのは御岳山(みたけさん)。バスやケーブルカーも使うからさすがに「ちょっとそこまで」というレベルではないような気もしますが、そこはまあいいでしょう。
住んでいる場所にもよりますけど、御岳山に行くとなると丸一日潰れてしまうのを覚悟しないといかんでしょうな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/RLQ37xyrljk
Vimeoでも観られます。
https://vimeo.com/195388399
監督:マイケル・マルコ、テイラー・ミッチェル・クラーク
出演:カイラ・ホーレット、ザック・パーソンズ、キャメロン・スミス
原題:CRANE (Batman - DC universe Fan Film)
備考:クライムサスペンス
あらすじ…鬱病と不安障害に苦しむセリーナ・カイルは、ゴッサムの心理学教授ジョナサン・クレーンのもとを訪れる。
バットマンシリーズの知識があるからわかるのですが、セリーナ・カイルはキャットウーマン、ジョナサン・クレーンはスケアクロウです。ロクなことにはならないだろうなと思っていたら、案の定ロクなことにはなりませんでした。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、こりゃあ薄い本不可避か。
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バットマン(目次)
表紙を飾る料理に一瞬目を奪われてしまいましたが、本誌をチェックすると、これは小玉スイカのベジ・コングクス(豆乳素麺)というものらしい(P1)。渋谷ヒカリエ&Fの「渋谷 水刺齋」の料理です。
小玉スイカを器にし、ツユがピンク色というのは見た目のインパクトがあります。
オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」の広告を発見(P233)。この作品の元ネタは言うまでもなくギリシア神話のオルフェウスの冥界下りですな。
尚、このオペラは北とぴあさくらホールにて2017年12月8日・10日公演とのこと。
ちなみに元ネタが同じ作品として映画「黒いオルフェ」なんてものもあります。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/DYTuNXq1eBk
出演:ジョルジオ・ロカテッリ
原題:How to make 2,000-year-old-bread
備考:料理動画
あらすじ…2000年前のパンのレシピを元にパンを作る。
動画ページの説明文によると、紀元後79年にオーブンに入れられたパンが1930年にヘルクラネウムで発掘され、ジョルジオ・ロカテッリがそのパンのレシピを再現してみたとのこと。紀元後79年はヴェスヴィオ火山の噴火によりポンペイやヘルクラネウムなどが埋もれた年であり、ここで再現されたパンは古代ローマのパンということになります。
ところで、このパンには製作者の「サイン」が入っています。詳細は動画ページでの説明に譲りますが、サインがあるということはそこにパン職人のブランド価値もあったのかもしれません。
2017年8月6日(日)~10月9日(木)開催の映画祭のパンフレット。
どんな作品があるのかチェックしてみると、「裸の三姉妹 淫交」とか「妻たちの絶頂 いきまくり」など、タイトルからしてすごい。尚、そんな中で「紅薔薇夫人」(団鬼六原作)は気品が感じられます。
それから、表紙をよく見ると乳首が見えてしまっているので、引用に際しては若干の修正を加えておきます。
「世田谷区立平和資料館」(P14)なるものを発見。世田谷にそんな施設があったのかと驚きましたが、本紙の記事によると「平成27年8月に世田谷公園の一角に開館した」(P14)とあるので、割と最近できたもののようです。
入館料無料だそうですし、機会があれば行ってみてもいいかな…ということで実際に行ってきました。その時の記事はこちら。
電車の待ち時間に撮影。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/8IOly3-M96M
出演:イェフダ・ドイッチュ
原題:In the Footsteps of Jesus - The Western Wall Tunnels in Jerusalem
備考:観光動画
あらすじ…エルサレムの西側の壁のトンネルを案内する。
エルサレム神殿の西側の壁の一部が「嘆きの壁」として残っていますが、この動画によると西側の壁の他の部分は地下に埋もれているとのこと。
それにしても、イエス・キリストがここも通ったであろうことは想像に難くありませんが、わざわざイエスの名をタイトルに持ち出してきたということは、これはキリスト教徒向けに作ってあるということなのかもしれません。
「ODAKYU Town File No.48 藤沢本町」(P08-09)にて遊行寺などが紹介されています。
遊行寺にはかつて私もお参りしたことがありますけど、その近くにふじさわ宿交流館があるのは知らなかったな。いや、でも、よく見るとふじさわ宿交流館は「2016年に開館」(P09)とあるから、ひょっとしたら私がお参りした時にはなかったのかもしれません。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/u9zujnEd--g
出演:リック・スティーヴス
原題:Jerusalem, Israel: Temple Mount and The Dome of the Rock
備考:旅動画
あらすじ…エルサレムにある岩のドームと神殿の丘を観光する。
岩のドーム(The Dome of the Rock)はイスラム教の神殿。又、神殿の丘(Temple Mount)はソロモン王が建てたエルサレム神殿があった場所のことで、ここには岩のドームや嘆きの壁があります。そういえばタイトルには出てきませんでしたが、嘆きの壁もこの中で登場します。
都市の騒々しい観光風景が展開されていますな。もちろん熱心に祈る人たちもいますが、物見遊山の観光客も多い。
今年も神田古本まつり及び神保町ブックフェスティバルに行ってきました。
ここで購入した古本のレビューは機会があれば発表します。
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第56回 神田古本まつり(2015年)
神田古本まつり・神保町ブックフェスティバル(2016年)
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第61回 神田古本まつり(日記)(2022年)
神田古本まつり&神保町ブックフェスティバル(2022年)
本紙一面では「8月11日は山の日 木陰や水辺が心地よい すぐそばにある夏山」と題して高尾山と御岳山(みたけやま・みたけさん)を取り上げています。
御岳山にはまだ行ったことがありませんが、高尾山ならば何度か行ったことがあります。その経験から言わせてもらうと、夏の高尾山は都心に較べれば涼しいし、水道の水も冷たい。その点では心地よいのですが、同時に湿度もそれなりに高い。特に水辺は。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/R4DDrtXkNuY
出演:リック・スティーヴス
原題:To the Toilet - James Bond Style
備考:旅動画
あらすじ…男子トイレに入る。
動画ページの説明文によると、このトイレはスイスにあるらしい。
トイレのドアには映画「007」シリーズに出てくるような人たちの影絵が描かれています。入口のドアに立っているのが「007」の主人公ジェームズ・ボンドだと思われます。
それにしても、男子トイレにナイスバディな女性の影は…。それから、カメラを持ってトイレに入ると、そこに居合わせた男性は戸惑うでしょうな。
近所のクリエイトにて買い物した際に入手。
本誌の説明によると、買い物で貯まったポイントを使ってカタログの商品と交換してくれるとのこと。もちろん、このポイントを貯めるには会員である必要があるのは言うまでもありません。
さて、カタログにはどんなものがあるかチェックしてみると…「キッズ・ベビー」(P31-38)の項目に、「神奈中バス模型 かなちゃん号 1/80スケール」(P34)なんてものがあるぞ。これは寧ろ、ある種の趣味を持つ大人向けじゃないですか。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/Ffkkxq8l7gQ
製作:AponProductions
原題:Little Things in Bentong
備考:旅動画
あらすじ…ベントゥンで観光。
ベントゥン(Bentong)はマレーシアにある地方自治体で、そこにあるテーマパークを探訪した時の様子を撮影したものとなっています。動画ページの説明文によると、コルマールトロピカル(フランスをテーマにしたリゾート)、日本村、ベントゥン植物園とのこと。そういえば石燈籠など日本っぽいのも映っていましたっけ。
それにしても暑そうではありますな。
映画「レゴ バットマン ザ・ムービー」の記事を発見。それによると、日本語吹替版には下記のキャストが参加しているとのこと。
バットマン:山寺宏一
ロビン:小島よしお
ポイズン・アイビー:ゆいP(おかずクラブ)
市長:オカリナ(おかずクラブ)
おかずクラブは漫才コンビで、ゆいPとオカリナの2人は小島よしおと同じくお笑い芸人です。
そういえば昔、「TAXi4」という映画でオリエンタルラジオが吹替やってましたっけ。思い出すなあ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/cO3j_uuQPAY
監督:ブレント・コンスタンティーノ、メイムナ・ケリー
出演:ブレント・コンスタンティーノ、フィル・スミルノフ
原題:Trump Meets Russian Advsior
備考:コメディ
あらすじ…ドナルド・トランプが大統領執務室でロシアのアドバイザー(役名はセルゲイ・ペトロフ)と会談する。
とりあえずトランプがあまり似ていないことについてはノーコメントで。そもそもこの作品の主眼は政治風刺であってビジュアルではないのですから。
さて、両者の会談内容は以下の通り。私の語学力ではスラングや小難しい言い回し、それに政治の小ネタはうまく訳しきれなかったように思います。でも、これはコメディ作品なんだから、大体わかればいいんじゃないでしょうか。ここに政治的精密さを求めるのは野暮ってものです。
【拙訳】
トランプ「(電話で)ドナルドだ。…ああ、そうだ、クシュナー(※娘婿のジャレッド・クシュナー)、彼を入れてくれ、…よろしい」
セルゲイ「再会できて光栄です」
トランプ「ああ、わかってる。大統領執務室へようこそ。すごくないかね? みんな私を愛してる。OK。私も自分を愛してる。イヴァンカ(※娘)も私を愛してる。彼女の素晴らしい夫ジャレッドも私を愛してる。OK。クリス・クリスティ(※トランプの政権移行準備チームの責任者。後に副責任者に格下げされた末に解雇)も私を愛してる」
セルゲイ「それにもちろんあなたの愛らしい妻メラニアさんも」
トランプ「私は中国、日本、メキシコと最良の取引をする。私が書いた取引を見給え」
セルゲイ「その話はもう結構です」
トランプ「OK。よろしい。それじゃその部分は飛ばすとして…おいおい、フェイクニュースは入っちゃいかんよ。出て行け。君らは恐ろしい人たちだ。君らは私を非常に不公平に扱う。OK。君らはフィッツァー(※F.G.Fitzer。トランプに批判的なブロガー)よりひどい。OK。彼は途中で3人を毒殺したんだ」
セルゲイ「たしかにそうでしょうね。でも、ロシアのカメラマンたちをほんのちょっとだけここに入れればと思うのですが…」
トランプ「そうすればどうなるのか本当にわからない。ロシアの諜報力を知っているだろう?」
セルゲイ「彼らはあなたを偉大だと思っています」
トランプ「そうか。(電話で)ドナルドだ。違う、ショーン(※ショーン・スパイサー。当時はホワイトハウス報道官)、クビの話じゃない。違うよショーン、そうじゃない、君はスパイシーだ。私が呼んだのは、ロシアのメディアを大統領執務室に入れなさいということだ。ロシアのメディアだけだぞ。CNNの犬どもは入れるな。記者会見でどうやって防御するかは気にしない。ショーン、さっさとやれ。OK。よろしい、私も君を愛してるよ、ショーン」
セルゲイ「私は毎週のブリーフィングのためにここに来ています。(うしろを向いて)出て行け」
セルゲイ「今週はいいものじゃありませんでした。まずはジェームズ・コミー(※FBI長官)の解任です。ロシア憲兵の捜査によるとネッド(※ノーマン・シャープレス?)が担当するとか」
トランプ「他を見よう。OK。私は何度も自分自身は調査対象ではないと言われたんだ。つまり本当に調査すべきことはここにはないんだ。ただ私がキャンペーンで表彰台に立って、こうスピーチするんだ。ロシアがヒラリーと民主党にハッキングする、と」
セルゲイ「馬鹿馬鹿しい」
トランプ「くそ。それは確かか?」
セルゲイ「もちろん違います。あなたは偉大だ」
トランプ「やめてくれ」
セルゲイ「そうそう、ウチの大統領(※プーチン)からあなたに宜しくというメッセージと贈り物があります」
(マトリョーシカを渡す)
トランプ「おお、チ○コの皮。私がこういうのを好きだということを彼は憶えていてくれたんだな。すごいよすごいよ」
セルゲイ「屋上の虫が入ってきているようですね」
トランプ「この部屋に換気扇はないよ。OK。私は最良の殺虫剤を持っている。それにしてもこれは本当にファンタスティックだ」
セルゲイ「ああ、それは良かった」
トランプ「なあ、私はトランプのマトリョーシカを作るべきだと考えている。もちろん一番大きいのは私で、なぜなら私は偉大で、非常に愚かな人々のために混乱を引き継いだからだ。次はおそらく、私の愛する美しい娘イヴァンカ。それからもちろんドナルドJr.(※長男)。それからバロン(※三男)、そしてエリック(※次男)。なぜなら彼はすごい子供で、私が思うにやらかしてくれるだろうからね」
セルゲイ「ティファニーさん(※次女)は?」
トランプ「ああ、彼女もだ」
セルゲイ「あなたの愛する妻メラニアさんは?」
トランプ「私は中国と大きな取引をした」
セルゲイ「何はともあれ、元に戻しましょう」
トランプ「おいおい、始めたばっかりだろ」
セルゲイ「ちょっとよろしいですか。我々は重要な問題を話し合う必要があります」
トランプ「おう、誰もが今日したいと思っていることは、私と重要な問題を議論することなんだな。誰もクソみたいなものを持ち込まなかった昔がなつかしいよ。私は政治家のように語ることができたが、実際には何もする必要はなかった。つまりメラニアにほんのちょっとのお金を渡し、自分の黄金の便器にウ○コするくらいだった。でも今は全国のお金をコントロールするし、普通の便器にウ○コしなければならない」
セルゲイ「不幸な犬だ、ともかくも私が言いたいのは」
トランプ「JFKやロナルド・レーガンのような偉大な大統領が使ったこの机のように、私も彼らが使ったのと同じ便器を選ぶ。何も特別なことじゃない。もちろん黄金の便器がなつかしい」
セルゲイ「ドナルド」
トランプ「何だい?」
セルゲイ「最近の大きな外交問題とISISについてはどうでしょう。プーチンと私は、あなたが早急に何かする計画があると聞いていますが」
トランプ「いいか、こいつらは悪い人たちだ」
セルゲイ「知ってます。みんな知ってます。あなたは同じことばかり言ってますが、計画は何ですか?」
トランプ「後日私は彼らを負け犬と呼ぶ」
セルゲイ「わかりましたよ、ドナルド。だから計画は何ですか?」
トランプ「よろしい」
セルゲイ「ええ、それは?」
トランプ「ツイッター戦争だ!」
セルゲイ「…いえ、ドナルド。私は真剣に訊いているのですよ」
トランプ「いいかセルゲイ、君は実際にガチで人を殺す方法を知っているかもしれない。だが、私は人のキャリアを殺す方法を知っている。私は長年に渡って数えきれないくらいのキャリアを殺してきた。ジェブ・ブッシュ、マルコ・ルビオ、歪んだヒラリー(※いずれも2016年大統領選挙のライバル)とかね。私がしなければならなかったのは、彼らがわしづかみにしているマ○コについて話すことだけだった。それにビリー・ブッシュ(※司会者。失言テープの時のトランプの話し相手)もクビになった」
セルゲイ「ドナルド、簡潔に話して下さい」
トランプ「明らかに私は偉大だし、みんな(そのことは)知っている。でももし、私の偉大さが迷惑で、人を驚かせて、彼らが離れていく点であるのならば、それこそがちょうど歪んだヒラリーと嘘つきテッド(※テッド・クルーズ)にしたことと同じことをISISにしようとしているのだ。(ツイッターに)ISISのキーを付けないと。そうだ、いいぞ。(電話を取って)ドナルドだ。違うよショーン、君をクビにするんじゃない。私はもうこれ以上の贈り物をしたくないんだ。いいか、私のツイッターのハッシュタグにISISを付けるんだ。やつら敗者が最後の一人になるまで流行させるんだ。OK。OK。いいぞ、愛してるよショーン。またな」
セルゲイ「今言ったことは確かでしょうな?」
トランプ「ああ、そうそう、もう一度電話しなくては。(電話を取って)ドナルドだ。…何? 何がしたいんだ、クリスティ? クリス、君が私に浴室に行くよう頼む必要はないと何百万回も言ったじゃないか。けど、だけど君ならできる。ああ、いいぞ、ファンタスティックだ。OK。愛してるよ、クリス」
セルゲイ「話はこれでおしまいです。一旦本拠地に戻ります」
トランプ「OK。また会おう。」
セルゲイ「もちろんです」
トランプ「ルディ(※ルドルフ・ジュリアーニ?)に、素晴らしい贈り物に感謝すると伝えてくれ」
セルゲイ「そうします」
トランプ「私は非常に長い間握手する」
セルゲイ「わかってます、わかってます」
わずか10分ほどの作品を数時間かけて訳してみました。疲れたなあ。
ちなみに、ショーン・スパイサーが電話口で自分がクビになるんじゃないかと恐れているようでしたが、実際には後に本当にクビになりました。御愁傷様です。
それから、ビリー・ブッシュとトランプの会話テープですが、とりあえず下にリンクを貼っておきます。英語字幕が付いているので、英語に自信のある方は翻訳に挑戦してみてはいかがでしょうか。ただし、内容は下品なものだということは前もって言っておきます。
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ドナルド・トランプ(目次)
デロンギ全自動コーヒーマシンのパンフレット。
某家電量販店で展示販売されているのを見かけましたけど、値段が高かった(軽く10万円を超えていた!)のが印象に残っています。高機能だから高いよなあ…などと考えていたら、パンフレットにこんな文章が。
コーヒーは毎日飲むものだから、マシン購入にかかる初期費用だけでなく、日々のランニングコストを踏まえて賢く選んでください。
こんなことを書くくらいだから、やっぱりマシンの値段の高さは自覚してるんですね。
【コーヒー映画】
・ア・フィルム・アバウト・コーヒー
P6に「レモン&ライム サワードリンク」なるもののレシピを掲載。あーいいですねえ、暑い時にゴクゴクッと飲んでみたいなあ…と思ってレシピをチェックしたら、「1週間ほど冷蔵」(P6)する必要があるらしい。一週間はちょっと長いかな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/YKKkXP0CuI0
原題:Sherlock Holmes Museum -221B Baker Street, London walk-through tour
備考:ツアー動画
あらすじ…シャーロック・ホームズ博物館を探訪する。
博物館には小道具やら等身大の人形やらが所狭しと陳列されています。マントルピースにナイフを突き刺して手紙を留めてあったり、化学の実験道具やバイオリンがあったり…。お、ナポレオンの胸像(※短篇「6つのナポレオン」に登場)もあるぞ。
それにしてもモリアーティ教授はハゲすぎだろ。
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シャーロック・ホームズ(目次)
2017年7月5日・8月2日発売の「死ぬまでにこれは観ろ!」シリーズのDVD&ブルーレイ200本を掲載。
このシリーズはなかなかカルトな作品が揃っていて、私なんかはニヤリとしてしまうものもありますが、このパンフレットをチェックしてみると…「シリアル・ママ」や「嘆きのピエタ」なんて強烈なものがありますな。それから、プレスリー・ファンなら「ザ・シンガー」は外せない。
ちなみに「戦闘機対戦車」も載っていますが、観た者の一人として言わせてもらうと、「死ぬまでにこれは観ろ!」と言う程のものじゃない。まあ、こういうのが好きな人も世の中にいるから一概には言えませんが…。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/-6UkSUnc0CI
出演:トム・バックマスター
備考:ルポ
あらすじ…ストレリー・ホールにカメラを仕掛けて幽霊を撮影しようとする。
舞台となるストレリー・ホール(Strelley Hall)はイギリスのノッティンガムにある古い屋敷。又、タイトルのダンジョンは地下通路のことで、この作品の中盤で登場。
ちなみにYouTubeで"Strelley Hall"を検索すると、心霊動画っぽいのが何件か出てきました。どうやらここは心霊スポットとして有名な模様。
まあ、古い屋敷なら幽霊くらい棲みついていてもおかしくはないですよ。でも、最後の談笑を見ると、ちょっと出てきそうな雰囲気じゃない。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/xdt13wtIlVs
原題:How to Sell a Haunted House
備考:ホラーコメディ
あらすじ…陽気な黒人女が幽霊屋敷を売り付けようとする。
この屋敷では昼間から怪奇現象が続発しています。これはヤバい。ついでに言えば、売ろうとする女も別の意味でヤバい。
表紙を飾るのはザ・ホットサーディンズ(The Hot Sardines)。
YouTubeでこのジャズバンドの楽曲を幾つか聴いてみましたが、いい意味で猥雑なところがあるように感じられました。
世田谷区の豪徳寺駅前を通った際に入手。飲食店のチラシです。
さて、チラシによるとこの店は「アジアン料理」と銘打っているのですが、チラシの中段左側の写真にはなぜかピザらしきものが写っています。それから、チラシの左下には「ボンゴレスパゲッティー」が。これがアジアン料理…?
ちなみに、店の看板を見ると「アジアン イタリアン フード」と書いてあり、実はイタリアンも出している店なのだということがわかります。でも、だとするとチラシからイタリアンの語が消えたのはなぜなのか?
ともあれ、食べログの当該記事へのリンクを貼っておきますので、興味をお持ちの方をそちらを参照して下さい。
ユニック キッチン(食べログ)
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/eKQOk5UlQSc
出演:ピート・ホームズ
原題:Sherlock Holmes Sucks at Deduction
備考:コメディ
あらすじ…シャーロックがワトソンに推理を展開するが、その推理が外れまくる。
ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」のパロディ。そもそもシャーロック・ホームズは、元ネタのドラマや原作小説でも推理を外すことがありますけど、ここまで盛大に外すのは珍しい。
それにしても、シャーロック・ホームズを演じたピート・ホームズは(どっちも同じホームズだ!)、ここでは早口で推理を開陳しないといけない。セリフを覚えるの大変だったでしょうなあ。
【関連記事】
シャーロック・ホームズ(目次)
表紙の写真の奥に写っている寺は神楽坂の善國寺ですな。ここにはお参りしたことがあります。
ただ、中央の女性が立っている細い路地までは入らなかったな。
「SEIBU TIMES」(P07-08)にこんな記事を発見。
YouTubeにて「西武鉄道公式チャンネル/SEIBU RAILWAY Official Channel」を公開中!(P08)
YouTubeに西武鉄道公式チャンネルですか。早速チェックしてみたところ、西武鉄道のテレビCMや、中国語・韓国語・英語のインバウンド(外国人観光客誘致)動画などがありました。
ただ、(私がチェックした段階では)企業の規模の割には動画の数はそんなにない模様。
西武鉄道公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCI51nhuV2Dbxuud6lVBrVLg
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/ODcJtihU9Lc
監督:リアム・バンクス
出演:ヨハン・チポル、ジュリア・ダマッサ
原題:Mr Creak
備考:ホラー
あらすじ…ペネロペは子供の頃に住んでいた家に久しぶりに戻る。彼女は、ずっと昔に消えてしまったと思っていたモンスターに苦しめられていた。
あらすじを含む作品の情報は、インターネット・ムービー・データベースの当該記事を参照しました。英語がネイティブではない私の耳だと、彼女のささやくようなセリフをうまく聞き取れませんでした。
さて、どうやらクリークさん(Mr Creak)というのが彼女を苦しめていた怪物らしい。creakは、きしむ音という意味なので、クリークさんはそれを妖怪化したものではないでしょうか。
それにしても、女性が子供の頃の過去を振り返るというのならば、子供時代の回想を映像にして挿入してもよかったかもしれません。あ、でも、自主制作だから予算の制約とかもあるんでしょうね、きっと。
表紙を飾るのはセルゲイ・ポルーニン(Sergei Polunin)。
ドキュメンタリー映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」の記事が本誌に掲載されているのですが、この中で言及されていた、彼が「Take Me to Church」の楽曲に合わせて踊る動画をYouTubeにて視聴。この動きは…妖しさがありますな。
Sergei Polunin, "Take Me to Church"
https://youtu.be/c-tW0CkvdDI
『せたがや音楽通信』は今までに何度か取り上げてきましたが、今号でリニューアルしてサイズが大きくなっています。
ところで、公演情報(P7-9)の中に、こんなものを発見。
0才から鑑賞できるこどもオペラ
「魔法の笛」~タミーノ王子の冒険(P7)
元ネタはモーツァルトの「魔笛」だな、きっと。ケネス・ブラナー版の映画「魔笛」を観ていたのでピンと来ましたよ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/0l5uZ-JDYDA
原題:A Bad Video
備考:コメディ
あらすじ…とある女性が、自分が面白いと思ったビデオを友人たちに見せるが…。
私もこのブログで様々な動画を取り上げているので他人事とは思えません。例えば私が「○○のくだりでは笑っちゃいました」と書いても、必ずしも万人がそこで笑うとは限らない。他人と自分とでは笑いのツボが違ったりしますからね。
いやあ、考えさせられるなあ。
表紙に小さく「最終号」とあるのを発見。どういうことかと思って本誌をチェックしてみると、こんな文章を見つけました。
TSUTAYA CLUB MAGAZINEは今号をもって休刊いたします。長らくご愛読いただきありがとうございました。(P38)
休刊の理由は書かれていませんが、ともかくも残念ですな。本誌で知った映画を後で視聴する、ということもありましたから。
さて、そんな本誌では、「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」(P36)として以下の5本を紹介。
園子音監督『ANTIPORNO』
白石和彌監督『牝猫たち』
行定勲監督『ジムノペディに乱れる』
塩田明彦監督『風に濡れた女』
中田秀夫監督『ホワイトリリー』
日活ロマンポルノは近所のレンタルビデオ店じゃ滅多に見かけないから、こういうのはある意味貴重ですわ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/boMDysWnpIY
出演:フレディー・ウォン
原題:Freddie Wong - Fushigi Artist
備考:PR動画
あらすじ…特になし。
日本語の「不思議」が使われていますが、日本との関係は不明。
ところで、この作品の雰囲気は胡散臭い宗教のイメージビデオっぽいところが感じられますが、最後のメッセージは要するに「僕はアーティストなんで仕事ください」と営業をかけているというものでした。つまりはフレディー・ウォンのPR動画ってわけですな。
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