吉川英治「醤油仏」
あらすじ…日傭人足の左次郎は元武士で仇を探している身だった。一方、大量の醤油をペロリと飲んでしまう伝公という人足がいて…。
伝公は醤油賭というのをやって荒稼ぎしています。即ち、一定量の醤油を飲んでみせたら賭金をいただくというもので、左次郎の同僚が賭けに負けて大金をふんだくられています。
尚、良い子のみんなは伝公のようなマネはしちゃいけませんよ。伝公みたいな末路を辿ってしまいますぞ。
【参考文献】
『吉川英治歴史時代文庫75 治郎吉格子 名作短編集(一)』講談社
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