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花村萬月「ゲルマニウムの夜」

あらすじ…カトリック修道院の付属農場にいる青年が、夜、ゲルマニウムラジオを聴きながら、犬を蹴り飛ばし、農場をぶらつく。そして、修道女見習いの女性と…。

 農場をぶらつく間に色々な回想が入るのですが、その中の一つに主人公の青年が神父を手コキした話が出てきます。神父は青年をかくまう代わりに手コキをさせたとのことですが、「そんな事情があるのならば手コキだけじゃ済まないだろ」と思ってしまうのは私がエロい話を色々と読んできたからかもしれません。

 それはさておき、ここから先はクライマックスのネタバレをします。
 クライマックスで青年は修道女見習いの女性とセックスするのですが、そのくだりの描写が凄い。濡れ場では文章の改行が一切なく、しかも主人公は性交中に意識が飛びながらも思考がグルグル回っていて、性行為と思考が交互に描かれます。怒涛の勢いとはこのことか。

【参考文献】
『芥川賞全集 第十八巻』文藝春秋

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