平山夢明「溶解人間」
あらすじ…小林少年とポケット小僧が夜道を歩いていると、悲鳴が聞こえる。二人が駆け付けると、そこには溶解人間が!
「どうせまた二十面相だろ」
と思って読むとひどい目に遭います。そもそも著者の平山夢明はホラー小説を得意としており、ネタバレ防止のために詳しくは明かせませんが、この作品でもそれが活かされていてホラー&スプラッター要素の強いものとなっています。ぶっちゃけ、グロ注意です。
【参考文献】
有栖川有栖・歌野晶午・大崎梢・坂本司・平山夢明『みんなの少年探偵団2』ポプラ社
【関連記事】
江戸川乱歩(目次)
« ちょっと待って(2014年、アメリカ) | トップページ | 君を見ているよ(2013年、インド) »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- 絵・天野行雄『動物園怪談画劇―井之頭百物語・玖―』井の頭自然文化園(2025.03.28)
- 大前粟生「タンを待ちながら」(2025.01.28)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(6)ボズワースの戦い(2024.06.06)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(5)第二の求婚(2024.06.05)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(4)処刑と暗殺(2024.06.04)
コメント