無料ブログはココログ

« 南オンタリオの嵐(2011年カナダ) | トップページ | ハロウィン:ザクセン(2016年、ドイツ) »

池波正太郎「勘兵衛奉公記」

あらすじ…戦国武将・渡辺勘兵衛了は「わたり奉公人」として各地の戦国大名の下で戦い続ける。

 渡辺勘兵衛が渡り歩くさまはまさに戦争のプロフェッショナル。

 それはさておき、この作品の中で増田盛次がちょっとだけ登場しました。一回目は郡山城留守居の時、二回目は大坂の役です。
 私は以前、『大坂物語』という古典作品のレビューを書いた際に増田盛次を取り上げたことがある、ということを思い出した次第。

 この戦闘に、皮肉にも渡辺勘兵衛は増田盛次の部隊と遭遇したものである。
 そして、盛次は戦死をとげた。
(P129)

 あらら、あっさりとした記述だこと。まあ、彼は物語的にはこの程度の重要度だったのでしょう。

【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社

« 南オンタリオの嵐(2011年カナダ) | トップページ | ハロウィン:ザクセン(2016年、ドイツ) »

書評(小説)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 池波正太郎「勘兵衛奉公記」:

« 南オンタリオの嵐(2011年カナダ) | トップページ | ハロウィン:ザクセン(2016年、ドイツ) »

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30