池波正太郎「猛婦」
あらすじ…お津那は夫を殺した谷七九郎を討とうとするが、七九郎は従容として自分の左腕を切り落とさせる。
この後、二人がどうなったのかというと…ネタバレ防止のために伏せますが、これは武家の義理を考えるととんでもないことになったぞと思わざるをえない。
とはいえ、猛婦・お津那にとってはそれくらいやってのけてしまう強さがあったのでしょう。
【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社
« 地獄からの自撮り(2015年、ドイツ) | トップページ | 南オンタリオの嵐(2011年カナダ) »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- 樋口一葉「この子」(2023.05.16)
- 樋口一葉「わかれ道」(2023.05.15)
- 樋口一葉「うつせみ」(2023.05.14)
- 樋口一葉「ゆく雲」(2023.05.13)
- 樋口一葉「大つごもり」(2023.05.12)
コメント