『BLUE NOTE TOKYO jam Vol.179 MAR-APR 2017』ブルーノート東京
「NOTICE BOARD」(P18)のコーナーに「<トレインスポッティング>の20年後を描いた続編が公開」という記事がありました。
少々気になったので、映画「トレインスポッティング」及びその続編「T2 トレインスポッティング」の予告篇をYouTubeで視聴したのですが…変な映画だなという印象を受けました。尚、どこがどう変なのかはうまく表現できません。
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「NOTICE BOARD」(P18)のコーナーに「<トレインスポッティング>の20年後を描いた続編が公開」という記事がありました。
少々気になったので、映画「トレインスポッティング」及びその続編「T2 トレインスポッティング」の予告篇をYouTubeで視聴したのですが…変な映画だなという印象を受けました。尚、どこがどう変なのかはうまく表現できません。
監督:トビー・ヘインズ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、アンドリュー・スコット
原題:The Reichenbach Fall
原作:アーサー・コナン・ドイル
備考:ドラマ
あらすじ…次々と事件を解決したホームズは人気者となる。一方その頃、ロンドン塔、イングランド銀行、ペントンビル刑務所で同時にセキュリティが突破され、モリアーティはわざと捕まる。
モリアーティのウザさ、食えなさ感が異常につきまといます。一体どうやってこんな奴に勝利するんだろうかという絶望感さえ味わいかねない。
又、ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、クライマックスでの彼とホームズの対決でも、必ずしもホームズが勝利したとは言い切れない、見方によってはモリアーティが知恵較べにおいて勝利したとも受け取れます。
さすがはホームズの宿敵とも言うべきか。
ただ、このモリアーティが見落としているかもしれない点があります。オーディオコメンタリーで度々指摘されていたことですが、このドラマのホームズは若いということです。つまりは若いがゆえに成長の余地があるわけで、成長したホームズと再度対決する「楽しみ」がある。しかるにモリアーティは…。
まあ、こんな奴との対決はもうこれっきりでいいかもしれません。正直言って私はお腹いっぱいです。
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「スーツ&革靴メンテマニュアル」(P34-35)という記事に注目。スーツも革靴も毎日やるべきメンテがあるとは面倒な…。私なんぞの場合、あんまり手入れしてないな…。
平成29年2月11日~3月5日に世田谷区の羽根木公園で開催のイベント「せたがや梅まつり」のガイドブック。
ゆるキャラ登場!
群馬県のゆるキャラとしてお馴染みの「ぐんまちゃん」と川場村のゆるキャラ「かわたん」が昨年に引き続き今年も会場にやってきます。(P4)
私が行った時はぐんまちゃんは見かけた気がします。かわたんは憶えてないなあ。まあ、私はちょっと行っただけで会場の隅々まで探索したわけではないし、ゆるキャラに注意していたわけでもないので見落とすのもやむをえないか。
監督:山本清史
出演:仲根かすみ
備考:ホラー
あらすじ…OLがウィークリーマンションのエレベーターで奇怪な少女たちに遭う。
少女は合計3人。いずれもちびまる子ちゃんみたいな服装で、いつの時代の子供だよと思ってしまいます。ひょっとしたら、ちびまる子ちゃんの時代に死んだのかもしれません。それから、3人とも同じ服装をしているということは、服装による個性の違いがないということであり、「エレベーターの少女たち」の無個性化を表現しているのでしょう。
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「小田急Group Information」(P12-13)にこんな記事を発見。
新宿駅南口「Flags」に「ナノ・ユニバース」がオープン(P13)
…? フラッグス? ああ、タワーレコード新宿店が入っているビルか。そこのタワレコでDVD付きの雑誌を買ったことがありますけど、そういえば下のフロアにはファッション関連のテナントが色々と入ってましたっけ。
記事によると、このナノ・ユニバースは「レディス&メンズファッションを取り扱う」(P13)とありますので、これもその類の店ですな。
監督:山本清史
出演:高松いく、松尾敏伸、広瀬悠江、安藤美奈子、伊倉伸之介
備考:ホラー
あらすじ…若い女性が鼓膜の移植手術を受ける。すると、妙な音が聞こえてくるようになる。
主人公の女性が鼓膜の移植手術を受けた後、耳が異常によく聞こえるという描写があります。よく聞こえる、で想起したのが、映画「座頭市 Remaster」で座頭市(勝新太郎)が耳を動かして敵の待ち伏せを察知するくだりです。
この話の主人公もそれと同じような芸当を求めるのは…酷でしょうかな。勝新は演技力がありますからね。
それから、主人公がトリップする先は普通に電気が通っている建物の中で、しかもネオンだらけだったのでそんなに怖くはなかったです。
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マルコメの甘酒メーカー「プラス糀 甘酒メーカー糀美人 MP101」で甘酒を作る場合、55度で8時間かかるらしい。だとすると、朝作ったら出来上がるのは夕方ということになります。発酵には時間がかかるんですね。
監督:山本清史
出演:半田健人
備考:ホラー
あらすじ…深夜、警備員が怪異に遭遇する。
ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、主人公の警備員(男)がトイレで複数の男に襲われるとは…。ホラーじゃなかったらホモビになっちゃいそうなんだよなあ。
とまあ冗談はさておき、主人公が警備員にしてはチャラい感じがするなと思ったら、彼はバイト君でした。バイトでこんな目に遭うのは割に合わない。
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ストーリーを簡潔に記すと以下の通り。
(1)小説が書けずに苦しむ。
(2)従妹の帯子がやってきて、姉(冬子)が死んだと言う。
(3)冬子の葬儀。
(4)伊豆の長岡へ旅行
そしてストーリー全体を通して、「マルスの歌」とそれに伴う狂躁が通底しています。
ところで、本書によるとこの短篇小説は1938年の作品です。即ち、前年の1937年には支邦事変が起こり、翌年の1939年には第二次世界大戦が勃発するという時代なのです。
戦争の神マルスにしてみれば、いよいよこれから大ハリキリだぞといったところでしょうか。そしてこの作家(石川淳)はその神の心を敏感に嗅ぎ取っているのかもしれません。
監督:ポール・マクギガン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マーティン・フリーマン、ラッセル・トーヴィ
原題:Sherlock: The Hounds of Baskerville
原作:アーサー・コナン・ドイル
備考:ドラマ
あらすじ…シャーロック・ホームズのもとにヘンリー・ナイトがやってくる。彼は20年前に父親を怪物に殺され、昨夜その現場で巨大な犬(ハウンド)の足跡を見たと言うのだ。シャーロックとジョンはダートムアへ向かう。
邦題の「バスカヴィルの犬」は、犬の部分に「ハウンド」とルビを振っています。つまりただの犬ではなくハウンドであることが重要だと示唆しているのです。
又、原題は"Hounds"と複数形になっており、「バスカヴィルの犬」は複数いるということであり、例えば一匹殺してもまだいるぞ、というわけですな。
ところで、オーディオコメンタリーで指摘されて気付いたのですが、マイクロフトに連絡が行くくだりでディゲネス・クラブがちょっとだけ出てきます。この程度のことを言われて初めて気付くとは、私の観察眼もまだまだといったところでしょうか。
それから、これはこのドラマシリーズ全般について言えることなのですが、原作の小説にかなりの改変を加えているので原作を読んでいてもそれだけで犯行のトリックや犯人を突き止めることは必ずしもできません。詳しく言うとネタバレになるので伏せますが、「原作はこうだったから、ここでも」といった思い込みには用心すべし。
というよりは寧ろ、違っているところを楽しむ気概を持った方がいいかもしれません。例えばクライマックスのあの状況下でホームズの眼前にモリアーティの顔を見せるということは、ホームズにとってモリアーティはどんな存在なのか? といった具合にです。
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あらすじ…風呂桶を買ったはいいが置き場所がない。そこで玄関に置いて風呂に入ることにした。
ユーモラスな作品。肩の力を抜いて読むべし。
それにしても玄関に風呂桶なんか置いたら、水しぶきで靴が濡れちゃうかもしれませんな。…え? 大変なのはそこじゃない?
監督:五社英雄
出演:丹波哲郎、長門勇、平幹二朗、桑野みゆき、香山美子
備考:時代劇
あらすじ…浪人の柴左近は旅の途中、3人の農民が代官の娘・亜矢を水車小屋に監禁しているのにでくわす。話を聞いてみると、代官の松下宇左衛門が重税を課しているので、彼の娘を捕えて年貢の減免を強訴するのだという。
テレビドラマ版の「三匹の侍」は未見。とはいえ、この映画では3人(柴左近、桜京十郎、
桔梗鋭之介)のファースト・コンタクトを描いているので、ドラマを観ていなくても(多分)大丈夫です。
さて、この作品を観ていて感じたのは、殺陣(たて)が多いということです。クライマックスでは3人揃っての殺陣があるのはもちろんのこと、3人それぞれの単独での殺陣もあれば、モブ浪人同士の殺陣すらもあったりします。
田舎の農村にしてはおそろしく殺伐としていますな。
ちなみに面白いと思ったシーンを二つ挙げておきます。
一つは水牢に入れられた柴左近が、生きた蛙を捕まえて食べるところです。これは泥臭い。
それからもう一つは、クライマックスの戦いの時、桔梗鋭之介が柴左近に、
「俺はお前が好きだ」
とコクるくだりです。しかもコクられた方も満更でもない反応を見せています。ウホッ。
あらすじ…高松藩士・天野新一郎は同志と共に婚約者・八重の父親で佐幕派の成田頼母を暗殺する。後に天野は明治政府に出仕して東京に住むが、そこへ八重とその弟・万之助がやってくる。万之助は父の仇を討とうとしていた。
ここで注意すべきなのは、成田頼母暗殺の実行犯の中に天野新一郎が入っているということを、万之助も八重も全く気付いていないということです。
他の実行犯の中にはその後も生き残った者もいたし、計画を練っていた時に他にも同志はいたようだから、新一郎が犯行に加担していることを知っている人間は存外に多い。しかし彼らの口は堅かったようで、その秘密が万之助に漏れることはなかったものと推測いたします。
それにしても、新一郎のドキドキ感がしんどい。これほどの秘密を抱えて生きるのがこんなにも辛いとは…。おそらく、この心の重荷が彼の寿命を相当削ったんじゃないでしょうか。
監督:デレク・ジャーマン
出演:スティーヴン・ウォーディントン、アンドリュー・ティアナン、ティルダ・スウィントン、ナイジェル・テリー
原題:Edward II
備考:ホモ映画
あらすじ…イギリス国王エドワード2世がガヴェストンを寵愛し、彼との男色行為にふける。だが、それが周囲の恨みと反感を買い…。
ガヴェストンがイギリスに戻ることを旅人(スペンサー)に語るそのうしろで2人の男がさも当たり前のようにホモセックスをしています。さてはここはハッテン場か!? ともあれ、この作品ではこのような調子で性的な描写、それもホモホモしいのがそこかしこに出てきます。これは家族と一緒に視聴するわけにはいきませんな。
それから念のために言っておくと、そもそも中世ヨーロッパではホモ(およびホモ行為)は社会的に認められない存在ですからね。同性婚が認められている現代イギリスとは全く違う。
とはいえ、そのホモを差し引いてもエドワード二世がダメ君主であることには変わりがありません。どこがどうダメなのか一々書きませんが、放蕩三昧の描写を観るだけでも視聴者には彼のダメダメっぷりが察せられるでしょうな。
ちなみに史実でもエドワード二世の評判が悪いことは申し添えておきます。
【ホモ映画】
・王の男
あらすじ…老中・酒井忠清は信州松代藩の跡目相続に介入しようとするものの、隠居していた真田信之に密書を奪われ、介入に失敗。忠清は密書を奪い返そうと焦る。一方、死を間近に控えた信之のもとには凶報が入る。近習の伊木彦六が藩の横目付の守屋甚太夫を殺したというのだ。
作品の冒頭で語られる跡目相続の補助資料として、真田家の家系図をとりあえず掲載しておきます。尚、真田信之は信幸とも表記しますが、この作品の中では信之と表記してあるのでこれに従いました。
さて、タイトルの「獅子の眠り」の獅子とは本作の主人公・信之のことで、この時93歳。長生きしてるなあ。「冬のライオン」より老いています。
それにしても、93歳の老人を騒動に巻き込むとは、作者(池波正太郎)もなかなか酷なことをしますな。いや、あるいは、信之ほどの「人気者」ともなれば93歳になっても放ってはおかれない、と見るべきか。
【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社
このフィルムは、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/kKYY231uK5Q
原題:Ship Building During Wartime - circa 1918 Educational Documentary - WDTVLIVE42
備考:モノクロ、無声
あらすじ…船を作る。
音声やBGMは一切なく、船を作っているさまが流れています。上映時にはおそらく弁士の説明や音楽も流れていたのでしょう。
ちなみに動画ページの説明文によると、場所はアメリカのペンシルベニア州のフィラデルフィアとのこと。又、1918年ということは第一次世界大戦の末期ですな。
あらすじ…臆病者であった雨宮大蔵は遊女に舌を噛みちぎられて唖となってしまう。そこで彼は発憤して密かに鍛錬を積み、関ヶ原の戦いで大活躍。槍の大蔵と呼ばれるようになる。
関ヶ原の戦いまででとどめておけば、劣等感をバネにした若者の成功譚として終わっていたかもしれません。しかし、作者(池波正太郎)は後半に大坂の役を持ってくることで、この一人の英雄に悲劇的な味わいを与えています。無常無常。
【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/BulsA4UHvzg
原題:Freedom Is Ourselves
あらすじ…女性がスケートボードに乗って疾走する。
わずか1分半ほどの短い作品。
スケボ(スケートボード)に乗って走るなら都会の公園あたりかと思いきや、場所は何もない道路。荒涼としています。
まあ、そっちの方が自由度が高いか。
あらすじ…徳川家康のめぐらす謀りごとを実現すべく働き抜いた山口新五郎は、江戸開府後、六十歳を過ぎて初めて女体に接した。そして二度も十代の嫁を娶ることになる(裏表紙の紹介文より引用)
中高年の童貞が活躍する(?)という珍しい作品。しかも主人公は病弱という属性を生まれ持っています。それでいて…おっと、これ以上はネタバレになるので伏せておかねば。
ともかくも童貞をこじらせていないのは立派です。
【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/_sI9H-WEQTg
監督:ステーシー・ミッセンハイマー
出演:タリク・カーケンドール、ダニエラ・シスク、ダスティン・キャンベル、キーラン・スミス
原題:No Words. (Jason Voorhees and Michael Myers short fan film)
備考:スプラッターホラー
あらすじ…カップルがジェイソン・ボーヒーズとマイケル・マイヤーズに遭遇する。
ジェイソン・ボーヒーズは映画「13日の金曜日」シリーズの殺人鬼であり、マイケル・マイヤーズは映画「ハロウィン」シリーズの殺人鬼。つまりここに登場するカップルに待ち受けているのは殺戮しかないということです。御愁傷さま。
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ハロウィン(目次)
あらすじ…毛利勝永は関ヶ原の戦いで西軍に与し、父の吉成と共に土佐へ配流される。そして勝永はそこで結婚して子供をもうける。やがて大坂の情勢が緊迫し、勝永は大坂方へ着く。
大坂の役の敗軍の将の中では、真田幸村や後藤又兵衛に較べればいささか知名度が劣る、というのが私の毛利勝永に対する印象です。子供がいたのは知らなかったな。
【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/J-mhBJieyWg
監督:クリフ・ゴースロ、コリー・ラフィン、コリン・キャップスティック
出演:ステファニー・ピーターズ、クリフ・ゴースロ、ランス・ラフィン
原題:Friday the 13th: Hike To Higgins Haven
備考:スプラッターホラー
あらすじ…カップルがハイキングに出かけてジェイソン・ボーヒーズに遭遇する。
ヒギンズ山荘とは何か? 少々調べてみると、映画のパート3(1982)と完結編(1984)に登場する舞台とのこと。もちろんこの山荘はクリスタル・レイクの湖畔に建っています。
ただし、この10分程のショートフィルムでは山荘は一切登場しません。推測するに、自主制作だから山荘まで用意する予算はなかったのでしょう。
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13日の金曜日(目次)
あらすじ…恐妻家・福島正則は、ひょんなことから助けた女(小たま)と肉体関係を持ってしまう。
私は早々にピンと来ました。その女、ハニートラップですって。
福島正則が単独行動している時に女の拉致現場に遭遇するのは偶然にしては出来すぎています。とはいえ、これは物語にありがちな御都合主義だと強弁できなくもない。
しかし、拉致実行犯二人がいともあっさりと逃げおおせているのはクサい。クサすぎる。
それから、タイトル「霧の女」というのも、いかにも「その筋」の女の存在を示唆しているようです。
【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/4DwlOk9y9JA
原題:HALLOWEEN Sachsen
備考:ホラー
あらすじ…2015年10月31日、ドイツの廃墟にマイケル・マイヤーズがいた。
特にこれといったストーリーはないのかな…と思ったら、後半に至ってようやく「獲物」がやってきました。肝試しかな?
それにしても、10月31日だというのに祝祭感は全くない。まあ、ハロウィンは元々ケルトのお祭りですからね。もちろんマイケル・マイヤーズはその辺の事情を斟酌したりはせずにいつも通り殺戮を続けるわけですな。
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ハロウィン(目次)
あらすじ…戦国武将・渡辺勘兵衛了は「わたり奉公人」として各地の戦国大名の下で戦い続ける。
渡辺勘兵衛が渡り歩くさまはまさに戦争のプロフェッショナル。
それはさておき、この作品の中で増田盛次がちょっとだけ登場しました。一回目は郡山城留守居の時、二回目は大坂の役です。
私は以前、『大坂物語』という古典作品のレビューを書いた際に増田盛次を取り上げたことがある、ということを思い出した次第。
この戦闘に、皮肉にも渡辺勘兵衛は増田盛次の部隊と遭遇したものである。
そして、盛次は戦死をとげた。(P129)
あらら、あっさりとした記述だこと。まあ、彼は物語的にはこの程度の重要度だったのでしょう。
【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/Ql8rMq8UnWE
原題:Southern Ontario Storm August 24th 2011
撮影:ベン・フラー
あらすじ…なし。
たまには大自然ものを。
2011年8月24日、カナダのオンタリオ州の南オンタリオにて撮影した嵐の映像とのこと。車で運転しながら竜巻を撮っています。又、よく見ると雷も。
あらすじ…お津那は夫を殺した谷七九郎を討とうとするが、七九郎は従容として自分の左腕を切り落とさせる。
この後、二人がどうなったのかというと…ネタバレ防止のために伏せますが、これは武家の義理を考えるととんでもないことになったぞと思わざるをえない。
とはいえ、猛婦・お津那にとってはそれくらいやってのけてしまう強さがあったのでしょう。
【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/EhAFyaObY6U
Vimeoでも観られます。こちらはBGM付き。
https://vimeo.com/152222892
監督:エルダール・セイラン
出演:メーラー・アダムズ、サーシャ・ホフ
原題:Selfie from Hell
備考:ホラー
あらすじ…女性がセルフィー(自撮り)をすると、自分の背後に何者かがいた!
わずか2分弱の短い作品。
いわゆる心霊写真を題材にしているのですが、デジタルだから撮影してすぐに怪異が見えてしまう、そして自撮りだから一人でいる状況でも成り立つというのが特徴です。
それにしてもあの女性、なぜあんな何もない(と思われる)ような状況下で自撮りしようとしたんだろうか?
あらすじ…山中鹿之介は奮闘するものの主家(尼子家)を毛利に滅ぼされてしまう。鹿之介は何とかして主家を再興しようとする。
小さいことですが、史実と異なる点を指摘しておきます。
吉川元春は、本家毛利家の後つぎとなっている兄の輝元と共に一万三千の大軍をひきいて出雲に向かった。(P35)
毛利輝元は吉川元春の兄じゃなくて甥だったはず。この作品ではどうやら毛利隆元の存在が抹消されていて、その地位に息子の輝元が繰り上がってしまっているようです。
ところで、この作品の織田信長と羽柴秀吉の会話の中で、信長は鹿之介をこう評しています。
「ふむ。鹿之介は、ただひたすらにおのれを捨て、主家のためにつくそうという心、それのみじゃと申すのか。あまりにも美しい忠義の志の底には、本人がそれと気づかぬ虚栄の心が間々ひそんでおるものじゃ。筑前にわからぬ筈はないがの」(P44)
なるほど、言われてみれば思い当たる節がある。月に向かって我に七難八苦を与え給えと祈る姿は、ただマゾヒスティックというだけではなく、悲壮な決意を抱く己に酔っている風すらあるように感じられます。
ともあれ、上記の引用文にあるように鹿之介に虚栄の心がひそんでいるとしたら、「雲州英雄記」の英雄として自分が描かれていることに満更でもあるまい。
【参考文献】
池波正太郎『黒幕』新潮社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/5SVar2VleeM
監督:エディー・アダムソン
出演:ジェイク・ホームズ、ジョーダン・スコット
原題:'APOCALYPSE' - Short Action Film (Buxton Water Advert)
備考:アクション
あらすじ…2人の若者が水を巡って争う。
冒頭に表示される新聞の記事のタイトルは手書きですが、ともかくもそれによるとどうやら世界の終末(いわゆる黙示録に描かれる状況)が到来しているらしい。ただ、背景には普通の街並みがあるので、終末感はそんなにありません。
で、そこで2人の若者が水を巡って争うのですが、その水とは地面に置かれたペットボトルのミネラルウォーター。なんでそんなところにあったのかは不明。
尚、邦題は私が勝手に付けさせていただきました。原題を忠実に訳して「黙示録」とすると壮大な感じがしてしまいますが、ここに「ミネラルウォーター」をくっつけると軽い感じになり、この2分というショートフィルムに相応(ふさわ)しいんじゃないかと思った次第。
本書は様々な文献を引用しているのですが(巻末の参考文献だけでも物凄いことになっている)、引用文の多くは古文(漢文)の知識が必要です。孫引きになりますが、一例として引用します。
拙者共事、先般御暇の上、非役にして、帰県致し居り候処、今般政府へ尋問の筋有之、不日に当地発程候間、為御含、此段届出候。尤旧兵隊之者共、随行、多数出立致候間、人民動揺不致様、一層御保護及御依頼候也。(『西南記伝』)(P56)
上記の引用文は西郷隆盛・桐野利秋・篠原国幹連名の届出で、大山綱良鹿児島県令に提出したものですが、一読しておわかりいただけたでしょうか? 私なりに現代語訳してみました。
我々(西郷・桐野・篠原)は以前、官職を辞して鹿児島県に帰郷しておりましたが、只今、中央政府に尋問したいこと(西郷隆盛暗殺計画)があるので、急きょ出立することになりました。そのことを知っておいていただきたいので、このことを届け出ました。それから、多数の元兵士たちが我々に随行して出立している間、人民が動揺しないよう、一層の(人民の)保護をお願いいたします。
この場合、書き手や読み手は無論のこと、引用者(小河原正道)も古文の知識が当然のようにあるのでしょう。だから本書には現代語訳が付いていない。私は彼らほどではないが、とりあえず上記の如く現代語訳しておきました。
ちなみに現代語訳の際に意味をわかりやすくするために補った言葉の中に西郷隆盛暗殺計画なるものがありますが、これについて少々説明させていただきます。
中央政府は中原尚雄ら約20名の視察団を鹿児島に派遣していたのですが、西郷一派(私学校党)は彼らが西郷隆盛を暗殺しようとしているとしてこれを捕え、拷問。「自供」を引き出します。
ただし、中央政府側は暗殺計画を否定しています。
尚、本書では「実態はみえにくく、真相はなお闇のなかというほかないが」(P46)としつつ、「中原の不用意な発言が極度の緊張下にあった私学校側を憤激させ、あるいは利用され、拷問と口供書作成に結びついたというのが実態に近いのかもしれない」(P46)と推測しています。
愚考するに、もしも視察団が西郷隆盛暗殺の挙に出たとしたら、成功・失敗いかんを問わず、怒り狂った西郷シンパによって血祭りに上げられていたでしょうな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/_u6Tt3PqIfQ
監督:マイケル・エヴァンス
出演:ショーン・シモン、ポール・フォルツ
原題:2AM: The Smiling Man - short film
備考:ホラー
あらすじ…午前2時、男が夜の道を歩いていると、妙な動きの男に遭遇する。
クリーピーパスタ「笑う男(The Smiling Man)」を映像化したもの。
例の怪人物が最初に画面に登場した時は、遠くからのショットであるためか、表情まではわかりません。あの笑顔が見られるのはもうちょっと後になります。
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・笑う男
渋谷/表参道(P24-26)に「Try "Kawaii"! Take a stroll around Takeshita Street and Cat Street」(「カワイイ」に挑戦! 竹下通りとキャットストリートを散歩しよう)(P25)という記事を発見。
竹下通りは何度か通過したことがありますが、キャットストリート(漢字では「猫街」と表記)は知らなかったので少々調べたところ、正式名称は旧渋谷川遊歩道路で、キャットストリートは俗称らしい。又、本誌P26-27の地図をチェックすると、渋谷と原宿の間、明治通りに並行するような位置にあることがわかります。
キャットストリートは通った記憶がないなあ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/yVIemMDWn4s
監督:クリス・R・ノータライル
出演:ロバート・P・ヤング、ザック・サンチャゴ
原題:Batman -Dante-
備考:アクション
あらすじ…ヘロイン中毒のホームレス、ダンテはある夜、女性がならず者に襲われているところをバットマンが助けに入るのを目撃する。だが、彼が目撃したのは恐ろしいものだった。
ここに登場するバットマンは、どちらかというとダークヒーローとしてのバットマンです。犯罪者には本当に容赦しないなあ。あ、でも、殺さないだけマシか。
ちなみにヘロインでラリっているダンテにもバットマンは容赦しません。あ、でも、彼を更生させるには効果的かもしれませんな。
【追記】
ダンテといえば『神曲』のダンテ・アリギエーリを思い出しました。『神曲』のダンテは地獄巡りをしていましたが、ホームレスのダンテもある意味で地獄を見たのかもしれませんな。
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バットマン(目次)
【追記2】
和訳してみました。ところどころわからない箇所がありましたが、そこはまあ適当で。
女性「私にとって最悪の日のことです。いつものように小さなエイミーを連れて行くのを忘れたの。彼女は学校にいるはずだったし…。保護者失格ね。それで、このミーティングに参加しようと決めたんです。冷静になれると思ったから。これで全部よ。今日は82番を染めてきました」
司会「ありがとう。本当によかったよ。(ダンテに)あなたはお話しいただけますか?」
ダンテ「あの…私の名前はダンテです」
みんな「ハーイ、ダンテ」
ダンテ「今夜ここにお招きいただき感謝しています。今回はみなさんに危険なドラッグの使用について話します。それに、皆さんが知らないそれ以外のことも。私が話すことで代わりにクスリを止める手助けになると思います。子供の頃、母が死にました。父のことは知りません。人生の多くの時間を浪費しました。13歳の時ギャングに入り、ヤクの密売を始め、使うまいとしました。ただの仕事だ、俺には必要ないと言い聞かせました。(でも)14歳の誕生日を迎える前に私はメタンフェタミン(覚醒剤)中毒になっていました。18の時にヤク中のホームレスになり、そこで10年を過ごしました。そう、あの夜まで…。私はロワーイーストサイドの橋の下でダウンしていました。クスリでラリっていて、ぼんやりしていました。悲鳴が聞こえ始めた時に私はゴミ箱の隣に座り、体を暖めようとしていました。どうすればいいのかわからなかった。悲鳴は別の衝撃でやんだ。歩くことができなかった。誰かが叫び声をあげて転がっていた。そして見たんだ…まるで裂け目から怒りの暴力を放つような夜の悪魔を。女性の強姦を止め、鼻を殴り始めて相手を吹っ飛ばしたさまは、今まで見た中で最も恐ろしいものでした。彼は無意識のうちに敵をなぐっていました。そして彼はこちらを振り向いた。私は恐怖でチビったんだ。(バットマンに)ボコられたくなかった。誰かをレイプしたことなんかないし…。彼のブーツが黒いのも気にしなかったし、目の前にお金があった。それから彼は熊のように私を強くつかんだ。彼の黒と闇の目が見えた。傷付けないでくれと懇願した。俺はしがないヤク中だとは言っておらず、誰も彼に真実を伝えていないと言った。それからちょうど聞こえてきた」
バットマン「誰でもない」
ダンテ「つかんでいた手が離れたのを感じることができた。足が、彼が私を見付けたゴミ箱のすぐ隣の溝の中に戻った。あれ以来、もうあんな夜はごめんだった。私はギャングの手下、ヤクの売人、そしてついにはケツをゴミ箱に付けて凍えるヤク中のホームレスと、15年を無駄に過ごした。人が辿るべき道じゃない。辿ってほしい道じゃない。私はここ5年間更生し、働いて家もある。それに、餓えることもない。人生をぶっ壊すくらいの経験をしましたが、それは私が必要とした目覚めの呼びかけでした。(人生が)うまく行けば誰もそれを必要としない」
表紙にはデゴイチを撮影する幼い子供の後ろ姿が。こんな小さいうちから撮り鉄ですか。
ちなみにP02には「こども車掌放送体験」と「こどもナッパ服写真撮影」という子供向けイベントを紹介しており、子供を取り込もうという姿勢がうかがえます。
とはいえ、本誌の記事をチェックすると字が小さく漢字も多い。親御さんに読んでもらわないといかんでしょうな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/jOa817h94YY
監督:クリス・R・ノータライル
出演:ロベルト・ロンバルディ、ケヴィン・レノン、クリス・R・ノータライル、ジョッシュ・ロスマン、ジェリー・トディスコ、ヘクター・デ・ラ・ローザ、アンソニー・パルミザーノ
原題:The Nightmare Ends on Halloween II (The Original)
備考:ホラー
あらすじ…フレディ・クルーガーは4人の殺人鬼(レザーフェイス、ジェイソン・ボーヒーズ、マイケル・マイヤーズ、ピンヘッド)に取り囲まれる。
「悪夢はハロウィンに終わる」の続き。前作のレビューで説明されなかった殺人鬼について簡単に説明しておくと、レザーフェイスは「悪魔のいけにえ」シリーズの殺人鬼、ピンヘッドは「ヘルレイザー」シリーズの殺人鬼です。
殺人鬼に殺人鬼に殺人鬼…。要するに殺人鬼どもによる饗宴が展開されるわけですな。それはそれで観ている分には面白そうですが、飽くまでも観ている分には、ですよ。こんなのには巻き込まれたくはない。
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13日の金曜日(目次)
表紙を飾るのはブイカ(BUIKA)という歌手。
P3の彼女の記事の中に「Carry Your Own Weight(Feat. Jason Mraz)」と題したミュージックビデオの1シーンが載っており、私は後でこのビデオをYouTubeで視聴しました。
何というかその…彼女の前歯が一本欠けているのが目につきましたわ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/XArnOBQqweA
監督:クリス・R・ノータライル
出演:リチャード・マイルズ、スカイ・アンダーソン
原題:The Nightmare Ends on Halloween (The Original)
備考:ホラー
あらすじ…ジェイソン・ボーヒーズに敗れたフレディ・クルーガーは辺獄にいた。そこで彼は、マイケル・マイヤーズを使って悪事を働こうとするが…。
フレディ・クルーガーは「エルム街の悪夢」シリーズの殺人鬼、ジェイソン・ボーヒーズは「13日の金曜日」シリーズの殺人鬼、マイケル・マイヤーズは「ハロウィン」シリーズの殺人鬼。殺人鬼だらけです。
それから、ストーリーを読むとどうやら映画「フレディVSジェイソン」(2003年)の後日譚らしい。この作品は昔テレビで観たことがあり、結末だけはかろうじて憶えています。
それにしてもフレディよ、あのマイケル・マイヤーズが言うこと聞くわけないだろ。ちょっと考えればわかることじゃないか。
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この中の葛西臨海水族園には昔行ったことがあります。ただ、この水族園の最寄り駅はJR京葉線の葛西臨海公園駅とのことで、私もそこを利用したはずなのにそっちの記憶はない。あの時は京葉線に乗っていたのか…。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/0qTe_KXXIcY
監督:ダミアン・マッカーシー
出演:タード・オリリー・アシュフォード、フランク・ハーレイ
原題:How Olin Lost His Eye
備考:ホラー
あらすじ…少年が廃墟の中を覗き見る。
グロ描写注意。これはエグい。
愚考するに、覗き見るということは、向こう側から覗かれていることを察知される危険性を孕んでいるということでしょうか。もちろんここでいう向こう側とは廃墟の中であると同時に異界をも意味するのですが。
薪割機(P37)なるものを発見。
「根株も簡単に処理します!」(P37)といった謳い文句があるということは、根株は比較的処理が大変だということがわかります。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/4jOU3m_tHtQ
監督:ダミアン・マッカーシー
出演:フィンタン・コリンズ
原題:He Dies At The End
備考:ホラー
あらすじ…夜、男が一人オフィスで仕事をしていると、背後に「何か」の気配を感じる。と、PCの画面に「お前は突然死ぬ。どうやって死ぬか知りたいか?」と表示される。
この後、次々に質問が表示され、男はそれに従って「はい」「いいえ」を選択して行きます。そして最後は…タイトルでお察しあれ。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、最後はドキッとしました。
ちなみに2回目に視聴した時、0:37に「何か」の声らしきものが入っているのに気付きました。これは注意していないと聞き逃してしまいますわ。
P04上段に箱根大涌谷の黒たまごを発見。そういえば大涌谷に行った時にこれを食べましたっけ。ちなみにこの黒たまご、私の体では一日2個食べるのはきついかな、といったものでした。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/fw4gwwS-nFI
監督:ジェイク・ヘンドリックス、ベン・ティレット
出演:ホリー・ジェイコブソン、サムエル・メタカルフ、ロビン・ベリー、ベン・ティレット
原題:Suckablood
備考:ゴシックホラー
あらすじ…小さな女の子ティリーには親指をしゃぶる癖があった。いじわるな継母はティリーに呪いをかける。それは、親指をしゃぶると恐ろしい目に遭う呪いだった。
女の子の年の割に継母が老けすぎているような気がします。祖母と孫くらい年が離れているように見受けられました。おそらくは継母を醜悪な魔女に見せる効果があるのでしょう(呪いをかけるというのはいかにも魔女的だ!)。
それから、ベッドの下の怪物も登場。これは古典的ですな。
ちなみに原題の"Suckablood"は呪文として登場。"suck a blood"(血をしゃぶる)をつづめたもののようです。邦題を(勝手に)決める際に、私はこれをそのまま「サッカブラッド」としました。
さて、ここでネタバレ注意。最後の血文字を訳してみました。
親指をしゃぶらないとは何と賢い女の子だ。
お前を食べることはできなかった。
だから(代わりに)お前の母をいただくぞ。
同じ呪わば穴二つ。誰かに呪いをかけたら、それは自分にも降りかかってくるということです。
特集記事は「すてきな店主と出会える白楽・六角橋商店街」。白楽がどこにあるのかと思って調べてみると、横浜ですか。東横線の新横浜駅と横浜駅の間に白楽駅がありますな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/FO91SsFXjtg
監督:ラケル・サンチネッティ
原題:Cycle
備考:クレイアニメ
あらすじ…ぜんまい仕掛けの妻と電池で動く夫の退屈な生活を描く。
彼らはソファーに座って日がな一日退屈そうに過ごしています。観ているこっちの方まで退屈しそうになります。
でも、最後まで我慢してご覧あれ。最後に妻が「フン」と小さく言ったのが聞こえてくるはずです。これが何を意味するのか考えてみるといいかもしれません。
特集記事「神様に逢いにゆく 招福の旅」(P6-11)の中に箱根七福神の記事(P8-9)を発見。P9左下の地図をチェックすると、巡礼にはバスを駆使しないといけないようです。実際、バス停から徒歩○分とか書いてありますからね。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/I61l_f-328c
監督:ジェイ・ダール
出演:スティーヴン・アーノルド、クリスティン・ランギル、エミリー・パワー
原題:There Are Monsters
備考:ホラー
あらすじ…庭に小さな女の子が背を向けて立っている。妻は気味悪がるが、夫は無関心だった。
夫が出かけた後、女の子がこちらを向いたと思ったら、唐突に夫視点に切り替わり、家にいる妻がどうなったかはなかなかわからない。しかも夫が買い物に出かけた先でも不審なものが登場。
一体全体どういうことなのか、わからない不気味さがあります。
ちなみに、原題の魔物に相当する語が"Monsters"と複数形なっていることにも注意されたし。つまり、魔物は複数いるのです。
表紙のイラストの場所はどこだったかなと思案しましたが、左端に小さく「山下」の字が。だとするとここは山下駅か。
世田谷線の山下駅は小田急線豪徳寺駅の近くにあり、私の記憶が確かならば画面向かって右側をちょっと歩いたところに豪徳寺駅入口があったはずです。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/5iFzlFmGP0U
監督:スティーヴン・サリナス、アレックス・キンター
出演:コリー・アルバート・スネルソン、ポール・サルフェン、ショーン・マクタヴィッシュ、ジョジョ・ワトソン、ブランドン・グリッサム
原題:Halloween - Short Film (2011)
備考:スプラッターホラー
あらすじ…イリノイ州ハドンフィールド。ハロウィンの夜にまたしてもマイケル・マイヤーズがやって来た。
物語の冒頭、青年がウ○コしているところへマイケル・マイヤーズがやって来て、青年のウ○コを彼に食わせて殺害しています。しかも、そのシーンが後で回想として挿入されたりします。汚いなあ。食事中の方は視聴しないように。
尚、邦題の副題「クソ食らえ」はこの一事から私が勝手に付けさせていただきました。
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私がお参りした当日は曇天だった(雨も少し降ったかな)ので、社殿の写真があまり映えないものになりました。そこで画像ソフトで加工してモノクロに。これで少しはマシになったかと思います。
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・寒川神社の最寄り駅「宮山駅」周辺を散策
横濱中華街旅グルメきっぷのガイド。東急線1日乗車券+みなとみらい線一日乗車券+横濱中華街お食事券で大人2500円(子供1500円)とのこと。つまり東急線とみなとみらい線に乗って横浜中華街へ行き、そこでメシを食って、その日の内に帰る、というものらしい。
尚、お食事券が使えるのは8店舗。横浜中華街の広さと飲食店の多さからすればほんの一部ということになります。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/zVhINQQsZGQ
監督:ダルトン・メイヤー
出演:ダルトン・メイヤー、テイラー・サベージ、トレント・ブレーム
原題:A Nightmare | (Freddy Krueger Fan Film)
備考:ホラー
あらすじ…夜、若者がホラー映画を観ていると…。
わずか3分にも満たない作品。しかも、「そこで終わるの!?」というところでブツ切りにしてスタッフロールに突入。
よくよく見ると、フレディ・クルーガーの顔が出てこない(ボンヤリとは映る)。これはおそらく、「諸般の事情」によりフレディの特殊メイクを用意できなかったんじゃないでしょうか。
巻頭インタビューは読売ジャイアンツの高橋由伸監督(P01-02)。…って、この人、巨人の監督になってたのか。そういえばどこかのニュースで見たかもしれません。最近野球を観てないからすっかり疎くなってしまいましたわ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/i_XiPlGrFn0
監督:イザヤ・デイヴィス
出演:ブレット・ウィリアムソン、ダルトン・メイヤー、イザヤ・デイヴィス
原題:Samhain | (Award Winning Michael Myers Short Film)
備考:スプラッターホラー
あらすじ…夜、マイケル・マイヤーズが民家に侵入し虐殺を開始する。
サムハイン(Samhain)とはケルトの死の神で、ここでは言うまでもなくマイケル・マイヤーズのことです。尚、私はこの語をわかりやすく「死神」と訳しました。
ケルトで思い出しましたが、そういえばハロウィンもそもそもはケルトの祭りでしたね。
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ニトリへ買い物に行った際に入手。
表紙の部屋を眺めると、あまり生活感を感じられず、ミニチュアを見ているような錯覚に陥ります。
ちなみに奥のベッドにクロワッサンが乗っていますが、こちらのカタログによるとモチモチクッション(P04)という商品です。食べ物じゃない。
この自主制作映画は、Vimeoで観ました。
https://vimeo.com/182739998
YouTubeでも観られます。
https://youtu.be/FLeMssD0R3Y
監督:グラント・キュラトーラ
出演:デザイナー、キング・サベージュ
原題:Zombie Walk - Desiigner feat. King Savage
備考:ホラー、ミュージックビデオ
あらすじ…一人の男が森の中を運転中にエンストを起こし、たまたま通りかかったトラックにヒッチハイクするが、トラックの運転手はゾンビウイルスに感染していた!
デザイナー(Desiigner)はニューヨークのブルックリン出身のラッパー(ついでに言えばキング・サベージュもラッパー)。
この作品ではデザイナーが森の中を走りながらラップを熱唱するシーンもあります。まるでクスリをキメて狂乱しているかのようですな。
そういえば後半でゾンビの一人が自分の頭を割るとそこから自分の分身が飛び出すというシーンがありますけど、あれも薬物による幻覚っぽいところがあります。いえね、私はそういうヤバいクスリの経験はありませんが、経験者の(もしくは経験者の体験を基にした)作品を鑑賞しているので何となくわかるんです。
あらすじ…「頼む、来てください!」と必死に助けを乞うポワロ宛ての一通の手紙――ただならぬ胸騒ぎをおぼえたポワロはすぐさま差出人である富豪のヴィラへと急いだ。ところが一足遅く、すでに富豪はペイパー・ナイフで刺し殺された後だった。(P1)
上掲の人物関係図は事件発生直後の事情聴取及び捜査に基いて作成。この後の捜査の展開で実は…というのが幾つも出てきますので、読み進めながら適宜加筆修正するといいでしょう。
例えば左下の端に「シンデレラ」とありますが、これは明らかに偽名です。彼女の正体は後に明らかにされるので、気になる人は推理してみるといい。
それから、物語の中盤で提示される「ベロルディ事件」について。これがポール・ルノー殺害事件を解く鍵の一つとなっています。
尚、鍵の一つと言うからには他にも必要な鍵は存在するわけで、それはベロルディ事件の記述の後もページ数が多いことからも明らかです。つまりは名探偵ポワロが活躍すべき謎解きが出てくるぞ(あるいは残っているぞ)ということです。
そうそう、念のためにベロルディ事件の人物関係図も作っておきました。参考までにどうぞ。
【参考文献】
アガサ・クリスティ『ゴルフ場の殺人』創元社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/b-t82xlS_5M
監督:フランク・パランジ
出演:フランク・パランジ、デーヴ・メリル
原題:Halloween Next Of Kin
備考:スプラッターホラー
あらすじ…マイケル・マイヤーズの親類スティーヴン・ストロードのもとに、ある日、差出人不明の包みが届けられる。その中にはマイケル・マイヤーズのマスクがあった。
そのマスク、呪われていますって。どうせかぶるんでしょうけど。
尚、マスクが届けられた段階で大体のオチは読めてしまいました。詳細はネタバレ防止のために伏せておきますが、マイケル・マイヤーズを「再生産」する方法だと考えられなくもない。
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P60に「相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」の記事を発見。どうでもいいことですが長いタイトルですな。
相棒シリーズは劇場版の第2作をレビューしたことがありますけど、最近はとんと御無沙汰です。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/XLC_Z-fexNI
監督:ロン・パグリオJr.、ニック・ペティト
出演:ロン・パグリオJr.、ニック・ペティト、エマ・ジェーン・デリア
原題:Halloween Obsession
備考:スプラッターホラー
あらすじ…オタク青年のマルコは友達もなく、いじめられっ子で、父親はアル中だった。そんな彼の唯一の慰めは映画「ハロウィン」シリーズだった。
インターネット・ムービー・データベースの当該記事で出演者の一覧をチェックしてみると、役名にマイケル・マイヤーズがいない。その後、"Obsession"の語を調べてみると、「取り憑かれること」などといった意味があり、更に主人公のマルコが「ハロウィン」オタクなので、さては…。
ともあれ、本作は約40分と自主制作にしては長めです。それだけマルコの悲惨な状況が長く描かれていて胸糞が悪くなりますな。しかしその分、後半の惨殺がより一層の凄みを加味してくれています。
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近所のレンタルビデオ店にて入手。
「徹底ガイド」と銘打ってはいますが、表紙・裏表紙を含めて全8ページなので、その程度の情報量だと思っていただいて結構。具体的にどんなことが書いてあるのかというと、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の諸作品の簡単な解説です。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/rl8SXeaC5Qs
原題:Voorhees
備考:ホラー
あらすじ…女の子が山にハイキングに行き、そこでホッケーマスクを発見し、持ち帰る。
この場合のホッケーマスクとは言うまでもなくジェイソン・ボーヒーズのあのマスクです。
で、そのマスクがどこにあったのかというと、地中に埋もれていました。おいおい、そんなもの持って帰るなよ。普通に考えたら死亡フラグにしかならないぞ。
ちなみに、邦題の副題「ジェイソンのマスク」は私が勝手に付けました。
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