シャーロック・ホームズの冒険「ギリシャ語通訳」(1985年、イギリス)
監督:アラン・グリント
出演:ジェレミー・ブレット、デビット・バーク、チャールズ・グレイ、アルキス・クリティコス、ジョージ・コスティガン、ニック・フィールド
原題:The Adventures of Sherlock Holmes: The Greek Interpreter
備考:グラナダTV版ドラマ
あらすじ…シャーロック・ホームズの兄マイクロフトから奇妙な事件が持ち込まれる。マイクロフトの友人でギリシャ語通訳のメラス氏が奇怪な体験をしたというのだ。
冒頭でホームズが書類の整理をやっているのですが、ざっと見てゴミ箱に放り込むというもので、それで書類の整理になっているのかと疑問に思わないでもない。でも、こうでもしないとホームズの資料庫はパンクするだろうし、ホームズの超人的頭脳ならこれでいいのかもしれません。
それから、この作品ではディオゲネス・クラブが登場。独特の雰囲気を醸し出しています。尚、このクラブの入会条件は「人間嫌いであること」だそうで、だとすると創設メンバーのマイクロフトも人間嫌いってことか。
最後に、原作小説との違いを一つ。それは、ホームズ一行が汽車に乗り込んで犯人たちを追い詰めるくだりが登場するということです。詳細は伏せておきますが、これによって結末にスリリングさが加わっています。
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