バットマン:アナーキー(2016年、アメリカ)
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/XmFHI5zU9ns
監督:オソコウ・タイキカス・ヴァスケス
出演:コディ・ヴォーガン、カリオペ・ツォウカラス、エヴァートン・ローレンス、エイプリル・ラム
原題:Batman: Anarchy
備考:アクション
あらすじ…ハーリーン・クインゼルは、かつてジョーカーがもたらした狂気に苛まれていた。一方その頃、男性が額を撃ち抜かれて殺される事件が発生。バットマンも捜査に乗り出すが…。
会話シーンが多くて長いのと、時おり回想シーンが挿入されるので、混乱しないよう注意。
さて、この作品は映画「ダークナイト ライジング」の後という設定で、ジョン・ブレイクが2代目バットマンを務めています。ただし、彼は先代のバットマンに較べて力不足だし、本人もそれを苦にしている模様。
で、そんな彼が助力を頼む相手が筋トレ中の黒人。誰かと思ったら何とグリーン・ランタンでした。別世界の主人公を気軽に呼べるのは自主制作ならではといったところでしょうか。
それから、タイトルの「アナーキー」についてですが、ここではアナーキーというヴィラン(悪役)が登場します。これは原作コミックでも登場するキャラですが、こちらの作品ではなぜか「Anarky 2.0」という女性キャラになっています。
又、この作品が持つアナーキーな雰囲気もタイトルに込められているものと思われます。ネタバレ防止のために結末は明かせませんが、最後にアレが出てきたのがいかにも象徴的です。
【補足】
映画「ダークナイト ライジング」を観ていない人は、本作の設定がちょっと理解できないかもしれません。そこで「ダークナイト・ライジング」の一部ネタバレになりますが、観ていないけどとりあえず理解しておきたい人のために必要最低限の解説をさせていただきます。「ネタバレはイヤ!」と言う人はここから先は読まず、とりあえずレンタルビデオにでも行って下さい。
さて、「ダークナイト ライジング」では最後にブルース・ウェインことバットマンが事件を解決し、ゴッサムから姿を消します。バットマンに協力していた警官ジョン・ブレイクは、事件後に警官を退職し、ファーストネームが「ロビン」であることが明かされ、バットマンの秘密基地(バットケイブ)に至るところで映画が終了します。
彼のファーストネームがロビンであることから、映画終了後にロビン(バットマンの相棒)もしくはナイトウィング(初代ロビンの後身)になったんじゃないかとも言われていますが、こちらの「バットマン:アナーキー」では2代目バットマンになったという設定になっているのです。
【関連記事】
バットマン(目次)
« 『HighwayWalker OCT 2016 No.13 10月号 東日本』株式会社KADOKAWA | トップページ | 『ふるさとアンテナショップめぐり 8.10(水)→10.2(日)』KEIO »
「自主制作映画」カテゴリの記事
- 名探偵コナン 文化祭3-3(2013年、日本)(2023.09.25)
- フィラデルフィアの廃墟(2015年、アメリカ)(2023.09.24)
- 廃墟でスケボー(2019年、スウェーデン)(2023.09.23)
- 学校で肝試し!(2023年、イギリス)(2023.09.18)
- セルビアの踊る女性2(2023年、アメリカ)(2023.09.16)
« 『HighwayWalker OCT 2016 No.13 10月号 東日本』株式会社KADOKAWA | トップページ | 『ふるさとアンテナショップめぐり 8.10(水)→10.2(日)』KEIO »
コメント