『あいぼりー 2016 Sep. 98』京王電鉄株式会社
特集記事は「ときめきの紅茶を訪ねて」(P4-11)。
その中にフォションのアップルティーを発見(P7)。これ、自宅にあるんですけど(入手経路は不明。多分誰かから貰ったのだろう)、「1944円/100g」って、結構高いんですね。知らずに淹れてガブガブ飲んでましたわ。
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特集記事は「ときめきの紅茶を訪ねて」(P4-11)。
その中にフォションのアップルティーを発見(P7)。これ、自宅にあるんですけど(入手経路は不明。多分誰かから貰ったのだろう)、「1944円/100g」って、結構高いんですね。知らずに淹れてガブガブ飲んでましたわ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/s2HwWXTC71E
監督:ジュモ・ウキシュ
出演:シャルル、ランベール、アモリ、アントワーヌ、ヴラディミール、マシュー
原題:Behind the normandy line ( ww2 short film ) HD
備考:戦争アクション
あらすじ…ノルマンディーの近くの森でドイツ軍とアメリカ軍が戦う。
物語の舞台はフランスであり、製作国もフランスということもあって、表記はフランス語です。そのため、ちょっとフランス語を調べる羽目になりました。なるほど、"Allemands"はフランス語でドイツ人を意味するのか。
さて、肝心の戦闘シーンですが、人数が少なすぎる。まあ、自主制作だともっと少ない場合もありますけど、さすがに敵が潜んでいるかもしれない場所に一人で車を運転するのは無謀ですな。
特集記事は「食欲の秋 カレーの気分」(P02-05)。というわけで表紙にもカレーが出ているのですが、一見するとちょっとカレーに見えない。鉢に野菜がゴテッと入っています。
とはいえ、本誌の記事によるとこれは「コラーゲンたっぷりの新感覚スープカレー」(P03)とのこと。なるほど、こういうカレーもあるのか。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/ytRIYjq_2Z4
監督:アドリアン・アダメク
出演:ペテル・ベリアンスキ、アドリアーナ・ヴァラチョワ
原題:Alone - Post Apocalyptic Short Film
備考:SF
あらすじ…荒れ果てた世界。防護服を着た2人が何かの作業をしていた。
"Post Apocalyptic"とは、文明崩壊後の世界を描いたもので、例えば映画なら「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、アニメなら「北斗の拳」なんかがあります。尚、この作品の背景を見ると一木一草すらなく暗く荒れ果てており、前記の2作品よりも更に荒廃した世界であることを示しています。又、防護服を着ているということは、その地は有害物質にあふれているものと思われます。
それから、後半の"ACCESS DENIED(アクセス拒否)"(1:48)について。1:33の画面を見ると、これはおそらく2人揃っていないと駄目だということなのでしょう。いやいや、ちょっと待てよ。防護服を着なきゃならない危険な任務をやっていれば、どちらか片方が倒れることだって想定してなきゃおかしいだろ。
表紙が「ラブライブ」で裏表紙が「黒子のバスケ」。ものの見事に男性向けと女性向けに分かれていますな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/UgpEwpMvJbg
監督:デリック・ヌーニェス
出演:アメリア・ゴッサム
原題:Mannequin (2013) - Short Horror Film
備考:ホラー
あらすじ…夜、女性がゴミを捨てようとすると、そこにはマネキンがいた。女性は帰宅してベランダで煙草を吸っていると…。
夜中にあんなところにマネキンが置いてあったら、そりゃあ私だってビビる。
それにしても、後半で「白い手」が登場した時は思わず笑ってしまいました。いくら低予算だからって、それはショボいぞ。
「DVD NEW RELEASE!」(P32-60)の中にインド映画「きっと、うまくいく」(P59)を発見。あれれ、数年前にヒットした映画が今になってリリースとは妙だな…と思ってよくよく見ると日本語吹替版とのこと。お、玄田哲章の名があるぞ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/uwVEwS7zJtk
監督:デリック・ヌーニェス
出演:フェリシア・ディニー、デリック・ヌーニェス
原題:Knock (2011) - Short Horror Film
備考:ホラー
あらすじ…夜、女性宅にノック音が響き渡る。
撮影場所は家のみ。2人いる出演者のうちの1人は監督で、「侵入者」は画面には登場しない。実に低予算な作りになっています。
それでも怖さの演出はしっかりできており、なかなか見せてくれます。正直言ってこれはうまい。
本書に収録されているのは全体の一部です。収録されていない部分のあらすじは本書に記してあるのでここでは割愛するとして、収録されている部分のあらすじを簡単に述べるとすると、
実業家カミーユ・デ・グルーとピアニストのティルニーがホモセックスをする。
というものです。作品全体を読んでいないのでこんなことを言うのは烏滸がましいかもしれませんが、この収録部分だけを読むとエロ小説です。エロいです。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/3q1DOwusZsA
監督:ブレント・ダンカン
出演:ブライアナ・ローズ・リー、マーラ・ジェイド、デヴィン・クローフォード、クリスタル・カザルス、オーウェン・グレイス
原題:Halloween: Boogyman
備考:スプラッターホラー
あらすじ…ハロウィンの夜。子供たちはブギーマンについて話していた。そしてマイケル・マイヤーズがやってくる!
車の中でイチャつくカップルが登場した時、「あ、こいつら殺されるな」と読めました。でも、彼らはすぐには殺されず、家に入ってベッドシーンに突入。どうやらマイケル・マイヤーズはコトが終わるまで待っていてくれたようです。ひょっとして、性行為を覗いてたのかな?
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ハロウィン(目次)
あらすじ…三人のガリデブ氏を集めることができれば莫大な遺産が手に入る。そんなおいしい話にホームズの推理が冴え渡る!
巻末の解説(文・大橋洋一)によると、ホームズたちにもゲイ的要素が見出せるという。
「三人のガリデブの冒険」では、ゲイ的要素が犯人側だけでなく、犯罪を防ぎ犯人を追い詰める探偵側にも見出せる。ホームズが冷静さを失い、ホームズの動転ぶりに熱い愛情を見出して心震わせるワトソン――(中略)ここにはゲイ的感情がある。(P321-322)
当該部分はP136に出てくるのですが、それを読んでみるとたしかにそういう感じを受けることができます。そもそも私はノンケなのでホモセンサー(ホモを感知する能力)が本物のホモや腐女子ほど発達していませんが、それでも同性の者同士による心的結合ともいうべきものが見えました。
「だいじょうぶか、ワトソン。後生だから、だいじょうぶだといってくれ」
怪我をして損はなかった――たくさんの怪我を負ってもいいくらいだった――あの冷静な仮面の背後にある熱い誠実な心と愛情とを知ることができたのだから。(中略)私のつつましやかな、だが一途の奉仕の年月のすべてが、この啓示の瞬間において頂点に達したのだ。(P136)
ホームズに奉仕するワトスン。そういえばワトスンは女性と結婚した後、妻をほったらかしにしてホームズのところへ入り浸っていましたっけ。あれも奉仕といえば奉仕ですな。
【参考文献】
A.C.ドイル、H.メルヴィルほか『クィア短編小説集 名づけえぬ欲望の物語』平凡社
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シャーロック・ホームズ(目次)
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/K8btjml8r78
監督:ラスティ・アッパー
出演:タイラー・クームズ、アリーナ・ジェーン・ローズ、ラミ・ヒルミ
原題:Halloween: The Wake (2009)
備考:スプラッターホラー
あらすじ…スティーヴン・ストロード青年は、ハロウィンの殺人鬼マイケル・マイヤーズの血縁の最後の一人になっていた。そしてハロウィンがやってきた…。
最初の方で表示される新聞記事で、マイケル・マイヤーズの生死は不明とありますが、このテの作品では登場を予告しているようなものです。もっとも、マイケル・マイヤーズほどの怪物となれば、たとえ殺しても復活するんでしょうけどね(ジェイソン・ボーヒーズみたいに!)。
さて、「ハロウィン:目覚め」ではマイケル・マイヤーズがスティーヴンの関係者を次々に血祭りに上げています。外堀から埋めて行って、最後は本丸(スティーヴン)というわけですか。マイケル・マイヤーズにしては頭を使っていますな。
尚、この作品は40分近くもの長さがあり、インターネット・ムービー・データベースにもこの作品の記事があります。作品の情報はそちらを参照させていただきました(監督や出演者の名前が動画のスタッフロールと微妙に違っているので注意)。
http://www.imdb.com/title/tt1805247/
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ハロウィン(目次)
あらすじ…シャーロック・ホームズは赤毛のジェイブズ・ウィルソンから奇妙な相談を受ける。彼は赤毛連盟なるものに加盟していたのだが、それが突如解散したというのだ。
巻末の解説(文・大橋洋一)によると、
「赤毛連盟」では、犯人像からゲイ的要素が発散している。(P321)
とのこと。
ただ、私はノンケなのでホモセンサー(ホモを感知する能力)は本物のホモや腐女子ほど発達しておらず、残念ながらそれを感じ取ることはできませんでした。
しかし、フロイト的解釈をするならば、どうだろう? 犯人の男たちがトンネルを掘るというのは男色行為(オカマを掘る)を連想させます。又、フロイト的解釈では黄金=大便であり、掘った先に金(きん)があるのは肛門性交の隠喩(メタファー)だと解釈できます。
うん、これならホモ小説として読めなくもないぞ。
【参考文献】
A.C.ドイル、H.メルヴィルほか『クィア短編小説集 名づけえぬ欲望の物語』平凡社
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シャーロック・ホームズ(目次)
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/VWzwFo2dQjQ
原題:STAR WARS BEARS - LIGHTSABER BATTLE
備考:SFアクション
あらすじ…熊と熊がライトセーバーで戦う!
熊同士の戦いに合成で無理やりライトセーバーを持たせてライトセーバー戦にしています。ライトセーバーで攻撃するよりも組み合ってる度合いが多い。
それにしてもリスよ、お前何もしてないじゃん。
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スター・ウォーズ(目次)
あらすじ…アメリカの南北戦争で、北軍兵士グレイロック一等兵は森の中で一人見張り番をしていた。とその時、敵兵らしき者が現われ、グレイロックは発砲する。
中盤、グレイロックの夢の中に双子の弟が出てきた時、
「あの時撃った相手がその双子の弟だとしたら、話ができすぎているな」
と思ったものです。実際のところどうだったのかはネタバレ防止のために伏せておきます。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/tKwqxXsiI4w
監督:ネイサン・シェルラップ
出演:ネイサン・シェルラップ、アルベルト・ヴィラ・サンチェス
原題:'Dark Humor' (Joker Short)
備考:クライムサスペンス
あらすじ…ジョーカーが人質をいたぶる。
ジョーカーが「いつものこと」をやっています。
ちなみに動画ページの説明文によると製作費用は65ドルで、撮影は4時間、編集に20時間かかったとのこと。スタッフの拘束時間を考えると、製作費用には人件費は含まれていないようです。
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バットマン(目次)
あらすじ…主人公は田舎の老人。自宅には巨大な煙突があり、彼はそれを自慢にしていた。だが、妻はその煙突を取り壊そうと企んでいた。
前半は老人の煙突自慢が延々と続くので、そこは忍耐をもって読み進めなければなりません。そして後半になってようやく物語が動き始めるのですが、その中でも煙突自慢が入り込んでくるのでご注意を。
いやあ、人を食ったような話だ、というのが正直な感想です。
あらすじ…湖の孤島の島守になった。
明治44年9月23日~10月17日の日記という形式。又、これといった劇的な展開は起こらないので、形容するならば静かな日記文学といったところです。
この作品の主人公のように、一人寂しい、静かな状況下で読むのがふさわしいかもしれません。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/eAVeQQDJOYg
監督:デレク・デニス
出演:デレク・デニス、ジャック・アシュコム
原題:Batman VS Superman Fan Film
備考:SFアクション
あらすじ…バットマンがリドラーに捕えられた。とそこへ、スーパーマンが助けにやってくる。
演じているのは少年たちで、セリフの音声が小さくてうまく聞き取れませんでした。おまけに、音声の大きいところを聞いてみると、どうも滑舌が悪いようです。まあ、どうせあまり大したこと言ってないだろうと思ってそこいらへんは聞き流しました。
ところで、この作品は30分弱とちょっと長いのでご注意を。ペチペチの戦闘が30分も続くのはちょっときつい。
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バットマン(目次)
あらすじ…無人島に子供の兄妹が漂着する。2人は成長すると互いに異性として意識し始め…。
兄が手紙を書いて瓶に詰め、それを海に流したものが漂着して解読された、という形式を取っていて、掲載順は3通目→2通目→1通目となっています。
最初に掲載された3通目で兄妹が何やら恐ろしい(2人を自殺に駆り立てるほどの)罪を犯したことが告げられ、次の2通目でその真相が詳しく語られます。尚、その真相の内容はネタバレ防止のために伏せておきます。
それにしてもこの兄、11歳で無人島に漂着してからは教育を受けられなかったはずなのに、なかなかいい文章を書きやがる。まるでプロの作家が書いているみたいだ!
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/oG9SQL0vPOs
原題:POKEMON GO EXPLORERS - The Hunt for Charmander!
備考:ゲーム実況
あらすじ…ヒゲ面のおっさん3人が公園でポケモンGOをプレイする。
ポケモンのヒトカゲを英語では"Charmander"と言うそうで、ヒトカゲを捕まえようとするシーンが出てきます。もちろんヒトカゲ以外のポケモンも登場します。
それにしても、いい年こいた大人たちがガキみたいな格好をしてガキみたいにはしゃいでいます。…楽しそうで何よりですな。
あらすじ…療養先のN海岸で同じく療養中のK君と知り合う。K君は影に取り憑かれていた。
この作品は手紙の返信という形式を取っています。文面から推測すると、K君と何らかの関わりのあった人物が、K君の死に際して疑問を持ち、K君と交遊があった語り手に、手紙でK君の死を知らせると共に自分の疑問をぶつけてみた、というものらしい。
さて、K君のセリフにこんなものがありました。
「私が高等学校の寄宿舎にいたとき、よその部屋でしたが、一人美少年がいましてね、それが机に向っている姿を誰が描いたのか、部屋の壁へ、電燈で写したシルウェットですね。その上を墨でなすって描いてあるのです。それがとてもヴィヴィッドでしてね、私はよくその部屋へ行ったものです」(P92)
アッー! 美少年!
ひょっとしたら、ホモ嫌いの人の中には「これはホモ小説じゃない!」と反論するかもしれませんが、美少年の部屋に足しげく通ったK君の過去もさることながら、そのことを語り手にわざわざ話すのも、ホモ・セクシャルの香りがしますな。
もちろん、K君と語り手が男色関係にあったと断言するつもりは毛頭ありません。語り手が回復して帰ってからはK君との交流が途絶していたらしいことを考えると、腐女子が妄想をたくましくするような関係になっていなかったものと思われるからです。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/_Uc4Qdk63A8
監督:マイケル・シュローダー
出演:デイヴィッド・オドム、ジョーイ・ウェインスタイン
原題:BATMAN RAP (EXPLICIT)
備考:ミュージックビデオ
あらすじ…バットマンたちがラップを歌う。
最初の部分だけ訳してみました。ラップではよく使われるであろうスラングも出てきますが、そんなに難しいことは言ってないです。
俺はバットマン
クソみたいなダークナイト
昼はプレイボーイ
夜はスーパーヒーロー
俺はバットマン
ゴッサムの守護者
蝙蝠みたいな衣装を着る
なぜならクソすげえからさ
"motherfuckin'"というのは日常の英会話では使ってはいけない言葉なのでしょうが、このラップではこの語が何度か登場します。そういえば原題の末尾に"EXPLICIT"とあり、少々調べてみると、これは過激な表現があることを示しているとのこと。たしかに過激です。
ちなみに、スーパーマンのくだりでは笑っちゃいました。わからない人のために解説しておくと、ロイス・レーン(スーパーマンの恋人)がブルース・ウェインに寝取られています。さすがはプレイボーイだ。
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バットマン(目次)
あらすじ…妻が蟋蟀(こおろぎ)を買ってきた。始めのうちは鳴き声が心地よかったが…。
秋の夕方、私は自宅でこの短篇小説を読みながらこのレビュー記事を書いているのですが、窓の外から虫の鳴き声が聞こえてきます。ただし、その方面の知識に疎いから何の虫が鳴いているのかわかりませんが。
そう考えると、わざわざ虫を買ってこないと虫の声が聞けないようなところに主人公一家は住んでいるということか。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/mw89-Qj_4FY
監督:スコット・ギューレット、ダン・ザカリー
出演:スコット・ギューレット、ダン・ザカリー
原題:INVITATION LOST starring Halloween's Michael Myers
備考:パロディ
あらすじ…マイケル・マイヤーズの友人のスペンサーの結婚式が行なわれることに。だが、待てど暮らせどマイケルのもとに招待状が届かなかった…。
マイケル・マイヤーズに友達がいたのかよ…。まあ、パロディ作品だからいてもいいか。
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ハロウィン(目次)
あらすじ…田舎の弁護士エリオット・ヘイグは酒浸りになりながら、今の自分の生活を捨ててどこかへ行きたいと思っていた。
エリオットはグダグダしていますが、実際に行動に移した元弁護士を思い出しました。アルベール・カミュの『転落』です。
だとすると、たとえもしもエリオットが失踪に成功しても、それは「転落」になるのか。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/r2vIroE-1ZU
監督:ジョン・E・ハジェンズ
出演:ロバト・アリー、ロバート・E・ビーン、クリステン・キャロン、パトリック・マクレイ
原題:Sith Apprentice (2005)
備考:SF、パロディ
あらすじ…ダース・シディアス(パルパティーン)は新しいシスを必要としていた。4人の候補者(ダース・モール、ドゥークー伯爵、ダース・ベイダー、ジャー・ジャー・ビンクス)が集められる。
アメリカのNBCのリアリティ番組「アプレンティス(The Apprentice)」のパロディ。元ネタの番組はドナルド・トランプが司会を務めていたことで有名です。というより、この作品のダース・シディアスのモデルがどう見てもドナルド・トランプなんだよなあ。作品中でも"You are fired(お前はクビだ)"(8:45)と、トランプの決め台詞を言ってます。
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ドナルド・トランプ(目次)
あらすじ…カリフォルニア。独身の老婦人ミス・ピーコックは、洋品店強盗の容疑をかけられる。そこで彼女は刑事と共にアリバイを探すが…。
ミス・ピーコックは自分の「アリバイさがし」を楽しんでいるようです。実にユーモラスだ。ミス・マープル(アガサ・クリスティーが生み出した名探偵)に通じるものがある。
「ミステリ、あたし、大好きなんです」(P47)
とのたまうミス・ピーコックには、この事件はさぞかし刺激的でしょうな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/Ori9ajDM1ho
監督:コリン・マーフィー、ジャレッド・ハンドリー
原題:Star Wars: A New Employee Orientation
備考:SFアニメ
あらすじ…デス・スターの完成が近付き、トルーパーの新人研修が行われることになる。
研修を指導するのは何と銀河皇帝パルパティーン。それにダース・ベイダーがつき従うという豪華な取り合わせとなっています。
そもそもデス・スターは巨大な軍事基地だから大量の人員を必要とするし、ダース・ベイダーが部下の首を絞めたりという「間引き」もよくやるから、こういう新人を入れる必要があるのはわかります。でも、お前ら他に仕事があるだろうに。
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スター・ウォーズ(目次)
あらすじ…山奥に住む夫婦のところへ、ヘックリンと名乗る男がやってくる。夫婦の家にある古い家具を譲ってほしいのだという。
夫の視点で物語は進むのですが、作品の最初の方で、
だが妻はかつて、きわめて意識的に、故意に、三人の人間を殺したのである。(P9)
と述べています。殺人、それも3人も! これにより読者は本作を読み進めながら、「どこで殺人が起こるのか?」を探すことになるわけですな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/PQOqG85sXnM
監督:ジェフ・センタウリ
出演:エリック・エジャーシト、エリック・エルプション・タイ、ロクサーヌ・バルチェロ
原題:Daredevil vs Punisher vs Elektra Extended
備考:アクション
あらすじ…デアデビル(Daredevil)とパニッシャー(Punisher)が戦っているところへエレクトラ(Electra)が忍者軍団を引き連れて襲いかかってきた。
デアデビルもパニッシャーもエレクトラもアメコミのヒーロー(ヒロイン)です。
ところで、あらすじを読んでも何が何やらよくわからないかもしれませんが、映像を観てもストーリーはあんまりよくわからない。こいつらが戦う理由って…。
まあ、最後の和気藹々としたシーンを見ると、彼らは彼らなりに遊んでいるってことなのかもしれません。もっとも、彼らの格闘に付き合わされるサグ(悪党の手下)にとってはたまったものではありませんが。
「HARD&COOL! DCヒーローにFocus!!」(P18-19)に、
'18年10月全米公開
タイトル未定(バットマンソロ作品)(P19)
とあるのを発見。YouTubeでバットマンのファン・フィルムを渉猟している時にたまに見かける、ファンが勝手に作ったベン・アフレック版バットマンの予告篇の元ネタはこれかと納得。
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バットマン(目次)
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/jqUdln_P7Xk
原題:HALLOWEEN 2012: Michael Myers
備考:ハロウィン動画
あらすじ…カナダのハロウィンにマイケル・マイヤーズがやってきた!
ハロウィンの出し物にマイケル・マイヤーズが登場しています。ちなみになぜかゾンビ(?)もいたりします。
それにしても、あのハロウィンの殺人鬼が子供たちにお菓子を渡しているくだりは何だかシュールですな。
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ハロウィン(目次)
トップ記事は「新たに10棟のホテル建設」。訪日外国人の増加を受けて、新宿では今後新たに10棟のホテルが建設されるとのこと。
民泊よりもホテルの方が設備やノウハウが充実しているから、民泊が増えるよりホテルが増える方がいいか。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/oH5ffBs0bvo
原題:Ticci Toby - Creepypasta - Short Horror Film
備考:ホラー
あらすじ…ティッチ・トビーが手斧で人を殺す。
ティッチ・トビー(Ticci Toby)について少々調べてみると、スレンダーマンに取り憑かれた狂気の青年で、手斧で人を殺すらしい。元々精神異常があったところへスレンダーマンが現われたようです。
さて、この作品でもスレンダーマンがちょっとだけ出てくるし、スレンダーマンに取り憑かれたトビーが手斧で人を殺すシーンもあります。まあ、スレンダーマンの「関係者」と見て間違いはあるまい。
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スレンダーマン(目次)
2016年12月16日、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が全国ロードショー。去年「フォースの覚醒」が来たと思ったら、今年は「ローグ・ワン」です(※本稿執筆は2016年)。
ところでこの冊子には、「“スター・ウォーズ・プロジェクト”公開スケジュール」(P2)が掲載されています。簡単にまとめると以下の通り。
'15 12/18 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開
'16 12/16 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公開
'17 12/15 『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)全世界公開
'18 『スター・ウォーズ』アナザー・ストーリー第2弾(タイトル未定)公開
'19 『スター・ウォーズ/エピソード9』(仮題)公開
毎年続けて公開ですか! せわしないですねえ。
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スター・ウォーズ(目次)
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/KA3dsHCnlc4
監督:ジョシュア・トーマス
出演:ジョシュア・トーマス、ブライアンナ・オッペンハイマー、パイパー・ヒンソン、コリー・オレニック
原題:Harley Quinn & The Joker VS. The Real World (Ep.01 The Roommate)
備考:コメディ
あらすじ…ハーレイ・クインとジョーカーがゴッサムシティからロサンゼルスに移住することに。さしあたっての問題は、ルームメイトを見付けることだった。
ジョーカーはギャングのボスだから金回りはいいはずなのに、ルームシェアとはおかしな話ですな。でも、ジョーカーならばその「おかしな話」をジョークの一環としてやるんでしょうな。
それから、ジョーカーの隣でハーレイが甲高い声で笑っているのを見ると、林家ペーパー夫妻を想起させます。
ついでに言っておくと、ハーレイ・クインとジョーカーはヴィラン(悪役)ですからね。ただの愉快な人たちではないことはお忘れなく。
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バットマン(目次)
千葉県の観光ガイド。香取神宮(P07)や鴨川シーワールド(P10)などを掲載。
これを読んでいてふと気付いたのが、自分はここ10年くらい千葉へは観光に行ってないということです。自宅からだと微妙に遠いんだよなあ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/OlepAVpR9w0
原題:Friday the 13th Minecraft Movie ( Part 2 )
製作:FootlongPig
備考:ホラー
あらすじ…ジェイソン・ボーヒーズに襲われたコディは逃走し、1軒の家に助けを求めるが…。
パート1の続きです。
この後ジェイソンがやってくるだろうなと予想していたら、本当にやってきました。王道を行く展開です。
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13日の金曜日(目次)
「ビデオ屋さん大賞」は全国のビデオ屋さんが選ぶ映画賞ですが、これはその海外ドラマ版です。
入賞した30作品をチェックしてみると、「ゴッサム」が入っていない。どうやらここ最近の作品はこの時点では反映されていない模様。
ちなみに、入賞作品中、当ブログでレビューした作品は以下の通り。尚、カッコ内は順位です。
(5)THE MENTALIST/メンタリスト
・ファーストシーズン 第1話
(8)ホワイトカラー
・ファーストシーズン 第1話
(10)X-ファイル
・ファーストシーズン 第1話
(15)ARROW/アロー
・ファーストシーズン 第1話
・ファーストシーズン 第2話
・ファーストシーズン 第3話
(30)ビッグバン★セオリー
・ファーストシーズン 第1話
・ファーストシーズン 第2話
ファーストシーズンの第1話が多いですが、それは無料お試し版を視聴したからです。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/VcJLb2tdD5s
原題:Friday the 13th Minecraft movie ( Part 1 )
製作:FootlongPig
備考:ホラー
あらすじ…2人の男と1匹の犬が夜の森を歩いていると、1件の家に辿り着く。とそこへジェイソンが…!
スプラッターホラー「13日の金曜日」をマインクラフトでやってみたもの。残虐描写が苦手な方でも、これなら少しは観賞できるのではないでしょうか。
尚、この作品ではセリフが英語で表示されるし、しかもそれほど難しい言葉は使っていないようなので、わかりやすといえばわかりやすい。
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13日の金曜日(目次)
本書は長々と「倉山史観」を開陳しています。そのため、本書を読んでいて私は、
「政治書だと思って手に取ったけど、これは歴史書じゃないのか?」
と感じた次第。でも、最初と最後の方で「歴史問題」という「政治問題」を扱っているのでとりあえず政治書と見なして間違いあるまい。
それでは、「歴史問題は解決しない」のはなぜか? 「日本がこれからも敗戦国でありつづける理由」とは何か? その回答は第五章の終わりに書かれていました。
日本が敗戦国のままでいてくれたほうが、国際社会にとって都合がよいのである。(P189)
そしてそれに続けて、「処方箋」も提示しています。
日本が歴史問題を解決しようと真剣に思うなら、もう一度戦争を行って勝つ覚悟が必要なのである。(P189)
もう一度戦争をやれと言っているわけではない。この点は注意しなければなりません。ついでに言えば、そういう覚悟を持ったからといって歴史問題が解決するとも言ってはいません。
それでも、行間を読めば著者の真意は云々と難癖を付けられるかもしれませんが、もし仮にそうだとしても、そこまで深読みできる人がどれだけいるのやら…。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/AhVQmgCV1IM
出演:Yuki Haru、Lishrayder、Wind Cool、Sen Chan、Kuro Keiran、Piyori
あらすじ…あの6つ子がお互いに壁ドンする。
「おそ松さん」実写版です。縦長の画面ということはスマホで撮影したようです。
それにしてもお互いに壁ドンなんかしていて、男として虚しくならないのだろうか? まあ、いざという時に備えて壁ドンを練習しているのだと思えばいいか。あるいは、腐女子ならば「男同士で…ウホッ」となるのかもしれませんが。
1959年から1979年までのアナーキーな日本映画を紹介。「マタンゴ」(P54)、「網走番外地」(P64)、「日本暗殺秘録」(P112)、「八甲田山」(P194)などなど…。思い出すなあ。今まで数多くの映画を観てきて、すぐにパッと思い出せるのは、それだけ心に刻み付けられるものがあったからなのでしょう。
もちろん、私にとっては未知の作品もあるわけで、DVD化されてレンタルビデオの棚にある作品も見受けられます。そうですねえ、そのうちレンタルしてみようかな。
【参考文献】
映画秘宝編集部・編『映画秘宝COLLECTION50 鮮烈! アナーキー日本映画史 1959-1979【愛蔵版】』洋泉社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/fYkOTO-283g
監督:エリック・ウィットレー
出演:シェーン・ファーレー、アントワーヌ・バンデレ
原題:Kylo Ren - The Awakening
備考:SFアクション
あらすじ…カイロ・レンが惑星エンドアの森に行く。
映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の前日譚を描いたもの。正確には「フォースの覚醒」の開始4か月前という設定です。
ちなみにここでカイロ・レンが戦う相手は、スタッフロールによると"The Guardian"だそうで、「何か」を守っていたという次第。何を守っていたのかはネタバレ防止のために伏せておきますが、エンドアに何があるのかを想像してみればわかるかもしれません。
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スター・ウォーズ(目次)
著者はアメリカの科学者であり、毒物、化学・生物兵器の専門家です。
そのため、本書は松本サリン事件・地下鉄サリン事件を科学の視点から述べており、科学の知識、それもその方面(毒ガス)の知識がないとちょっと厳しい。一つ引用してみます。
松本で使われたサリンは三塩化リンから五ステップで精製され、最終的に高純度のサリン製造に成功している。一方、東京地下鉄に使われたサリンは一歩手前のジクロロメチルホスホン酸からつくったので、一晩で急造された。(P85)
おわかりいただけただろうか? もちろん、わかる人にはわかるんでしょう(私はわかりませんでした)。
ともかくも、本書は飽くまで科学の視点で書かれているので、「なぜ事件は起こったのか?」「宗教的意義は?」「社会的背景は?」などといった、いわゆる文系的な疑問には答えてくれない。もちろん科学も一面の真実であることに違いはありませんが、上記のような疑問をお持ちの方は他を当たるべし。
【参考文献】
アンソニー・トゥー『サリン事件の真実』新風舎
この動画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/zgF0oLXKfcg
原題:Top 10 Slashers
製作:Horror Squad
YouTubeの視聴者のアンケートを基に作った、映画の殺人鬼トップ10を紹介。
1位:マイケル・マイヤーズ
「ハロウィン」シリーズの殺人鬼。
2位:ジェイソン・ボーヒーズ
「13日の金曜日」シリーズの殺人鬼。
3位:フレディ・クルーガー
「エルム街の悪夢」シリーズの殺人鬼。
4位:レザーフェイス
「悪魔のいけにえ(テキサス・チェーンソー)」シリーズの殺人鬼。
5位:ゴーストフェイス
「スクリーム」シリーズの殺人鬼。
6位:チャッキー
「チャイルド・プレイ」シリーズの殺人鬼。
7位:ノーマン・ベイツ
ヒッチコックの映画「サイコ」を参照されたし。
8位:ハリー・ウォーデン
後述。
9位:キャンディマン
「キャンディマン」シリーズの殺人鬼。
10位:ビクター・クロウリー
後述。
さて、あなたはいくつ知っていただろうか?
ちなみに私は10位のビクター・クロウリーと8位のハリー・ウォーデンだけは知らなかったので調べてみたところ、ビクター・クロウリーは2006年の映画「ハチェット」の殺人鬼で、ハリー・ウォーデンは1981年の映画「血のバレンタイン」の殺人鬼とのこと。スプラッターホラー映画としてはマイナーな作品のようです。
それから、7位にノーマン・ベイツがランクインしています。これは映画「サイコ」が不朽の名作であるということも理由としてあるのでしょうが、最近のドラマ「ベイツ・モーテル」の影響も大きいのかもしれません。
尚、もしも日本で同様のアンケートを取った場合、映画シリーズの知名度の高さを考えるに、おそらく1位のマイケル・マイヤーズよりも2位のジェイソン・ボーヒーズの方が上位に来るものと思われます。
【関連記事】
13日の金曜日(目次)
ハロウィン(目次)
・エルム街の悪夢(2010年)
本書において、徳川家康が毒殺したとされる10人は以下の通り。
・堀秀政
・豊臣秀長
・蒲生氏郷
・前田利家
・黒田官兵衛
・結城秀康
・真田昌幸
・加藤清正
・池田輝政
・浅野幸長
ただし、家康が毒殺したという証拠も証言もなく(※)、著者(西村誠)の推測だけで筆を進めています。
前田利家、黒田官兵衛、真田昌幸は高齢だったから寿命が尽きたのだと見ることができるし、豊臣秀長、加藤清正、浅野幸長は病気を患っていたのだから病死じゃないですかね。
ちなみに著者は石川数正について、「享年六十一だったというが、老衰という歳でもない。」(P79)などと述べていますが、当時の平均寿命は現代よりも短く(それこそ「人間五十年」の世界だ!)、これでも長生きした方ですぞ。
※加藤清正の毒饅頭ならば、噂レベルで存在する。ただし、飽くまで噂レベルなので、せいぜい時代小説や時代劇で採用されるのが関の山。
【参考文献】
西村誠『家康が毒殺した10人の武将』双葉社
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/oX8Adi0kABY
原題:LEGO POKEMON in STAR WARS world! - Boba Fett
製作:Dino5500
備考:コメディ
あらすじ…ボバ・フェットがピカチュウを捕まえようとする。
ボバ・フェットは賞金稼ぎだから、おそらくピカチュウに賞金が掛かっているんじゃないかと推測します。ピカチュウは可愛いですからね、大金を払ってでも手に入れたいという者がいてもおかしくはない。
それにしてもベイダーさん、アンタ何やってんですか?
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スター・ウォーズ(目次)
【映画】
・陰獣(2008年)
・【江戸川乱歩短編動画】算盤が恋を語る話(2021年)
・押絵と旅する男(2009年)
・学生制作作品 It's Magical 江戸川乱歩記念館(2013年)
・K-20 怪人二十面相・伝
・失恋殺人
・断崖(2010年)
・D坂の殺人事件(2015年)
・人間椅子(2006年)
・盲獣VS一寸法師
・屋根裏の散歩者(1976年)
・屋根裏の散歩者(2016年)
【小説等】
・有栖川有栖「未来人F」
・歌野晶午「五十年後の物語」
・江戸川乱歩「赤いカブトムシ」
・江戸川乱歩「赤い部屋」
・江戸川乱歩「悪魔の紋章」
・江戸川乱歩「暗黒星」
・江戸川乱歩「偉大なる夢」
・江戸川乱歩「一枚の切符」
・江戸川乱歩「一寸法師」
・江戸川乱歩「芋虫」
・江戸川乱歩「陰獣」
・江戸川乱歩「黄金仮面」
・江戸川乱歩「黄金の虎」
・江戸川乱歩「黄金豹」
・江戸川乱歩「押絵と旅する男」
・江戸川乱歩「お勢登場」
・江戸川乱歩「踊る一寸法師」
・江戸川乱歩「鬼」
・江戸川乱歩「おれは二十面相だ!!」
・江戸川乱歩「海底の魔術師」
・江戸川乱歩「怪人と少年探偵」
・江戸川乱歩「怪人二十面相」
・江戸川乱歩「かいじん二十めんそう」(たのしい一年生版)
・江戸川乱歩「かいじん二十めんそう」(たのしい二年生版)
・江戸川乱歩「鏡地獄」
・江戸川乱歩「影男」
・江戸川乱歩「火星の運河」
・江戸川乱歩「仮面の恐怖王」
・江戸川乱歩「奇面城の秘密」
・江戸川乱歩「兇器」
・江戸川乱歩「恐怖王」
・江戸川乱歩「疑惑」
・江戸川乱歩「蜘蛛男」
・江戸川乱歩「黒手組」
・江戸川乱歩「黒蜥蜴」
・江戸川乱歩「化人幻戯」
・江戸川乱歩「孤島の鬼」
・江戸川乱歩「石榴」
・江戸川乱歩「三角館の恐怖」
・江戸川乱歩「地獄の道化師」
・江戸川乱歩「地獄風景」
・江戸川乱歩「少年探偵団」
・江戸川乱歩「新宝島」
・江戸川乱歩「心理試験」
・江戸川乱歩「青銅の魔人」
・江戸川乱歩「算盤が恋を語る話」
・江戸川乱歩「大暗室」
・江戸川乱歩「大金塊」
・江戸川乱歩「断崖」
・江戸川乱歩「智恵の一太郎」
・江戸川乱歩「超人ニコラ」
・江戸川乱歩「月と手袋」
・江戸川乱歩「妻に失恋した男」
・江戸川乱歩「鉄人Q」
・江戸川乱歩「天空の魔人」
・江戸川乱歩「電人M」
・江戸川乱歩「搭上の奇術師」
・江戸川乱歩「虎の牙」
・江戸川乱歩「何者」
・江戸川乱歩「二銭銅貨」(1回目)
・江戸川乱歩「二銭銅貨」(2回目)
・江戸川乱歩「日記帳」
・江戸川乱歩「人間椅子」
・江戸川乱歩「人間豹」
・江戸川乱歩「灰色の巨人」
・江戸川乱歩「灰神楽」
・江戸川乱歩「白昼夢」
・江戸川乱歩「パノラマ島綺譚」
・江戸川乱歩「人でなしの恋」
・江戸川乱歩「火縄銃」
・江戸川乱歩「ふしぎな人」
・江戸川乱歩「防空壕」
・江戸川乱歩「堀越捜査一課長殿」
・江戸川乱歩「魔法人形」
・江戸川乱歩「魔法博士」
・江戸川乱歩「まほうやしき」
・江戸川乱歩「目羅博士の不思議な犯罪」
・江戸川乱歩「盲獣」
・江戸川乱歩「夜光人間」
・江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」
・江戸川乱歩「闇に蠢く」
・江戸川乱歩「幽霊」
・江戸川乱歩「指環」
・江戸川乱歩「妖怪博士」
・江戸川乱歩「妖人ゴング」
・江戸川乱歩「妖星人R」
・江戸川乱歩「猟奇の果」
・大崎梢「闇からの予告状」
・奥成達・ながたはるみ『駄菓子屋図鑑』筑摩書房
・小路幸也「東京の探偵たち」
・坂本司「うつろう宝石」
・『SETAGAYA ARTS PRESS 2016.12-2017.3 Vol.9』公益財団法人 せたがや文化財団
・平山夢明「溶解人間」
・藤谷治「解散二十面相」
・万城目学「永遠」
・湊かなえ「少女探偵団」
・向井湘吾「指数犬」
【その他】
団子坂(日記)
「ル・シネマ」のページにてドキュメンタリー映画「イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~」が掲載されています。
イングリッド・バーグマン出演作品ならば、当ブログでは「汚名」と「オリエント急行殺人事件」をレビューしています。ただ、マリリン・モンローなんかに較べれば取り上げる本数が少ないのは否めない。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/n3-fSGJW1tA
監督:ハサン・アリ
出演:カミール・セオバルド、ゲイリー・デノワ
原題:Robin & The Joker
備考:ドラマ
あらすじ…ジョーカーがロビンを捕えていたぶる。
ジョーカーは「バットマン」シリーズを代表するヴィラン(悪役)で、ロビンはバットマンの相棒。
そして本作の最大の特徴は、ロビンを演じているのが女性ということです。女性と言っても多分にボーイッシュですが。まあ、女性らしさが強ければバットガールの方をやっているか。
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表紙を飾るのは世田谷区立教育センタープラネタリウム(世田谷区弦巻3-16-8)。
同じ建物に世田谷中央図書館があり、私にはそっちの方がなじみが深い。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/ZXfhqqQOAGA
原題:Halloween: Michael Myers Comes Home (Full Maze) Halloween Horror Nights
備考:体験レポート
あらすじ…アメリカのカリフォルニア州にあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドのお化け屋敷を探訪。
色々なところからマイケル・マイヤーズがひょっこりと姿を現わして驚かせてくれます。どうやらこのお化け屋敷は映画「ハロウィン」をテーマにしているらしい。
それにしても数々のマイケル・マイヤーズを見ると、いずれもツナギの服を着て右手に包丁を持っており、これが彼の「正装」だということがわかります。
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ハロウィン(目次)
表紙を飾るのは上野の国立西洋美術館。2016年7月に世界遺産に登録されたのでこれが表紙に出てきたものと思われます。
それにしても、こうして改めて見ると、国立西洋美術館は灰色で四角形の多い建物ですな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/kurMSlQqFrE
監督:ネイト・オグウィン
出演:チェイス・ウォーデン、チャック・メール
原題:Zombies with Lightsabers
備考:スプラッターアクション
あらすじ…ゾンビたちがライトセーバーで対決する。
まさかスター・ウォーズとゾンビが組み合わさるとは思いませんでした。でも、ジェダイの騎士やダース・ベイダーがゾンビを倒すのも悪くないかもしれません。
それはさておき、この作品ではゾンビが飛んだり跳ねたりと、結構素早くてアグレッシブです。これならゾンビである必然性はあったのかと思っていたら、最後にゾンビ設定が活きてきました。どういうことかはネタバレ防止のために伏せておきます。
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スター・ウォーズ(目次)
本誌と同名の映画「PARKS パークス」が2017年春に全国公開とのこと。吉祥寺や井の頭公園を舞台にした青春音楽映画だそうです。
う~ん、青春音楽映画か…。そういうのは…ああ、そうそう、エルヴィス・プレスリー主演の「嵐の季節」もそうか。
監督:マット・リーヴス
出演:マイケル・スタール=デヴィッド、マイク・ヴォーゲル、オデット・ユーストン、リジー・キャプラン、ジェシカ・ルーカス、T・J・ミラー
原題:Cloverfield
備考:SF、怪獣、PG12
あらすじ…ある日突然、ニューヨークに「何か」が現われ、街は大パニックになる。
一般人の視点から、何が何やらわからないまま逃げまどう様子を描いています。時たまチラリと怪獣が映るので、怪獣に襲われていることはわかるのですが、怪獣の正体も名前も不明です。
しかしそれでも、主人公たちの行く先々でこの怪獣は出現してくれるので、それなりにカメラに収まってくれています。普通ここまで遭遇しないだろうと思うのですが、物語の主人公が持つ特有の「凶運」が発動したのかもしれません。御都合主義と言い換えてもいい。
それにしてもこの怪獣、ムートー(2014年のハリウッド版「ゴジラ」に登場した怪獣)に似ているなあ。
【怪獣映画】
・ガメラ対宇宙怪獣バイラス
・ガメラ対深海怪獣ジグラ
・ガメラ対大悪獣ギロン
・ガメラ対大魔獣ジャイガー
・ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発
・GODZILLA ゴジラ(2014年)
・大日本人
渋谷の映画館「シネマヴェーラ渋谷」が9月24日~10月14日に「日本映画の現在」と題して若手監督(深田晃司、三宅唱、横浜聡子など)の作品を一挙上映とのこと。
この上映作品の中に私が視聴したことのあるものは一つもありませんが、「SR サイタマノラッパー」や「サウダーヂ」なら近所のレンタルビデオで見かけた記憶があります。
それでもなぜ私はこれらの作品を観ないのか? 簡単に言うと趣味が合わないからです。すいませんねえ。
監督:サミュエル・ベイヤー
出演:ジャッキー・アール・ヘイリー、ルーニー・マーラ、カイル・ガルナー、トーマス・デッカー、ケイティ・キャシディ、ケラン・ラッツ
原題:A Nightmare on Elm Street
備考:スプラッターホラー
あらすじ…高校生たちが鉄の爪を持った怪人に襲われる悪夢を見て、一人また一人と死んでゆく。ナンシーらが原因を調べると、過去に衝撃の真実が隠されていることが…!
ジェイソン・ボーヒーズなら「13日の金曜日 パート3」を観たし、マイケル・マイヤーズならロブ・ゾンビ版の「ハロウィン」を観ました。それではフレディ・クルーガーは? フレディ・クルーガーもホラー映画のアイコンとして有名だから、とりあえず1本ぐらいは押さえておこうということで、今回はこちらのリメイク作品を視聴してみることにしました。尚、「エルム街の悪夢」シリーズの他作品は未見です。
さて、この作品では「過去に何かある」ということを各所で示唆しています。そこで主人公たちが過去を探ってゆくと、封印されていた恐ろしい事実が徐々に明らかになってきます。
鉄の爪を持ったフレディ・クルーガーも怖いですが、暗い過去が少しずつ黄泉返ってくる怖さもありますな。
【関連記事】
・13日の金曜日 パート3
・ハロウィン(2007年)
乃木坂を特集(P2-8)。乃木坂といえば乃木神社が有名で、本誌P5にも掲載されています。
そういえば昔、乃木神社へお参りした際に、初代デジカメをうっかり落として壊したことがありましたな。
監督:西村克己
出演:山口百恵、三浦友和、三國連太郎、関口宏
原作:松本清張『霧の旗』
備考:リーガル・サスペンス
あらすじ…北九州の小倉のタイピスト・柳田桐子は、金貸しの老婆殺害の容疑で逮捕された兄の弁護を、高名な弁護士の大塚欽三に依頼するものの断わられてしまう。やがて兄は獄死し、桐子は大塚欽三に復讐しようとする。
調べてみて驚いたのですが、「霧の旗」はテレビドラマとして何度も何度も映像化されています。ですので、読者の中にはドラマの放送をご覧になった方もいらっしゃることでしょう。
ちなみに私の場合、「霧の旗」を観た記憶はありません。原作も未読です。
さて、今回取り上げる1977年版映画の特徴の一つとして、主人公の柳田桐子を山口百恵が演じている、ということが挙げられます。なるほど、美人だ。
しかしながら、柳田桐子という、不幸を背負い込んで憎悪と翳を抱えている女性を演じるには、山口百恵は美人すぎるし華もありすぎるように見受けられます。役に対して美人すぎる、というのは、同じ松本清張原作の「張込み」の吉永小百合と共通しているなと思いました。
とはいえ、彼女の決して長いとは言えない芸能キャリアの中で珍しくも悪女を演じているのがこの作品であり、それはそれで貴重です。特に警察の事情聴取で虚偽の供述をしているくだりなんかは、いい味出してます。おじさん手玉に取られちゃいそうですわ。
9月18日~19日に秩父市歴史文化伝承館にて開催の「ちちぶ映画祭2016」のパンフレット。
「男はつらいよ 望郷篇」など9本を掲載しているのですが、このパンフレットによると「太陽」(入江悠監督)が奥秩父で撮影され、アニメ作品の「心が叫びたがっているんだ。」と「劇場版 あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」が秩父を舞台にしているとのこと。
「太陽」といえば、私はアレクサンドル・ソクーロフ監督の同名タイトルの映画(もちろん内容は全く異なる)をレビューしたことがあります。
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・太陽(2005年)
監督:溝口健二
出演:市川雷蔵、久我美子、木暮実千代、林成年、大矢市次郎
原作:吉川英治『新・平家物語』
備考:歴史劇
あらすじ…平安時代末期。平清盛はひょんなことから自分の「出生の秘密」を知り、苦悩する。
まず人物関係図について少々。
この時代の歴史をある程度知っている人ならわかると思いますが、史実ではもっと複雑です。原作の小説ではどうなっているのかは未読なのでわかりませんが、おそらくは映画化に際して簡略化されているものと思われます。
そういえば源氏(もちろん武士の方です)は出てきませんでしたな。
さて、本作の主人公・平太清盛(平清盛)を演じているのは市川雷蔵なのですが、この映画では吊り上がった太い眉毛が特徴的です。市川雷蔵の細面(ほそおもて)にあの眉毛を配するというのは妙な感じがしてなりません。まあ、おそらくあの眉毛は平清盛のキャラクターを表現しているのでしょう。
それから、清盛の「出生の秘密」についても少々。有名な話なので言ってもネタバレにはならないと思いますが、清盛は実は白河院の御落胤らしい、という噂があります。実際のところどうだったのかについては歴史家の考証に委ねますが、ともかくもこの映画においてその「出生の秘密」は長く尾を引きます。それだけ重要な要因だってことです。
尚、この映画では合戦のシーンはありません。というのは、瀬戸内海の海賊討伐が終わったところから物語が始まり、保元・平治の乱が始まる前に話が終わっているからです。
その代わり、比叡山の僧兵軍団が大量に登場します。これは圧巻です。ただし、もう一度言いますが、合戦のシーンはありません。
最後に一つ。中村玉緒がヒロインの妹(滋子)というチョイ役で出演しています。この時はまだ若手女優だったんですね。
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市川雷蔵(目次)
岡野友彦『院政とは何だったか 「権門体制論」を見直す』PHP
海音寺潮五郎「平清盛」
・新源氏物語
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