『Imported Food Catalog 号外 ハラール商品特集』業務スーパー
イスラム法で食べることが許された食品のカタログ。もちろんムスリム以外の異教徒が食べても構わない。
さて、このカタログをチェックすると、カレーペーストやカレーヌードルなんかには豚肉(および豚肉由来の成分)は入ってないんだろうなと思われるのですが、ヒマラヤの岩塩となると、ちょっとよくわかりませんな。
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イスラム法で食べることが許された食品のカタログ。もちろんムスリム以外の異教徒が食べても構わない。
さて、このカタログをチェックすると、カレーペーストやカレーヌードルなんかには豚肉(および豚肉由来の成分)は入ってないんだろうなと思われるのですが、ヒマラヤの岩塩となると、ちょっとよくわかりませんな。
この自主制作映画はYouTubeで観ました。
https://youtu.be/DeaVHkSuQz0
出演:ダニエル、ネイサン、ブラッドリー、ハリー、カナエ
原題;Batman v Superman: Kids In Real Life
備考:一応アクション
あらすじ…バットマンとスーパーマンが戦う。
映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」を子供たちがやってみたらこうなった、といった作品。バットマンとスーパーマンがDCコミックのキャラであるのに対し、スパイダーマンはマーベルコミックのキャラですので、本来ならばスパイダーマンが出てくることはないのですが、そこはまあ、自主制作ということで。あと、スパイダーマンは子供にも人気ありますからね。
それから、作品中に出てくる「オプラ・ウィンフリー・ショー」は、アメリカの有名なトーク番組です。私は以前、マイケル・ムーアの本にこの番組のことが書かれていたのを読んだことがあったので(かろうじて)知っていましたけど、そもそもこの番組は2011年に終了しているから若い人は知らないかもしれません。
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バットマン(目次)
「あらいおんのお散歩MAP」(P5-6)という記事には、「あらいおん」なるものが登場しています。都立荒川商業高等学校の生徒がデザインしたキャラクターとのこと。
こいつは…ゆるキャラなのかな? でも、ゆるキャラにしてはタテガミが尖っているところがあるし、色使いもグラデーションがかかっているのが気になります。
どこかのポケモンみたいにもう一段階「進化」させれば化けるかもしれません。
この自主制作映画はYouTubeで観ました。
https://youtu.be/LzRo9NQysVI
監督:モハメド・エルカサール
出演:モハメド・エルカサール、タレク・ファウジー
原題:Joyful Crime - The Joker Fan Film
備考:クライム・サスペンス
あらすじ…ある一人の男・ジェイソンが、自分の知らない間に犯罪を犯しているらしいことを知り慄然とする。
ジョーカーの誕生秘話を描いた作品で、ジョーカーを演じているのはエジプト人です。又、言語は英語ですが、多分アラビア語の字幕が付いてます。それから、バットマンもほんのちょっとだけ登場してました。
それはさておき、作品の中ではジェイソンとジョーカーの一人二役で会話を交わしています。クライマックスではジョーカーが彼の過去の心の闇をうまく抉り出しており、ここが一つの見どころとなっています。
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バットマン(目次)
特集記事「せたがやを歩こう せたがやで涼む~世田谷の避暑地を行く~」(P6-7)に、清涼スポットとして等々力渓谷(P6)が掲載されています。
等々力渓谷に行ったことのある者の一人として言わせていただくと、たしかにあそこは涼しいです。特に暑い中を歩いてきたところへ渓谷に入ると気温がグッと下がるのを体感できます。
ただし、湿度は高いのでその点はご注意を。蒸し蒸ししますぜ。
この自主制作映画はYouTubeで観ました。
https://youtu.be/EKdDCU3iD1E
監督:ジェイデン・エスパラザ
出演:ジェイデン・エスパラザ、ジャスティン・グェン
原題:JOKER'S END: FAN FILM
備考:アクション
あらすじ…バットマンがジョーカーをボコボコにする。
物語の冒頭、「R」のマークが入った布切れが出てきますが、これはおそらく2代目ロビン(ジェイソン・トッド)がジョーカーに殺された時のものと思われます。尚、ジェイソン・トッドは後にレッドフードとして復活するのですが、それはまた別の話。
それにしてもバットマンの衣装が安っぽいです。よく見ると白いすね当てをテープで留めてますよ。
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角川シネマコレクション2016年7月~9月発売のラインナップを掲載。
この中の「金田一耕助テレビシリーズ」はテレビで御覧になった方もいらっしゃることでしょう。私も記憶が定かではありませんが、子供の頃に再放送をいくらか観ているはずです。
ちなみにこのシリーズの「悪魔の手毬唄」の原作小説を本ブログにてレビューしております、よろしければ参考までにどうぞ。
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横溝正史『悪魔の手毬唄』
この自主制作映画はYouTubeで観ました。
https://youtu.be/ttnRo0WViXQ
監督:トレイ・ストークス
出演:エイミー・イアハート
原題:Pink Five (Star Wars Fan Film Award Winner)
備考:コメディ
あらすじ…デス・スター破壊作戦はルーク・スカイウォーカーを一躍ヒーローにした。だが、その裏では未熟なパイロット、ピンク・ファイブのデイジーがいた。
エピソード4(新たなる希望)のクライマックスの裏ではこんなやつがいた、というもの。反乱軍は寄せ集めみたいなところがあるから、こんなのもいたっておかしくは…やっぱりおかしいか。
尚、戦闘中に彼女は携帯電話で通話してますけど、そこ携帯の電波入るのかよ。
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スター・ウォーズ(目次)
本紙2面のコラム「江ノ電沿線歴史散歩(416)小町(十四)」(文・内海恒雄)にて、鎌倉の日蓮上人辻説法跡を取り上げています。
そういえば映画「日蓮」でも鎌倉で布教活動するシーンがありましたっけ。
クソ映画を数多く配給しているアルバトロス社のDVDパンフレット。
表紙はバレエのドキュメンタリー映画ですが、中を詳細にチェックすればクソ映画と思われる作品がチラホラ見つかります。そう、例えば…「アリス vs モンスター・スクワッド」(「スーサイド・スクワッド」のパチモノ臭がするタイトルだ!)や、「インデペンデンス・デイ2016」(「インデペンデンス・デイ リサージェンス」に明らかに便乗している!)ですな。
この自主制作映画はYouTubeで観ました。
https://youtu.be/l2pcjJgEHIQ
監督:ディエゴ・ハリヴィス
出演:ザック・エイヴリー、ホイットニー・エイブル、ビュー・ビリングスリー、ボビー・リード
原題:The Laughing Man - A Joker fan film - NSFW
あらすじ…死体として運び込まれた男は実は生きていて、医師の手に鋏を突き立てる。
原題の末尾の"NSFW"とは、職場閲覧不適切(Not suitable for work)あるいは職場危険(Not safe for work)といった意味。ぶっちゃけて言うと残虐描写がバッチリ出てくるので閲覧注意。具体的な描写はここには書きませんが、少なくとも子供には見せられない。
それにしてもこいつら、狂ってやがるなあ。
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バットマン(目次)
長崎県平戸市の観光ガイド。
表紙の上部右端に「2016年世界遺産登録をめざす!」とありますが、これは何かというと、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」のことで、平戸市には春日集落や田平天主堂などがあります。
尚、これを書いている現時点では候補に決定しているものの世界遺産登録はまだ先の模様。まあ、一朝一夕にできることではない。
この自主制作映画はYouTubeで観ました。
https://youtu.be/029EHKM5WUs
監督:ルーク・ハーバー、ニック・バイロン
原題:JOKERS - Suicide Squad Fan Film
あらすじ…ジョーカーが人質をいたぶる。
タイトルに「スーサイド・スクワッド」と銘打っていますが、ここに登場するジョーカーは「スーサイド・スクワッド」のジョーカーというよりも「ダークナイト」のジョーカーに近い。とはいえ、やってることは「いつものこと」なんですがね。
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バットマン(目次)
「千葉市では海から夜景が楽しめる!! 工場夜景クルーズやってます!」(P21)という記事では、京葉工業地帯の工場群を夜間に船から眺めることのできるクルーズを紹介しています。
私はいわゆる「工場萌え」の人間ではありませんが、昔あのあたりの大規模工場を見た時はなかなか趣がある(壮大なメタリック感!)と思ったものです。その時は昼間、それも地上から見ましたけど、夜は夜で別世界なんでしょうね。
この自主制作映画はYouTubeで観ました。
https://youtu.be/qNHjPeSTi0Q
製作:Neononeko
あらすじ…夜、女性2人が8枚の紙を集めようとする。
会話は(おそらく)ロシア語ですが、やっていることは「いつものこと」なので、ロシア語がわからなくても大丈夫です。
それにしても、今回の場所は森ではなく、どうやら住宅街(それも公園)らしい。でも、ちょっと暗すぎてよくわからないところが多い。夜間撮影って難しいですね。
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スレンダーマン(目次)
8面の記事「1年3ヶ月ぶりに箱根『再始動』! 大涌谷園地開放&ロープウェイ全線開通」に注目。箱根の火山活動の影響で休止していたロープウェイが運転を再開し、大涌谷の立ち入り規制が一部解除されたとのこと。
私は以前、箱根の火山活動が活発になった時に、「相手は自然だからどうなるかわからない」と思ったし、今でもそう思っています。ともあれ、あれから1年以上かかって鎮まってきたようです。
夏ということで川越にある怪談11件を掲載。「狐の嫁入り」や「ダイダラボッチの足跡」なんかは他地域でも見られる話ですが、「おつまヶ池と鬼げしの花」などはその土地固有の話か。
外国人観光客向けのフリーペーパー。英語と中国語(簡体字)で表記。
本誌12面の"Shop Guide"に"Japanese gifts and souvenirs"として、以下の4つの商業施設を紹介しています。
・大丸東京店(東京)
・KOKO LUMINE STORE(新宿)
・東急百貨店 東横店(渋谷)
・西部池袋本店(池袋)
なるほど、外国人観光客はこういうところで日本の土産を買って行くんですか。見方を変えれば、これらの場所には外国人観光客が多くいるってことですな。
表紙を飾るのは女優の池内淳子。
この人の出演作品を観たことあったっけと思ってP15掲載のプロフィールをチェックすると、出演作品は映画よりもドラマの方が多いようです。数えてみると映画15、ドラマ37、舞台16が列挙されていました。
さて、それでは改めて観たことがあるかというと…う~ん、あるような、ないような…。少なくとも、ブログでレビューした作品の中にはない模様。
奈良市東部の直売所6ヶ所のガイドブック。
一つ取り上げると、「大野橋直売所 末広屋」(P13-14)は「平均年齢80歳」(P13)って、過疎地域の少子高齢化がいかに進んでいるかうかがえますな。
夏の某所にて撮影。
何やら赤く光るものが写っていますが、実はこれ、月なんです。木の間隠れの月を撮ろうとしたのですが、夜間に撮影したものだから、こんな風にブレちゃったんですわ。
クーポン券8枚が付いています。正確に言うと「るるぶFREE 湘南・鎌倉 '16 春夏号共通クーポン」8枚です。
このクーポンの特典内容はどんなものがあるかと思って調べると…例えば「丸山珈琲 鎌倉店」(P07)では「コーヒードリンク各種50円引き」。本誌によるとエスプレッソが545円ですので、これにクーポンを使うと495円になるって寸法ですな。
平成28年8月1日(月)から9月25日(日)まで開催。
都電荒川線の沿線施設9ヶ所を巡って、抽選でオリジナルグッズをプレゼントするというスタンプラリーです。9ヶ所はちょっと多いなあ。
それではその9ヶ所はどこかというと、荒川ふるさと文化会館…は行ったことない。それから雑司が谷案内所…は近くを通ったことがあるぞ。とまあ、私はこのザマです。
江の島の観光名所をイラスト付きで紹介したもの。
この中に「31(2)龍の口刑場跡」を発見。日蓮が処刑されそうになった場所です。
映画「日蓮」でもそのシーンが出てきますが、そこでは日蓮がなぜか発光していたのが印象に残っています。
「DVD NEW RELEASE!」(P50-68)の中にサメ映画を3本も発見。その3本とは以下の通り。
「ドルフ・ラングレン 処刑鮫」(P65)
「ゾンビ・シャーク 感染鮫」(P65)
「ロボシャーク vs. ネイビーシールズ」(P66)
ゾンビだのロボットだのと…もう何でもありといったところです。さすがはサメ映画!
今号の本誌の「Culture information August」(P32-33)にて取り上げられている映画は以下の通り。
ジャングル・ブック
ニュースの真相
太陽のめざめ
きみがくれた物語
秘密 THE TOP SECRET
ペット
ハイ・ライズ
そもそも本誌は女性向けですから、これらは女性が好みそうな作品、ということになります。私の趣味とはちょっと離れていますな。あ、でも、「ニュースの真相」はちょっと興味があるかも。
本紙6面右上の端にアニメ「かなかなかぞく」なるものが紹介されていました。
ちょっと気になったので数話だけ視聴したところ、女子高生の「りか」が謎の生物「かなぼう」と一緒に暮らしながら神奈川県の施策を紹介する、というもの。
尚、一話あたりの長さが2分未満と結構短いので、手軽に視聴できました。又、あのクオリティでこの長さだと、予算は少ないんだろうな…などと思ってしまいます。
2016年8月1日(月)から10月31日(月)まで開催。
この中の成田山新勝寺には昔行ったことがあるのですが、電車のどの経路で行ったのか憶えていません。そこで当時私が住んでいたところから成田山新勝寺までの経路を調べてみると、電車を何本も乗り継がないと行けないことが判明。当時の私はよく辿り着けたものだ。
「アメリカ大統領選で暴言王が躍進――トランプ旋風が巻き起こる、そのわけとは?」(P04)という記事では、佐藤圭一国士舘大学学長が解説しています。
トランプ旋風の背景には、米国人の根底に流れる国民性があります。“反知性主義”と言われるものですが、理論的な優等生キャラよりも感情に訴える過激なキャラを好む傾向があるのです。(P04)
そういえばG・W・ブッシュ対アル・ゴアの大統領選挙も似たような構図でしたな。もちろんドナルド・トランプとG・W・ブッシュはキャラが異なりますが、ブッシュが外交音痴を露呈したにもかかわらず支持を集め、一方でゴアが優等生ぶって支持を失っていったことは記憶しております。
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ドナルド・トランプ(目次)
監督:ヘンリー・ハサウェイ
出演:ゲイリー・クーパー、フランチョット・トーン、リチャード・クロムウェル、ガイ・スタンディング、モンテ・ブルー
原題:The Lives of a Bengal Lancer
原作:フランシス・イエーツ・ブラウン
備考:CLASSIC MOVIES COLLECTION
あらすじ…デルヒに駐在の英国の槍騎兵隊第41連隊はストーン大佐の統率下に凶暴なアフリディ族討伐の任務に当たっていた。大佐の部下で豪勇なマグレガー中尉は落ち着いた大佐の態度が気に入らず、猪突の勇を揮っては常に大佐を苦笑させていた。連隊に2人の新任将校が来た。フォーサイス中尉と大佐の令息ドナルド・ストーン中尉であった。(パッケージの紹介文より引用)
物語の中盤で連隊が猪狩りを催す場所は「ゴーバル」とされていますが、映画の中では「Gopal」と表記してあったので、ここでは「ゴーパル」とさせていただきます。
さて、物語の舞台はイギリス支配下のインドですが、エミールやモハメッド・カーンといった名前はイスラム系であり、場所も今のパキスタンに近い。そういえばインドがイギリスから独立した後、更にインドからムスリムの多いパキスタンが分離独立したから、当時あのあたりも英領インドでしたっけ。
ちなみに、人物関係図の左下に出てくる謎の美女ターニアは、簡単に言うとハニートラップです。いわば、マタ・ハリ(※)の後輩といったところでしょうか。
それから、父親のエミールがイギリスに対して友好的なのに、息子のモハメッド・カーンがイギリスに敵対している件について。愚考するに、エミールは実はタヌキオヤジで、今のところは友好を維持しているだけで、裏では…ということも考えられます。狡猾な政治家ならば、その程度の謀略に手を染めていても不思議ではあるまい。
最後に、モハメッド・カーンについて。インド独立を目指すのは結構ですが、ちょっと急ぎすぎているという感が否めない。戦いに必要なのは銃弾だけではないし、更に言えば独立戦争を仕掛けるのならば戦う相手は槍騎兵隊第41連隊のみならず、他のイギリス軍や地元の親英勢力の軍隊とも戦わねばならない。共に戦ってくれる「同志」が欲しいところです。
※第一次世界大戦中に処刑された女スパイ。
表紙のモデルの女性が食べようとしているかき氷の上に、何やらドロッとしてそうなものが乗っています。何じゃこりゃ?
特集記事「この夏に食べたい絶品のかき氷」(P02-05)によると、場所は下北沢の「しもきた茶苑大山」で、商品名は「微糖抹茶」。
こんもり盛った氷に、ムース状のふわふわ抹茶エスプーマがかけられた「微糖抹茶」。見た目は濃厚ですが、口に入れると優しい甘味が。(P03)
かき氷だって創意工夫の余地があるんですね。
以前、こちらの記事にて取り上げたものより後に発行されたパンフレットで、掲載作品が増え、更にはタイム・スケジュールも掲載されています。
さて、今回このパンフレットを読んで気付いたのが、映画「黒蜥蜴」(丸山明宏主演の方です)の監督が深作欣二だということです。あれ、深作欣二だったのか。
本紙は「東京の文化をスポーツのマインドで探求するフリーペーパー」(1面)とのこと。
で、今回取り上げるのは5面の「東京記録 001 公立図書館」。こちらの記事によると、本が最も多いのは杉並区だそうです。
1位の杉並区は、13館ある区立図書館のそれぞれの面積が広く、所蔵できる資料の数も多いのです。
私は杉並区の中央図書館には行ったことがあり、そこそこ広かったと記憶しておりますが、他の杉並区立の図書館は行った記憶がありませんな。そうか、広いのかー。
渋谷の映画館・シネマヴェーラ渋谷のパンフレット。9月3日(土)~9月23日(金)に「鈴木則文復活祭」と題して鈴木則文監督作品を一挙上映とのこと。
その中に「徳川セックス禁止令 色情大名」がありました。紹介文を引用します。
女嫌いの将軍がフランス娘・サンドラのテクニックで女体に開眼。下々にこんな良い思いをさせるものかと「閨房禁止令」を発布。やがて“やらせろ一揆”が勃発し…。
この作品を観た者として一つ言わせていただくと、引用文中の「将軍」は誤りで、正しくは「大名」です。正確には唐島藩主・小倉忠輝で、副題の「色情大名」は彼のことです。
尚、「徳川セックス禁止令 色情大名」のレビュー記事は項目を改めて別に発表させていただきます。
食と農の情報誌。近所のスーパーにて入手。
「今月のおすすめレシピ」(P14)にジャンバラヤのレシピが掲載されているのですが、その記事によるとジャンバラヤは「アメリカ南部、ルイジアナの代表的な米料理」とのこと。そうだったのか。
私はパエリアやチャーハン、リゾットなら作ったことがありますけど、ジャンバラヤはまだだったような気がします。
表紙を飾るのは8月10日(水)レンタル開始の映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」。本誌P4-5に記事を掲載。
尚、こちらの記事によると「ガル・ガドット演じる女戦士ワンダーウーマンが大ブレイク!」(P5)とあります。これがもし本当ならば、今後ワンダーウーマンのファン・フィルムが数多く作られることでしょう。
8月にブラジルのリオデジャネイロでオリンピック開催ということもあって、特集記事は「ブラジル&スポーツを渋谷で体験!」(P39-26, ウラ表紙から読むべし)
なぜ渋谷なのか? 本記事によると渋谷は「ラテンのノリを感じるシュラスコ専門店を始め、実はブラジル料理店が多く」、「さらに区を挙げてスポーツ振興に力を注いで」(いずれもP39)いるとのこと。
わざわざ渋谷に行ってスポーツしないし、ブラジル料理も普段は食べないから全く知りませんでしたわ。
福井県のガイドブック。
P22のトピックスに、「福井が舞台の大河ドラマを! 幕末の偉人・由利公正」と題して、由利公正を明治維新150年(平成30年)のNHK大河ドラマの主人公にしようという運動を取り上げています。
まあ、吉田松陰の妹だって大河ドラマの主人公になったくらいだから、それよりは有名で実績もある由利公正にもチャンスはあるのかもしれませんけど、明治維新150年だったら維新三傑などもっとふさわしいのがいるんじゃないかと思わないでもない。
7月30日(土)~9月2日(金)に角川シネマ新宿にて開催のイベント「角川映画祭」のパンフレット。そういえば「戦国自衛隊」や「ぼくらの七日間戦争」は子供の頃にテレビで観たなあ。
福井県の福井市・あわら市・坂井市・永平寺町の観光ガイドブック。
この中に東尋坊(P034)が載っているのですが、そこにこんな記述がありました。
東尋坊は近年、恋愛成就のパワースポットとして注目されている。(P035)
なんで? あそこは自殺の名所だし、そもそも東尋坊の地名の由来は東尋坊という悪僧を崖から突き落として殺したからで、どこに恋愛の要素があるというのでしょうか。ちなみにこのガイドブックではその辺の説明はなされておらず、よくわかりませんな。
監督:鈴木則文
出演:杉本美樹、三原葉子、女屋美和子、名和宏、渡辺文雄、山城新伍、山田小実昌、サンドラ・ジュリアン
備考:時代劇、R-18
あらすじ…徳川家斉の娘・清姫が九州の唐島藩主・小倉忠輝に嫁ぐ。だが、忠輝は女嫌いなので性交がうまくいかない。そこで忠輝はフランス娘・サンドラを当てがわれ、女体に開眼する。
エロくて馬鹿馬鹿しい作品。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、最後に小倉忠輝の身に起こった「衝撃の結末」はその最たるもので、あまりの無茶苦茶ぶりに驚きました。
他にも、清姫に見せる張り型に畏れ多くも葵の御紋が付いていたり、悪徳商人の博多屋が流暢なフランス語でサンドラを言葉責めにしたりと、色々とツッコミを入れたいところがありますが割愛。ネタが多すぎて一々取り上げていられませんわ。
とはいえ、中には真面目なところもあります。
これまたネタバレ防止のために詳細は伏せますが、最後の方で、ある重要人物が「セックス禁止令」に則って処刑されます。忠輝は処刑を止めようとしたものの時既に遅し。
この時に、法律は作った者(この場合は忠輝)の手を離れると勝手に動き始める、といった主旨のセリフが出てきますが、こういった現象は現代でも起こりうる。例えば自分の政敵を排除する意図で作った法律に、自分の身内が引っかかってブーメランとして返ってきた、なんてことがあったりします。
とまあ、少しは真面目なことも書きましたが、こういうのは全体から見ればほんの一部なので、観客としては単純にエロとギャグを楽しんでもいい。そんな作品です。
本誌の「ハママツニュース」(P04-06)の中に「2017年大河ドラマ『おんな城主 直虎』は浜松が舞台!」(P04)がありました。そういえば来年のNHK大河ドラマの主人公は井伊直虎でしたっけ。観てないからすっかり忘れてましたわ。
監督:ノーム・ムーロ
出演:サリバン・ステイプルトン、エヴァ・グリーン、レナ・ヘディ、ハンス・マシソン、ロドリゴ・サントロ
原題:300: Rise of an Empire
原作:フランク・ミュラー
備考:アクション、R-18
あらすじ…アテナイのテミストクレスが艦隊を率いて、ペルシャ帝国の海軍司令官アルテミシアと対決する。
前作「300」とは時系列的にはほぼ同じで、前作で描かれたテルモピュレーの戦いが同時並行的に描かれます。スパルタの300人が奮戦している一方で、アテナイ軍はこんな活躍をしていました、ということを示したのが本作です。
そういえば前作と今作は色々な点で対照的ですな。前作の陸戦に対して今作は海戦が主体であり、前作のスパルタに対し今作はアテナイ、前作の主人公(レオニダス)の赤マントに対し今作の主人公(テミストクレス)は青マント、といった具合です。
それから、今作はR18指定なのですが、どうしてなのかなと思っていたら中盤に滅茶苦茶激烈なセックスシーンがありました。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、まるで猛獣と猛獣のぶつかり合いの如き性交です。お互いに頑健な肉体と強い闘争心があったからできたことで、一般人には真似できないでしょうな。
ちなみに戦闘シーンでの残虐描写もバッチリあるのでご注意を。
最後に、この映画での女性について。女性が戦争の最前線に立って戦うというのは、いかにも現代アメリカの映画らしい。とはいえ、いくら何でも最後のアレはちょっとやりすぎなんじゃないかと思わないでもない。
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・300<スリーハンドレッド>
会津の観光パンフレット。
表紙に注目。かき氷は別に会津に行かなくとも食べられますが、右下の端に起き上がり小法師が小さく写っています。ここで会津をアピールしているわけですな。
監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニーJr.、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、ドン・チードル、アーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン
原題:Avengers: Age of Ultron
備考:ヒーローアクション
あらすじ…人工知能ウルトロンが人類を滅ぼそうとする。
冒頭からいきなりアベンジャーズのメンバーが勢揃いして敵基地に攻撃を仕掛けています。最初から飛ばしてくれています。
その後も休憩を挟みつつもド派手な戦闘がドッカンドッカン続きます。冒頭の基地制圧戦や中盤のハルク対ハルクバスターなど、B級アクション映画ならばそれ単独でクライマックスに持ってきてもおかしくないくらい豪華な盛り合わせです。豪華すぎて観終わったらヘロヘロになりましたわ。
次に、人工知能(あるいはロボット)が人類を滅ぼそうとするというモチーフについて。
これは、SFの世界では決して珍しくない話なのですが(例:映画「ターミネーター」)、それを今作では…やっぱり使い古しの感は否めないか。そもそも、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でも似たようなのが出てきて問題になったような…。
それから、本作では前作の「アベンジャーズ」のみならず、他のマーベル作品も観ておかないとちょっとわからない点が幾つかあります。
例えば作品冒頭でアベンジャーズが戦う相手はヒドラの残党であり、このヒドラは「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」でキャプテン・アメリカが壊滅させた…と思いきや、次作の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で実は存続していたことが明かされて、冒頭の戦いにつながるといった次第。ややこしいなあ。
他にも「アイアンマン」シリーズや「マイティー・ソー」のサブキャラと思しき人物が平然と出ていましたが、私はそっちは未見なのでちょっとわかりかねます。
それから、最後の最後にいかにも悪役でございって奴がちょろっと出てきますが、あれは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出てくる悪役です。とはいえ、どうせ次回作でこの悪役についての必要最低限の説明がド派手なアクションの合間に為されるはずなので、今のところこいつは知らなくても構わないでしょう。
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・アベンジャーズ
・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
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・キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
・シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
外国人観光客向けの浅草観光ガイド。全て英語表記。
いの一番に紹介されているのが表紙にも載っている東京スカイツリーです。ここの説明文を私なりに訳してみました。
すごい塔を見上げる
634mの東京スカイツリーの2つの展望台(350mと450m)から東京の広大さを見渡すと――上の展望台は関東平野の大きな眺めを提供してくれる――そしてその塔の夜のライトアップをチェックすると、全体の建物を照らして、一日おきに二色のパターンを見せる。
訳文がどうもしっくり来ないなあ。もっと手間暇かければもう少しうまい文章になるのかもしれませんが、大体の意味がわかればいいか。
監督:ジャスティン・リン
出演:エリス・ガベル、キャサリン・マクフィー、ロバート・パトリック、エディ・ケイ・トーマス、ジェイデン・ウォン、アリ・スティダム
原題:Scorpion: Season 1 Episode 1 "Pilot"
備考:ドラマ
あらすじ…天才たちのチーム「スコーピオン」のところに特別捜査官ケイブ・ガロがやってくる。通信システムがダウンして飛行機が着陸できなくなったのだという。
雑誌『DVD&ブルーレイでーた』2016年6月号の付録DVDにて視聴しました。
よくよく考えてみれば、「特攻野郎Aチーム」なんかも、ある種の天才の集まりなんですよねえ。まあ、スコーピオンの方は多分に頭でっかちともいうべきなのですが…。
それはさておき、今回の事件の原因はシステムのアップデートをしたからだとのこと。何だかWindows10のアップデート騒動を思い出します。
表紙を飾るのは川越の「時の鐘」ですが、これを書いている現在、時の鐘は耐震工事中でその姿を拝むことはできません。川越市のホームページによると足場・シートの設置は10月ごろまで続くとのこと。
川越へ観光に行く際にはご注意を。
監督:三隅研次
出演:市川雷蔵、藤村志保、渚まゆみ、天知茂、浅野進治郎、万里昌代、友田輝、柳永二郎
原作:柴田錬三郎
備考:時代劇
あらすじ…小諸藩の高倉信吾は3年の旅から帰る。彼は「三弦の構え」という異様な剣法を身に着けていた。
71分という、映画としては短い作品なのですが、その割にはストーリーが詰まりに詰まっています。例えば主人公(高倉信吾)の出生の秘密なんて、一本分の映画のストーリーにもなるところをダイジェストにして回想として詰め込んでいます。
ストーリーはこのような有様ですが、その代わり殺陣(たて)が豊富です。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、まさか木の枝であんな戦い方をするとは驚きました。
それから、「衝撃のラスト」について。これまたネタバレ防止のために詳細は伏せますが、今の時代劇だったらあんな終わり方が果たして許されるのかどうか…。
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市川雷蔵(目次)
本誌P27左下に国営昭和記念公園(立川)を掲載。
国営昭和記念公園には昔、無料のスペースにだけ行ったことがありますけど、プールがあるのは知らなかったですわ。
監督:アクセル・ブラウン
出演:デール・ダボーン、ジェームズ・ディーン、レクシィ・ベル、トリ・ブラック、エヴァン・ストーン、ランディ・スピアーズ
原題:Batman XXX: A Porn Parody
備考:エロパロディ、R-18
あらすじ…ブルース・ウェインの婚約者リサ・カーソンがリドラーに誘拐された。ゴードン本部長から要請を受けたバットマンは、相棒のロビンと共に出動する。だが、バットマンは謎の美女モリーに一服盛られてしまい…。
YouTubeでバットマンのファン・フィルムを何本も観てきたので、エロパロディも観てやれという気を起こして本作をレンタルしました。
さて、エロシーンを整理すると以下の通り。
(1)リドラー×リサ・カーソン
(2)バットマン×モリー
(3)ジョーカー×モブ女2人
(4)ロビン×バットガール
(5)バットマン&ロビン×キャットウーマン
ストーリーの都合はあるにせよ、ツッコミどころは満載です。
まず(1)ではリサが誘拐されてすぐにリドラーに股を開くというビッチぶりを発揮。それから、(2)を行う場所は何とディスコの片隅で、ディスコには(まばらですが)客が踊っていたりします。(3)は…どうでもいいや。(4)は敵アジト潜伏中にやらかしてくれて、そのせいで敵に捕まっています。(5)は婚約者を見送った直後であり…というより、ここはリサを送ってやれよ。
【追記】
ジョーカーの相手ならハーレイ・クインがいるのではないか? そう考える人もいるかもしれません。ところが、ハーレイ・クインが登場するのは90年代以降であるのに対し、本作は60年代テレビドラマのパロディという位置付けなのです。つまり、元ネタの世界にはまだ彼女はいなかったというわけです。
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バットマン(目次)
ハコジョ? 箱根女子の略かな? と思ったら、はこねのもり女子大学のことらしい。尚、こちらのパンフレットによるとはこねのもり女子大学は正規の大学ではなく、「体験学習と交流を目的としたコミュニティ」とのこと。
では何をやるのかというと、ヨガやハイキング、写真撮影などです。アロマなんてのもある。いかにも女子向けって感じがしますな。
監督:マット・シャックスマン
出演:ジャック・コールマン、ザッカリー・リーヴァイ、ロビー・ケイ、祐真キキ
原題:Heroes Reborn: Season 1, Episode 1 Brave New World
備考:ドラマ
あらすじ…「HEROES/ヒーローズ」の5年後。娘クレアをテロで亡くしたベネットが、能力者だった娘の死の真相を探る(雑誌『DVD&ブルーレイでーた』2016年6月号P19より引用)
ドラマ「HEROES/ヒーローズ」は未見。又、本作は『DVD&ブルーレイでーた』2016年6月号の付録DVDにて視聴しました。
ところで、先述の雑誌のP74-75にこのドラマの記事が掲載されているのですが、「HEROES/ヒーローズ」未見の私にとってはこの記事がなければ何が何やらさっぱりわからなかっただろう、ということを正直に告白します。それだけ登場人物も多く(群像劇だ!)、世界観も複雑怪奇なところがあります。初見では敷居が高かった…。
最後にどうでもいいことを一つ。ミコの髪型が妙ちくりんでした。ついでに言えば、彼女の部屋も。
本誌P03に国立西洋美術館が掲載されています。「フランス人建築家・ル・コルビュジエ設計の本館が世界遺産への登録も間近と注目を浴びる」(P03)とあり、本誌発行が登録決定前だということがわかります。
ちなみに私は上野へは何度も行ってますが、国立西洋美術館へ行った記憶がない(近隣の美術館・博物館へは行ったことがある)。今度行ってみようか…いや、世界遺産登録で混むんだろうなあ。
監督:チャン・ヨンウ
出演:ジン・ボーラン、ジェン・シュアン、チェン・シャン、デニー・ホァン
原題:相愛穿梭千年
備考:恋愛ドラマ
あらすじ…前漢末期、諫議大夫の公明は刺客に襲われなぜか2015年のタイムスリップし、そこで新人女優の林湘湘と出会う。
タイトルの「皇后的男人」は「こうごうのおとこ」、「紀元」は「とき」と読むそうな。皇后とはこの場合、許氏か。あるいは、許氏を演じる林湘湘か。
ところでメインヒロインの林湘湘は着ぐるみ姿でオーディション会場に駆けつけます。彼女は新人女優だから他でバイトをしていたのかもしれませんが、問題なのはその着ぐるみで、顔の部分にボカシが入っているもののどう見ても日本の有名な某猫型ロボットなんですよねえ。バイト先は石景山遊園地かな?
それから、彼女はオーディションの面接前に缶ビールを一気飲みしています。まったく、いいキャラしてやがるぜ。
7月20日、鎌倉海岸にて開催のイベント「鎌倉花火大会」のパンフレット。
この中の「花火豆知識」(P9)の中にこんな一文を発見。
ちなみに家康が見た花火は、竹の筒から火花が出る「手筒」だといわれており、その色も単色。今のように色彩豊かな花火が登場するのは明治以降のことです。(P9)
だとすれば、江戸時代を舞台にした時代劇で花火が登場した場合、その花火がカラフルだったならばそれは時代錯誤、ということになりますな。
監督:リー・スコット
出演:マシュー・ウォルフ、エイミー・ウェバー、グリフ・ファースト、エリザ・スウェンソン
原題:Transmorphers
備考:SFアクション、クソ映画
あらすじ…地球が宇宙人に征服され、生き残った人類は地下へ潜伏、地上は巨大ロボットが闊歩していた。人類側は敵ロボットの動力セルを奪おうとするものの失敗。冷凍刑に処されていたミッチェルに白羽の矢を立てる。
CGはショボい、会話は無駄に長い、ロボットは安っぽい、ストーリーはそんなに面白くない。いいところが見当たらない…と思いながら観ていたら、なんと主人公(ミッチェル)の「衝撃の真実」が後半で明らかに。ここだけはちょっと面白いと思いました。
他にいいところは…ああ、そうそう、ミッチェルの日本語吹替をやっているのが玄田哲章です。う~ん、いい声だ。
【追記】
本作の欠点の一つとして、「登場人物が多すぎる」ということも挙げられます。この程度の話ではもっと絞った方が理解しやすい。そう、例えばこのくらい。
(1)主人公
(2)主人公の相棒
(3)ヒロイン
(4)無茶振りをしてくる無能上司
(5)科学的な説明をしてくれる科学者
(6)なぜか巻き込まれたガキ
(7)モブ兵士たち
(1)と(2)の絡みを見せることでバディもの、(1)と(3)がチュッチュすることでロマンス、(4)の存在で危機を招来、(5)はSF世界の解説役、(6)で子供の視聴者層にアピール、(7)はすぐに死ぬことで(1)の有能さを際立たせることができます。
P1に「東京近郊の主な夏祭り・花火大会スケジュール」を掲載。それによると8月6日(土)に松戸・古河・手賀沼・いたばしの4ヶ所で花火大会があるとか。この日の夜は、東京の空で花火の音がポンポン響きそうです(註:このレビュー記事を執筆しているのは7月)。
監督:ロバート・マンデル
出演:デイヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン、チャールズ・シオフィ、クリフ・デ・ヤング
原題:X-Files season 1 "Pilot"
備考:SF
あらすじ…若きFBI捜査官ダナ・スカリーはXファイル課に配属される。そこには変人フォックス・モルダーがいた。二人は腰に斑点のある変死体の謎に挑む。
映画雑誌『DVD&ブルーレイでーた』2016年6月号のDVD付録にて視聴しました。日本語吹替版なのですが、テレビ放送版の音声を使っているらしく、テレビ放送の際にはカットされたと思しき部分は字幕となっていました。
それから、第1話でいきなりスモーキング・マンが登場しているのに驚きました。しかも、カメラワークから「こいつは重要人物だぞ」というのが感じられます。
それにしても、モルダーもスカリーも若いなあ。あと、スモーキングマンもそれなりに。
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・Xファイル:真実を求めて
「『猫度』と不動産の親密な関係について(P12-13,文=藤原新也)という記事では、やけに古めかしい裏通りの写真を使っているなと思ったら、何とそこは新大久保とのこと。
新大久保は何度か通過したことがありますが、そういえば小さな古い建物が密集しているところがありましたっけ。
監督:ダリオ・アルジェント
出演:クリスティナ・マルシラック、イアン・チャールソン、ウルバノ・バルベリーニ、ダリア・ニコロディ
原題:Opera
備考:ホラー、R-18、完全版
あらすじ…若きオペラ歌手ベティのもとに、ヴェルディのオペラ「マクベス」のマクベス夫人の役が舞い込む。だが…。
スプラッター描写が続くので注意されたし。かく言う私も観ていて気持ち悪くなってしまい、途中休憩を余儀なくされました。「食人族」もひどかったがこちらもなかなか…まったくいい趣味してやがるぜ。
ところで、本作に登場するオペラ「マクベス」はシェイクスピア劇の「マクベス」をヴェルディがオペラ化したもので、wikiであらすじを読む限りではストーリーは大体同じもののようです。とはいえ、「マクベス」のストーリーが惨劇に反映されるなどといったことはないので、別にストーリーを知らなくても問題ありません。
寧ろ知っておいた方がいいのは、「マクベス」が持つ不吉さです。劇場では演劇以外で「マクベス」と言うと災いが起こるというジンクスがあって、言わなければならない場合は"The Scottish Play(スコットランドの演劇)"と言い換えるのだとか。マクベスが忌み言葉となっています。
もちろん、映画では災いで済まされないレベルの大惨事になります。草葉の陰でマクベスが「俺のせいじゃねえよ」と言うくらいに。
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シェイクスピア(目次)
「箱根の新観光名所 茶屋本陣 畔屋を徹底解剖!!」(P14-15)という記事に注目。畔屋(ほとりや)の2階には和カフェ「cafe KOMON 湖紋」があるのですが、そこのコーヒーが750円。これは高い。
正確には「スペシャルティコーヒー畔屋ブレンド」が750円なのですが、ともかくも値段がスペシャルティなのはわかりました。
監督:窪田将治
出演:祥子、河合龍之介、草野康太、仁科貴
原作:江戸川乱歩「D坂の殺人事件」「屋根裏の散歩者」
備考:サスペンス、R-15、アンリミテッド版
あらすじ…ニートの郷田は猟奇趣味の古本屋を見つけ、更にはそこの夫人が不倫しているところを目撃する。そんなある時、不倫相手のそば屋の主人が死体で発見され、明智小五郎が捜査に乗り出す。
本作がR15指定であることに加え、パッケージの女性が緊縛姿であることから、ある程度のエロさは覚悟していました。ところが実際に観たら予想以上のエロさでした。緊縛があんなにもエロいとは…。いやあ、エロの世界は奥が深いですねえ。
それから、原作について。
スタッフロールでは原作は「D坂の殺人事件」のみの表記となっていますが、私の見たところ、同じく江戸川乱歩の小説「屋根裏の散歩者」も取り入れられています。「屋根裏の散歩者」は郷田三郎というニートが、自分が住むアパートの天井裏に上って住人たちの生活を覗くという話で、そのモチーフが映画の最初の方に出てきます。ついでに言えば、物語の中盤で明らかになる映画の主人公の名前も郷田三郎です。
というわけで、当記事の原作の項目には「屋根裏の散歩者」も追加させていただきました。
次に、メインの原作「D坂の殺人事件」について。小説「D坂の殺人事件」は明智小五郎が初登場となる作品で、この時は独身の書生であり、明智小五郎青年の恋も描かれていたように記憶しております。
ところがこの映画での明智小五郎は既に妻帯しており、彼の恋は出てきません。その代わりにと言うべきか、郷田三郎と悦子のドロドロした恋愛が濃密に描かれるのです。
7月28日~31日に、秋葉原UDXにて夏祭りが開催されるとのこと。
尚、キャラクターショーとして、7月30日には「仮面ライダーゴーストショー」、7月31日は「魔法つかいプリキュア!」が開催されます。いずれも観覧無料。前者は男の子が、そして後者は女の子と大きいお友達が観に行くんでしょうなあ。
監督:テイト・テイラー
出演:チャドウィック・ボーズマン、ネルサン・エリス、ダン・エイクロイド、ヴィオラ・デイヴィス
原題:Get On Up
備考:伝記映画、音楽映画
ジェームス・ブラウン(JB)の伝記映画。「ゲロッパ!」(※)と歌っている人です。
さて、ネット上ではジェームス・ブラウンがしゃべっている映像があり、それと本作を観較べてみると、本作の役者(チャドウィック・ボーズマン)がJBをうまく真似してしゃべっていることに気付きます。日本語の吹き替えでも声優さんは頑張っているとは思いますが、それでも及ばない。ですので、吹き替えよりも字幕の方をおすすめします。
それから歌の方ですが、もちろん「ゲロッパ!」も出てきます。この曲を改めて聴いてみると、これ、ラップですな。音楽にうるさい人なんかに言わせれば違うのかもしれませんが、少なくとも私の素人知識と素人感性では上質のラップと判断しました。
※正式なタイトルは"Sex Machine"というらしい。
表紙ではどこかのアイドルたちの如く女の子が並んでいますが、これはスマホのゲーム「バトルガール ハイスクール」のキャラとのこと。
私はこのゲームはプレイしたことはありませんが、プレイ動画を一度だけ視聴したことがあります。その時は、そんなに短いスカートで戦っていたらスカートの中が見えちゃいそうだなという印象を持ちました。
監督:亀井亨
出演:檀蜜、真山明大、板尾創路、杉本彩
原作:サタミシュウ『私の奴隷になりなさい』角川書店
備考:R-15、SM
あらすじ…出版社に勤めることになった「僕」は、職場で香奈先輩と出会う。「僕」は香奈先輩を口説くがフラれてしまう。そんなある日、彼女から「今夜セックスしましょう」とメールが届く。
私が視聴したレンタルビデオのDVDはR15指定(ちなみにディレクターズ・カット版はR18指定)なのですが、これはもうR18じゃないかというくらいの性描写でした。檀蜜エロすぎぃ!
ところで、主人公と香奈がバーで飲んでいる時、やけに存在感のある客がいるなと思ったら板尾創路でした。それから、香奈からの「誕生日プレゼント」の映像に出てくる「先生」の声を聞くと「あっ…(察し)」。
どうやら私は、昔、テレビ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」を観ていた時に彼の顔と声を覚えてしまったようです。
ちなみに、主人公が夜の街を走り出した時、「あ、これ青春ムービーだな」とちょっと思いました。こうしてこの青年は大人に、それも変態の大人になるんでしょうな、きっと。
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・エマニエル夫人 無修正版
「お家カフェで読書する」(P3-4)という記事に注目。簡単に言うと、雨の日は自宅でコーヒー淹れて読書しようぜ、というもの。
ちなみに私は真夏日でも自宅でコーヒーを淹れていますが、真夏日よりも雨の日の方がコーヒーは飲みやすい、というのは実感としてありますな。
それから読書の方は…いかんな、読まなきゃならんのがたまってやがる。天気とは関係なく読むことになりそうです。
監督:ナディーヌ・モンフィス
出演:ミシェル・ブラン、ディディエ・ブルドン、ジョジアーヌ・バラスコ、ドミニク・ラヴァナン、オリヴィエ・ブロシュ
原題:Madame Edouard
原作:『エドゥアール夫人』
備考:ミステリー、もはやコメディ
あらすじ…若い女性が殺された。レオン警視は捜査に乗り出し、ビストロ「突然死」に辿り着く。
まず最初に注意点を一つ。この作品には奇人変人ばかりが登場します。彼らの「毒気」に当てられないようにご注意を。かく言う私は一回目に観た時に眩惑されてしまいました。
尚、視聴の助けにと思って登場人物の一覧を作っておきました。参考までにどうぞ。
【登場人物一覧】
レオン警視……本作の主人公。編み物好き。
ボルネオ………レオンの相棒。よく機械を壊す。
バブリュット……レオンの飼い犬。愚痴が多い。
ニーナ…………レオンの部下。よくサボる。
ジネット…………レオンの母。懸賞マニア。
監察医
墓地の管理人
イルマ…………オカマの掃除婦。
ジェジェ………ビストロのシェフ。
ジャノ…………ビストロのバーテンダー。
ミミ……………ビストロの住人。
ブッチャー……ビストロの住人。
ローズ…………ビストロの常連。ローズワインを愛飲。
盲人……………ビストロの常連。
小鳥の愛好家…ビストロの常連。
ジェフ(ビンズ)…リサイクル業者。
司祭
マリー…………イルマの娘。美大生。
カリンヌ………マリーの先輩。美大生。
山高帽の男
最後の山高帽の男について少々。彼はストーリーには絡まないのですが、作品のそこかしこでチョコチョコ出てきます。ある時は通行人として、またある時はレストランの客として。
それにしてもこいつはどこかで見たことあるぞ…と思ったら、ルネ・マグリットの絵によく出てくる人でした。
それから、今回の連続殺人事件は、被害女性の右腕が切り落とされているという猟奇性を帯びているのですが、その割には重たい感じはしません。奇人変人どもによるジョークや皮肉、ギャグなどが頻出するからだと思われます。
それにしても最後の司祭♂のパンチラは…マリリン・モンローが元ネタなんですかね。
最後に一つ。
本作を純粋にミステリーとして見た場合、犯人を突き止めるくだりは偶然の要素が大きすぎることに気付きました。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、ある人物がマリーを知っている状態で、あのタイミングであの屋敷のゴミ箱を漁らなかったらと思うと…。
ひょっとしたらレオン警視は別の手がかりを見つけて犯人に辿り着くことができたかもしれません。でも、捜査の進捗具合を見る限りでは…あれがなければ、(映画の時間的に)あと30分以上はかかっていたんじゃないでしょうか。
6面に「サメ・パニックで海への敬意が5割増し!?」と題して、サメ映画3本を紹介。その3本とは以下の通り。
『シャークネード』
『トリプルヘッド・ジョーズ』
『メガ・シャークVSグレート・タイタン』
私も以前、「パニック・マーケット」というサメ映画をレビューしたことがありますけど、ある種の破壊力という点においては「パニック・マーケット」は上記の3作品には及ばないような気がします。
監督:マイケル・アルメイダ
出演:エド・ハリス、イーサン・ホーク、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジョン・レグイザモ
原題:Cymbeline
原作:シェイクスピア『シンベリン』
備考:クライムドラマ
あらすじ…麻薬王シンベリンは、娘イモジェンがポステュマスと勝手に結婚したことに激怒し、ポステュマスを追放する。
作品の冒頭、英語の字幕で簡単な解説が入ります。当然のことながら日本語字幕も付いているのですが、英語字幕と較べるとニュアンスを伝え切れていないように感じたので、これを自分なりに訳してみました。
【拙訳】
ブリトン・モーターサイクル・クラブの王シンベリンは長い間、ローマ警察と不安定な平和を維持していた。
シンベリンの後妻クイーンは野望を持っていた。
だが、王の一人娘イモジェンと自分の連れ子を結婚させるという彼女の望みは失われつつあった。
イモジェンは両親への相談なしに、シンベリンの無一文の子分ポステュマスと結婚した。
その結婚は王の怒りを引き起こし、数々の悲惨な出来事をもたらすことになった。
しかし幸運は舵を取らない幾つかの船によって運ばれてくる…。
ブリトンとはイギリスのことで、原作のシンベリンがイギリス王であることに由来するものと思われます。
それから、本作のヒロインの名前についても少々述べさせていただきます。公式サイトや日本語字幕では「イノジェン」と表記しているのですが、本作のスタッフロールを確認したところ"Imogen"とありました。ですので、こちらの記事ではイノジェンではなくイモジェンと表記します。
ただ、以前私が読んだ松岡和子訳『シンベリン』ではイノジェンと表記してあり、イノジェンは間違いであるとは必ずしも言い切れないようです。
ところで、本作の特徴の一つに、強引なストーリー展開があります。例えばラストの大団円も強引なのですが、その中でもシンベリンとルーシウスが「手打ち」をするところなどは特にひどい。ここは驚き呆れました。
とはいえ、原作も強引なところがあるから、ある意味、原作通りです。
そういえば、イモジェンとポステュマスは原作では秘密結婚だったはずだし、映画でも結婚は周囲には隠していたから秘密結婚と言えます。でも、シェイクスピアの時代ならばともかくとして、現代で秘密結婚とは…。現代なら手に手を取って駆け落ちでしょうに。
それから、本作では芝居がかったセリフ回しが特徴的ですが、シェイクスピア劇をあまり作り変えずに現代に持ってくるとこんな風になるという一例として見るといいかもしれません。
こういうのは人によって、あるいは作品によって好き嫌いが分かれるということもあるでしょう。ちなみに私はこれ、嫌いじゃない。
最後に良かった点を一つ。エド・ハリスが演じるシンベリンが、皺の多いプーチンみたいでドスが利いていました。格好良かったです。
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シェイクスピア(目次)
付録として「クラフトラベルオリジナルコースターVol.2」が付いていました。ただ、紙製だから繰り返し使うのには向いていない。
それから、特集記事は「日本の中華料理」(P016-041)。日本の中華料理店の数々を紹介しています。
この記事を読んで私が思い出したのが、神保町にあった上海朝市。神保町に来た時に利用していたことがあったのですが、久しぶりに行ったら建物ごとなくなっていて驚きましたわ。
監督:中田秀夫
出演:尾上菊之助、黒木瞳、井上真央、麻生久美子
原作:三遊亭圓朝『真景累ヶ淵』
備考:時代劇、ホラー
あらすじ…煙草売りの新吉と富本節の師匠・豊志賀は激しい恋に落ちる。だが…。
つい最近、祐天寺の累塚にお参りしてきたので観る気になった作品。尚、原作の『真景累ヶ淵』は未読です。
それから、映画を視聴した後でYouTubeをチェックしたら、三遊亭圓生の落語『真景累ヶ淵』を発見したので、とりあえず最初の「宗悦殺し」(約1時間)のみ聴いておきました(さすがに全部はきつい)。映画では簡略にしか描写していませんでしたが、深見新左衛門が妻を殺害したくだりが怪談仕立てになっていたのが印象的でした。
さて、それでは映画本編について。
あらすじの段ではほんのさわりしか書きませんでしたが、人物関係図を見ると新吉の色恋が尋常じゃないことがわかります。
それにしても、新吉はモテモテです。しかも新吉はモテていることに満更でもない。人物関係図には書きませんでしたが、後半で新吉はお園に鈴をプレゼントしており、お園を「攻略」しようとしていた節があります。
どうしてこんなにモテるんだろう? そう考えた時、私はあるシーンが頭に浮かんできました。豊志賀が怒ってお園を家から叩き出した時、新吉が慌てて出てきてお園の下駄を出してやり、更には手拭いでお園の足を拭こうとさえしている、というくだりです。
なるほど、新吉は優しいだけじゃなくて細やかな気遣いができる人物でしたか。こうやって女をメロメロにさせて行ったわけですな。
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累塚(祐天寺)
壱岐の神社14社を掲載。
その中の塞神社(郷ノ浦町)の写真左端には実に御立派なモノがそそり立っており、それだけでもこのマップを見る価値はあります。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/5WXEJIEJe3Y
監督:クリス・R・ノータライル
出演:マンディ・エヴァンス、マシュー・ジェンキンス、
原題:The Knight Waltz (a Batman vs Catwoman Fan Film)
備考:アクション
あらすじ…ダイヤモンドを盗み出したキャットウーマン。そこへバットマンが現われ、戦いになる。
ワルツのBGMに乗せて格闘しながら会話を交わしています。何だかミュージカルみたいです。
ちなみに、「どうせこいつら最後はチューするんだろ」と思っていたら、今回はキスせずに終わりました。とはいえ、キャットウーマンにとってはバットマンと充分イチャイチャできたみたいだから、それでもいいのかもしれません。
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バットマン(目次)
表紙を飾るのはリオデジャネイロオリンピック水泳日本代表の池江璃花子選手。体格ががっしりしています。
それから、表紙だけではちょっとわからないかもしれませんが、P04の彼女の写真を詳細にチェックすると、脇毛の処理をしてあるのがわかります。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/2pK0yJdIKQ4
出演:アリッサ・デーヴィス、アンドリュー・マッカモン、ウォレン・アーノルド
原題:If JOKER & HARLEY QUINN Were a Normal Couple
備考:コメディ
あらすじ…ジョーカーとハーレイ・クインがレストランでデートをする。
ジョーカーとハーレイ・クインはバットマンシリーズに登場するヴィラン(悪役)。二人の格好を見ると、映画「スーサイド・スクワッド」バージョンと思われます。
それはさておき、まず最初に見た目からして普通じゃないんですが…。とはいえ、ウェイター(テリー)がいない時は普通の会話をしているから、この部分だけが「普通のカップル」なのでしょう。
尚、最後のオチには笑いました。やっぱりこいつらはヴィランだ。
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バットマン(目次)
【追記】
訳してみました。会話文を読むと、全然普通のカップルじゃないんですが…。
ジョーカー「テリー、俺が『生』と言ったら血なまぐさくしてくれ。高校のダンスを心を込めてぶっ殺すみたいに!」
ハーレイ「エスプレッソとバナナプリンちょうだい!」
ジョーカー「書き留めておけ。お前の記憶は信用できないからな!」
ハーレイ「飲み物! 飲み物もね! 20杯くらい!」
ジョーカー「ほら急げテリー。それともマテリのメニューに最新アイテムがあるのか? 串でゆっくりローストしたお前の胴体とか?」
2人「ハハハハハハハハ!」
(テリー退場)
ハーレイ「私たちが行く前にハイエナすること憶えてる?」
ジョーカー「いや、忘れてた」
ハーレイ「いいのよ。彼らは2時に出る。そしたら私たちが家に帰るまで彼らはうまくいくはず」
ジョーカー「ああ、そうだね」
ハーレイ「ええ」
ジョーカー「ああ、そうだ。この前、シャーク・ヘンチマンとアイベル・ヘンチマンと俺がこいつらを連れてでかい肉詰め工場を調べにでかけたんだ」
ハーレイ「その話もうしたわよ」
ジョーカー「いや、違うと思う。ともかく、こいつらはみんな『ここにはいられない!』ってツラだった。で、彼は『遊んじゃいない』だった。そいつは完璧なティーアップ(※ゴルフ用語)だった。なぜなら…」
ハーレイ「それもう話した。あなた言ったでしょ、『俺は待てない』」
2人「『自分のオモチャを見せるのを』」
ジョーカー「たしかに話した」
ハーレイ「面白かったみたいね」
ジョーカー「あー、よかったよ、うん」
ハーレイ「プリロセック(※薬)を忘れないでね」
ジョーカー「そうそう、そうだった」
(テリー登場)
2人「あああああ!」
ハーレイ「かわいこちゃん!」
ジョーカー「テリー、どうして俺が嫌いなんだ? え? 水がないから俺を嫌いなんだろ!」
ハーレイ「夜になっちゃった!」
ジョーカー「俺の顔か? 俺の顔が嫌いか、テリー?」
ハーレイ「フーッ、フーッ」
ジョーカー「ありがとう、テリー」
ハーレイ「バットラング(※バットマンの投擲武器)!」
ジョーカー「俺の顔が嫌いならそう言ってくれよ、取り替えるからさ」
ハーレイ「うぐぅ」
ジョーカー「ただしお前の顔を剥ぎ取るけどな! ハハハハハハハハハ!」
(テリー退場)
ジョーカー「なぜ彼はピッチャーをテーブルに置いておくことができないんだ?」
ハーレイ「彼に訊いてよ」
ジョーカー「あんな奴になりたくない」
ジョーカー「それで、今日君はどうだった?」
ハーレイ「う~ん、ああ、本を読み終えた。それから、私たちが市長を拷問しているセキュリティ映像を観ていた」
ジョーカー「一緒に観るものだと思ってた」
ハーレイ「ごめんなさい。もう一度観るわ」
ジョーカー「いや、いいんだ。大したことじゃない。俺は昨夜はっきり観たわけじゃないから、一緒に観られるぜ」
ハーレイ「じゃあもう一度観るわ」
ジョーカー「いや、同じやつじゃない。別の時間のを観るよ」
ハーレイ「もう一度観るわ」
ジョーカー「別の時間のを観るよ」
ハーレイ「歯どうしたの?」
ジョーカー「何でもない。あと丁度3カ月は…」
(テリー登場)
2人「アハハハハハハハハ!」
(テリー退場)
ジョーカー「あいつ聞いてないな」
ハーレイ「そうね」
ジョーカー「お、やべえ」
ハーレイ「何? 誰?」
ジョーカー「ペンギンだ。奴に教えてやらないといけないかもしれない。晩飯の後、アーカム(精神病院)で会う、かもしれない」
ハーレイ「行くつもり?」
ジョーカー「知らねえよ…」
(テリー登場)
2人「アハハハハハハハハハハ!」
(テリー退場)
2人「アハハハハハハハハハハハハ!」
ジョーカー「スケアクロウがそこにいる。あいつら文字通り俺を待っている」
ハーレイ「なんであなたが行かなきゃならないの?」
ジョーカー「俺がいつも行くからさ。俺は行くやつなんだ。お前はそう思ってないだろうけど」
ハーレイ「すごい。まるで私が悪者みたい。OK。あなたが『お前が誰かを本当に傷付けたら、本当のワルだ』って言ってくれたら…」
ジョーカー「H-A、H-A…感嘆符。君は華麗だよ」
拡声器「お前たちは包囲された! 両手を上げて出てこい!」
ハーレイ「帰る?」
ジョーカー「ああ、行こうか」
ハーレイ「あ、ウェイターにチップ渡さないと」
ジョーカー「そうだな。おいテリー!」
拡声器「1分だけやる! それを過ぎたら突入する!」
(テリー登場)
ジョーカー「お前はボールのように丸まりたいのかもしれない。それはそういう意味で終わるだろう」
ハーレイ「さよならテリー」
ジョーカー「もう帰ろう。ハイエナするぞ」
ハーレイ「じゅうたんに1つでもこぼしたら、爆発させてやるからね」
特集記事は「夏休みに作ろう! わくわく工作」(P4-11)と題してメタリックパラシュートやお絵描きフォトボードなどの作り方を掲載。
尚、記事の中でこれらを作っているのは「小学校3年生トリオ」(P5)とあることから、工作の難易度は大体小学3年生レベルだと思われます。
ただし、ネジアート恐竜については「かならず大人といっしょに作業しよう。」(P9)と書いてあるので、これは難易度がひときわ高いようです。ハンダゴテを使うからでしょうか。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/Zq0KQrLAgA4
監督:ベン・エンケ
出演:ヘレナ・スティール、アラディア・トンベス、ミスターJ
原題:BREATHLESS | A Cosplay Short Film
あらすじ…ハーレイ・クインとポイズン・アイビーの交流を描く。
ハーレイ・クインとポイズン・アイビーは共にバットマンシリーズに登場するヴィラン(悪役)で、二人は友人関係にあります。
前半はどこかすれ違った感じが出ていますが、後半になると…おっ、その手のつなぎ方は恋人つなぎというやつだぞ…と思ったら、最後は…なるほどねえ。
ネタバレ防止のためにこれ以上は明かしませんが、ともかくも二人はヴィランだということをお忘れなく。
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バットマン(目次)
表紙を飾るのは長尾洋のコラージュ。
私もコラージュ作品を作ったことはありますが(もちろん素人作品です)、ここまでサイケデリックにはできない。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/xi5B2Xd8pww
監督:ショーン・ウォード
出演:リー・ハワード、ジェフ・ソープ、ローグ・ベンジャミン
原題:BATMAN v SUPERMAN v WONDER WOMAN
あらすじ…バットマンとスーパーマンが対決しようとするとワンダーウーマンに中断される。二人がワンダーウーマンの後をつけると、彼女はパーティーで踊っていた。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のパロディ作品(動画ページの説明文でも言及されているのでパロディ作品と見て間違いないでしょう)。
それはさておき、バットマンもスーパーマンも遊びたいお年頃なんでしょうな。まあ、こういう時は男同士で遊べばいいんじゃないでしょうか(適当)。
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バットマン(目次)
特集記事「雨の日を、もっと気持ちよく。」(P4-11)の中に、「雨の日は、ハーブティーで体調管理。」(P8)という項目を発見。
リフレッシュなど気分転換に有効なハーブティーは、やさしいハーブの力で、体調管理をする時にもおすすめ。
そういえば私も寒い時にはジンジャーレモンティーを飲んで体を暖めたことがありますな。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/Gn6CIXNcBKo
監督:ブランドン・ブラッドベリ
出演:ジャクソン・マリンズ、エリン・ウォレス、ノア・ウィンター
原題:The Stolen Saber - A Star Wars Story
備考:SFアクション
あらすじ…反乱軍の兵士がファースト・オーダーからライトセーバーを盗み出す。そのライトセーバーは、ルーク・スカイウォーカーが使っていたという、伝説のライトセーバーだった。
主人公は逃走中している間中、背後からビーム弾をバンバン撃たれているのですが、追いかけている方の兵士たちは一切出てきません。トルーパーを出す予算がなかったんだなと推測いたします。
それから、中盤でカイロ・レンが登場して主人公とライトセーバーで対決…って、主人公よ、お前はジェダイじゃないだろ。ただ、今作のカイロ・レンはそんなに強くはなさそうだから、ジェダイじゃなくてもそれなりの戦いにはなりそうです。
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「夏散歩コラム(1) 東京五輪ゆかりの場所を巡る」(P11)では代々木公園とその近辺の東京五輪ゆかりの場所を紹介しています。それによると、代々木公園にはオリンピック記念の宿舎やオリンピック記念樹木見本園などがあるという。
私は代々木公園には何度も行ったことがありますが、そんなものがあるとは気付きませんでした。P11右下の地図で確認すると、宿舎や見本園のある方面には足を運びませんでしたわ。代々木公園を隅々まで探索してるわけじゃないんですよねえ。
この自主制作映画は、YouTubeで観ました。
https://youtu.be/UPPjLoNqPQc
製作:BaptismOnFire
原題:Jeff the Killer vs Slenderman (Rotoscope Animation Short Film)
備考:アクション
あらすじ…ジェフ・ザ・キラーとスレンダーマンが対決する。
ジェフ・ザ・キラーとスレンダーマンはいずれもアメリカの都市伝説の怪人。それから、ロトスコープとはモデルの動きをカメラで撮影してそれをトレースしてアニメーションにする手法で、こちらの作品では戦闘シーンにて使われています。
で、両者の対決を観た感想なのですが、グロ注意。ネタバレ防止のために具体的な描写は避けますが、残虐描写があります。ちなみに、彼らがこんな風に殺し合いをやったとしても、どうせどっちもくたばりはしないんですよねえ。
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