300 ~帝国の進撃~(2014年、アメリカ)
監督:ノーム・ムーロ
出演:サリバン・ステイプルトン、エヴァ・グリーン、レナ・ヘディ、ハンス・マシソン、ロドリゴ・サントロ
原題:300: Rise of an Empire
原作:フランク・ミュラー
備考:アクション、R-18
あらすじ…アテナイのテミストクレスが艦隊を率いて、ペルシャ帝国の海軍司令官アルテミシアと対決する。
前作「300」とは時系列的にはほぼ同じで、前作で描かれたテルモピュレーの戦いが同時並行的に描かれます。スパルタの300人が奮戦している一方で、アテナイ軍はこんな活躍をしていました、ということを示したのが本作です。
そういえば前作と今作は色々な点で対照的ですな。前作の陸戦に対して今作は海戦が主体であり、前作のスパルタに対し今作はアテナイ、前作の主人公(レオニダス)の赤マントに対し今作の主人公(テミストクレス)は青マント、といった具合です。
それから、今作はR18指定なのですが、どうしてなのかなと思っていたら中盤に滅茶苦茶激烈なセックスシーンがありました。ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、まるで猛獣と猛獣のぶつかり合いの如き性交です。お互いに頑健な肉体と強い闘争心があったからできたことで、一般人には真似できないでしょうな。
ちなみに戦闘シーンでの残虐描写もバッチリあるのでご注意を。
最後に、この映画での女性について。女性が戦争の最前線に立って戦うというのは、いかにも現代アメリカの映画らしい。とはいえ、いくら何でも最後のアレはちょっとやりすぎなんじゃないかと思わないでもない。
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・300<スリーハンドレッド>
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