向井湘吾「指数犬」
あらすじ…少年探偵団の井上一郎はある日、謎の老人から魔法の犬を貰う。その犬は一晩で二匹に、二晩で四匹にと、どんどん二倍に増えてゆくものだった…。
探偵小説で「魔法」が出てきたらそれは本物の魔法じゃなくて、魔法に見せかけた何らかのトリックを使っている、と相場が決まっています。本作の魔法の犬もまた然り。
それから、老人の正体もすぐにわかってしまいました。おそらく、井上一郎・野呂一平の相談を受けた小林少年もすぐにピンと来たことでしょう。
« 午前3時(2015年、インド) | トップページ | ブラックキャット:危機一髪(2014年、フィンランド) »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- 大前粟生「タンを待ちながら」(2025.01.28)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(6)ボズワースの戦い(2024.06.06)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(5)第二の求婚(2024.06.05)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(4)処刑と暗殺(2024.06.04)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(3)アン・ネヴィルへの求婚(2024.06.03)
コメント