湊かなえ「少女探偵団」
あらすじ…傷心の少女カスミは山口県の海辺の町の祖父母の家を訪れる。そして祖母から、子供時代に体験した冒険談を聞く。
中盤で祖母の冒険談が語られるという、話中話の構造になっています。
で、その話の中で小林芳雄(※)が登場したときに私は、「あ、こいつは仕事で来たな」と感付きました。更に、ホテルで宝石を展示するという話が出た時には「あいつが狙ってるんだな」と察した次第。それくらい王道を行く展開です。
※少年探偵団の団長。いわゆる小林少年。
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