平成28年の東京都知事選の結果
8月1日付日経新聞夕刊1面。
2016年の東京都知事選は小池百合子氏の圧勝でした。
それはさておき、今回私が取り上げるのは落選した方々、特に主要候補とされなかった人たちです。
4位の上杉隆氏は故鳩山邦夫氏の元秘書だけあってでしょうか、選挙戦をうまく展開できたようです。とはいえ、3位の鳥越俊太郎氏と較べると7倍以上の大差で突き放されており、主要候補に食い込むにはまだまだ道遠し。
5位の桜井誠氏は泡沫候補にしては上出来です。泡沫候補にしては。
ただし、彼の主張の激烈さを考えると、これ以上の票の上積みは厳しい。日本人全体がもっと右傾化し排他的になれば別ですが。
6位のマック赤坂氏は約5万票を獲得。スマイル!
山口敏夫氏は衆議院議員を10期30年務めたベテラン政治家ですが、その割には得票数が約1万6千と少ない。やっぱり過去の人ということでしょうか。かく言う私も、彼の名前を目にするまですっかり忘れていました。
政見放送で下ネタを連発した後藤輝樹氏は約7千票。ニコニコ動画の政治カテゴリーでは彼の政見放送が上位にランキングするほど一部では人気がありましたが、それが得票には結びつくはずがない。まあ、目立ったことは目立ったから、それはそれで成功と見ることもできるかもしれません。
武井直子氏は街頭演説などはしなかったようですが、それでも約4600票を獲得。いや、でも、下から数えた方が早いから、やっぱりそれくらいしか獲得できなかったと見るべきでしょうか。
最後に、ビリは関口(せきくち)安弘氏。今夏の参議院選挙では「ひめじけんじ」の名前で東京都選挙区から立候補し約4千票を獲得しましたが、今回の都知事選では約1300票と3分の1程度に激減。「連戦」で息切れしたのでしょうか。あるいは、知名度の低い「関口安弘」の名前が響いたか。
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