『紀伊國屋じんぶん大賞2016』紀伊國屋書店
人文とは何か?
それについては、本誌収録の斎藤哲也×吉川浩満×山本貴光の鼎談において、ラテン語や古代ギリシア語なども交えて語られていますが、小難しいので省略。
その方面を専攻する大学生ならばいざ知らず、一般的には以下の「じんぶん大賞」の規定を利用すればとりあえずは事足れりと思われます。
・当企画における「人文書」とは、「哲学・思想、心理、宗教、歴史、社会、教育学、批評・評論」のジャンルに該当する書籍(文庫・新書も可)としております。
即ち、人文とは「哲学・思想、心理、宗教、歴史、社会、教育学、批評・評論」のジャンルに該当するものである、と。この定義が正しいのか否かの神学的論争に私は参加するつもりはありませんし、寧ろ参加を呼びかけるならば先述の鼎談の3人こそ相応(ふさわ)しい。
ともあれ、この定義に従うならば、私の映画批評も人文ってことになりますな。
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