ロバート・ファン・ヒューリック「飛虎の夜」
あらすじ…洪水で増水して陸の孤島と化した場所に閉じ込められたディー判事。しかもそこには、飛虎盗賊団もいた。
盗賊団と対決するというのならば、ディー判事シリーズの中では異色作になるのかもしれません。ところがどっこい、舞台となる田舎屋敷にはディー判事向けの謎解きが待ち構えています。
(1)消えた黄金はどこへ行った?
(2)閔誘友は病死とされているがそれは本当だろうか? もしも他殺なら犯人は誰か?
(3)行方不明の紫苑はどこへ行った?
なるほど、これなら推理小説っぽいぞ。
尚、本作は時系列的には『北雪の釘』の直後であり、『北雪の釘』の部分的なネタバレが出てきます(P114)。ご注意を。
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