刑事コロンボ:殺人処方箋(1967年、アメリカ)
監督:リチャード・アーヴィング
出演:ピーター・フォーク、ジーン・バリー、キャサリン・ジャスティス、ウィリアム・ウィンダム、ニナ・フォック
原題:Columbo: Prescription: Murder
備考:ミステリー、パイロット版
あらすじ…精神科医のレイ・フレミングが愛人と共謀して妻を殺害しアカプルコへ旅行に出る。旅行を終えて帰宅するとそこに刑事コロンボがいた。
犯人の声の吹き替えをやっているのが若山弦蔵。私はラジオで彼の声を聞いたことがあるのですが、実にいい声でした。
というわけで私は字幕で本作を視聴した後、吹き替えでもう一度観ました。やっぱりいい声してるなあ。
ところで、冒頭のオープニングではロールシャッハテストのような模様が出てきます。ロールシャッハテストは精神科医が患者の心理状態を調べるのに用いるもので、これは犯人が精神科医であることと、作中でその精神科医がコロンボの精神分析をするシーンが出てくることと大いに関係があるものと思われます。
ちなみに、刑事コロンボの特徴の一つとしてモジャモジャの頭が印象的ですが、こちらのパイロット版では髪形が整っています。この時点では頭部までは固まっていなかったようです。でも、フレミングのコロンボに対する精神分析を聞くと、中身のキャラクターは既に固まっていたようです。
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