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海軍横須賀刑務所(1973年、日本)

監督:山下耕作
出演:勝新太郎、菅原文太、松方弘樹、長谷川明男
備考:任侠映画、刑務所モノ

あらすじ…やくざ者の志村は徴兵されて海軍に入営するが、そこでの壮絶ないじめにより友人が自殺、ついにはブチ切れて古参兵をボコボコにし上官を斬る。そして海軍横須賀刑務所へ入れられる。

 主人公が新兵という割にはやけに老けているなと思って調べてみたら、勝新太郎はこの時40代。40代で新兵って…。尚、他の新兵たちも彼に負けず劣らず年食ってます。
 せめて「陸軍中野学校」の生徒くらいの若さが欲しかった。

 とはいえ、そこは前フリみたいなもので、本番は彼が大暴れする中盤以降から。特に刑務所に入ってからは凄く、例えばあっという間に囚人たちのヒエラルキーのトップクラスにのぼりつめています。本当に新兵か?

 最後に、結末について。
 ネタバレ防止のために詳細は伏せますが、「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わり方をします。でも、その後の歴史的経緯を考えると、主人公らが辿る運命は過酷なものであって、ハッピーエンドではないと思わざるをえません。

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