ハロウィン(2007年、アメリカ)
監督:ロブ・ゾンビ
出演:マルコム・マクダウェル、スカウト・テイラー=コンプトン、タイラー・メイン、ダエグ・フェアーク
原題:Halloween
備考:スプラッターホラー
あらすじ…ハロウィンの夜、マイケル・マイヤーズ少年は母親の恋人、姉、姉の恋人を殺し、精神病院に収監される。そして17年後、マイケルは妹に会うべく精神病院を脱走する。そしてハロウィンの夜、再び惨劇が…。
YouTubeでファンフィルムを渉猟していると、マイケル・マイヤーズに行き当たることが何度かあり、それなら私も一本くらいは観ておこうと思い立ち、近所のレンタルビデオ店で「適当に」これを借りてきました。
尚、今回取り上げる作品は、ジョン・カーペンター監督作「ハロウィン」をロブ・ゾンビ監督がリメイクしたものですが、カーペンター版は未見です。
さて、それでは映画の中身について述べたいと思います。
映画の中でマイケル・マイヤーズはブギーマンと呼ばれることになるのですが、映画内の説明によるとブギーマンは、ハロウィンを信じない子供を襲う存在とのこと。で、その予備知識を持った子供がマイケルを見て「ブギーマンだ!」と認識しそれが定着した次第。
ただ、ブギーマンについて少々調べてみると、妖精の一種で、マイケル・マイヤーズのような殺人鬼ではないようです。ハロウィン云々の伝承はこの映画シリーズ独自のものか、あるいはどこかのローカルな伝承なのかもしれません。
それにしてもこのブギーマン、銃弾を何発も撃ち込まれても平然としていやがる。もう人間を捨てているなと思わざるをえない。
ところで、日本では数年前からハロウィンが仮想イベントとして周知されるようになりましたけど、ブギーマンの方はまだ入ってきていない(一般的な知名度が低い)。ですので、この映画が日本に入ってくるとなると、ハロウィンはともかくとして、ブギーマンが「文化の壁」となってしまうんじゃないでしょうか。
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