謡曲「鞍馬天狗」
あらすじ…鞍馬山の西谷で花見の宴が開かれる。とそこへ無作法な山伏がやってくる。僧たちは興ざめして引き上げるが、そこには一人の稚児が残っていた。その稚児の名は沙那王といい、後の源義経だった!
鞍馬天狗といってもアラカンの鞍馬天狗じゃありません。アラカンの方は幕末ですが、こちらの作品は平安時代末期を舞台としています。
ちなみに、山伏の正体は…ネタバレ防止のために伏せておきましょうか。とはいえ、タイトルを見ればわかってしまうかもしれないし、源義経伝説をある程度は知っていればタイトルを見なくても予想が着くかもしれません。
【参考文献】
校注者・西野春雄『謡曲百番 新日本古典文学大系57』岩波書店
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