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謡曲「景清」

あらすじ…平家の侍大将だった悪七兵衛景清。彼の娘・人丸は、父を尋ねてはるばる日向の宮崎までやってくる。景清はかの地に流され、今や盲目の平家語りとなっていた。

 幸若舞の「景清」では超人的な強さを誇っていた景清ですが、こちらではそれとは対照的に「盲目なる乞食」(P535)、「片輪なる身」(P536)となっています。
 幸若舞にせよ謡曲にせよ、どちらも極端な気がしないでもないのですが、少なくともこちらの方では、平家方の流人の中には彼のように落魄した人物が実際にいて、そういった人を景清に仮託しているのだと想像できます。

【参考文献】
校注者・西野春雄『謡曲百番 新日本古典文学大系57』岩波書店

【関連記事】
舞の本「景清」

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