謡曲「小袖曾我」
あらすじ…親の仇討ちを目前に控えた曾我兄弟が母親に会いに行く。
曾我兄弟の話はあまりに有名なのでここでは解説しない。又、本作は曾我兄弟のほんの一部を切り取っているだけなので、本作だけで事足れりとするわけにはいきません。
ところで、登場人物の中に「春日の局」(P77)というのがあってビックリ。よくよく読んでみたら曾我兄弟の乳母とのことで、徳川家光の乳母とは全くの別人です。
【参考文献】
校注者・西野春雄『謡曲百番 新日本古典文学大系57』岩波書店
【関連記事】
・曽我兄弟の墓(元箱根)
・平成28年 尻労青年団『曽我の討入り』
江戸歌舞伎「傾城阿佐間曾我(けいせいあさまそが)」
曾我神社造營之碑(箱根神社)
近松門左衛門『世継曾我』
« 13日の金曜日:新しい目覚め(2013年、フランス) | トップページ | 13日の金曜日:嵐(2009年、アメリカ) »
「書評(小説)」カテゴリの記事
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(6)ボズワースの戦い(2024.06.06)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(5)第二の求婚(2024.06.05)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(4)処刑と暗殺(2024.06.04)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(3)アン・ネヴィルへの求婚(2024.06.03)
- 福田恒存訳『リチャード三世』新潮社(2)クラレンス公ジョージ(2024.06.02)
« 13日の金曜日:新しい目覚め(2013年、フランス) | トップページ | 13日の金曜日:嵐(2009年、アメリカ) »
コメント