謡曲「小袖曾我」
あらすじ…親の仇討ちを目前に控えた曾我兄弟が母親に会いに行く。
曾我兄弟の話はあまりに有名なのでここでは解説しない。又、本作は曾我兄弟のほんの一部を切り取っているだけなので、本作だけで事足れりとするわけにはいきません。
ところで、登場人物の中に「春日の局」(P77)というのがあってビックリ。よくよく読んでみたら曾我兄弟の乳母とのことで、徳川家光の乳母とは全くの別人です。
【参考文献】
校注者・西野春雄『謡曲百番 新日本古典文学大系57』岩波書店
【関連記事】
・曽我兄弟の墓(元箱根)
・平成28年 尻労青年団『曽我の討入り』
江戸歌舞伎「傾城阿佐間曾我(けいせいあさまそが)」
曾我神社造營之碑(箱根神社)
近松門左衛門『世継曾我』
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