謡曲「鸚鵡小町」
あらすじ…陽成院は百歳の老婆となった小野小町に歌を送る。小野小町は勅使・新大納言行家に、陽成院の歌の一字を変えただけの鸚鵡返しの返歌を詠む。
陽成院と小野小町。この二人は百人一首に登場したことを思い出し、自宅の百人一首を取り出してみました。
つまり、二人とも歌人というわけですな。ちなみに、後半で言及される(在原)業平も歌人として名高く、百人一首に入っています。
ところで、なぜ小野小町は鸚鵡返しをしたのか? それは本作のキモの一つなので詳細は伏せますが、鳥も歌を歌うんだっけと改めて思い出させてくれました。
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